星が好きな人のための新着情報

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2006年11月02日(木) [過去の同じ日]

岡山県の多胡昭彦さんがカシオペア座に明るい変光星を発見

  • CBET 711
  • CBET 712

位置:R.A. = 0h09m22s.04 Decl. = +54d39'43".8(CBET 712による)

「あかり」まもなく第一回目の全天観測を完了の見込み

大マゼラン雲を赤外線で高分解能で観測。

アストロ・トピックス:スワン彗星の増光

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2006年11月04日(土) [過去の同じ日]

【画像】多胡昭彦さん発見の変光星

板垣公一さん撮影

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2006-11-01 22:59
60秒露出
60cm f5.7
9.5 等
縦線の星が多胡さんの星。増光前は横線の星と同じ明るさ

メガスターIIが「新日本様式」100選に選ばれた

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2006年11月05日(日) [過去の同じ日]

今年最高条件の、小惑星による恒星食

11月8日明け方。

これが生涯最後かもしれない(個人差あり)水星太陽面通過

11月9日早朝。 その次に日本から観測可能なのは2032年となります。

[HST][チャンドラ] 銀河団MS0735.6+7421

HSTは2006年2月に撮影、チャンドラは2003年11月、米国立電波天文台のVery Large Arrayは2004年10月に撮影。この中心銀河の超巨大ブラックホールで、2005年1月に、宇宙で最大のアウトバーストが発生したことが報告されています。

[APoD] パラナルに沈む月

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2006年11月07日(火) [過去の同じ日]

水星太陽面通過

11月9日の朝。国立天文台は乗鞍コロナ観測所からの中継を予定。静止画ですが第4接触直後にコロナの前を横切る姿が捉えられそうとのこと。

ハッブル宇宙望遠鏡の改修決定

しし座流星群は11月18日、19日極大

月が細いので条件はいいはずですが、極大時刻は日本は昼間です。
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2006年11月08日(水) [過去の同じ日]

すばる望遠鏡、使用再開

一般見学の再開はもう少し先。

球状星団内にもちりの雲が存在

スピッツアー望遠鏡がM15を観測。
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2006年11月09日(木) [過去の同じ日]

多胡さん発見の新変光星はマイクロレンジング現象?

日本変光星研究会のM様より。マイクロレンジング現象ではないかとの提案がなされています。100年に一度のめずらしい現象とのこと。

すばる望遠鏡、山頂一般見学も再開

11月9日、H-IIAロケット11号機の極低温試験

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2006年11月11日(土) [過去の同じ日]

板垣さんによる超新星2006my発見、続報

山形県の板垣公一さんは、11月8日と9日の観測から、かみのけ座のNGC4651に、15.3等の超新星を発見されました。
発見画像
[JPEG]
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2006-11-09 04:50:06JST
20秒露出
60cm f5.7
15.3等
出現位置:
R.A. = 12h43m40s.74,
Decl.=+16o23'14".1

DSPACE 惑星定義決定のSpecial Contentsに土井隆雄さんが寄稿

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2006年11月12日(日) [過去の同じ日]

小惑星カリオペと衛星ライナスによる恒星食の観測に成功

掩蔽以外の方法で見つかっていた小惑星の衛星による掩蔽の観測成功は世界的にも史上初とのこと。

土星に「目」を持つ渦巻き雲を発見

カッシーニの観測。地球以外では初めて。

連星系・変光星・低温度星研究会

第17回 西はりま天文台シンポジウム。12月2日〜4日、西はりま天文台

各館のクリスマスイベント

ちょっとアストロアーツ(というか星ナビ)を頼ってしまいますが。

(再掲載)関西文化の日

11月18日〜19日。関西の文化施設の入場無料など。プラネタリウムなどでも参加施設があります。

(再掲載)「第10回JAXAタウンミーティング」 in 四日市 -日本の宇宙開発を語ろう!-

11月25日、四日市市立博物館5階プラネタリウム。
登壇者:樋口清司(JAXA理事)、川口淳一郎(JAXA宇宙科学研究本部教授) こちらでは「やらせ」はないですよね。

宇宙学校・あきた

11月25日、由利本荘市岩城会館

ぐんま天文台、職員(観測普及研究員)を募集

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2006年11月14日(火) [過去の同じ日]

小惑星カリオペとその衛星リヌスによる恒星食:続報

国際宇宙ステーションからのハイビジョン生中継

NHK総合:11月15日23:50〜24:40、BSハイビジョン:11月15日23:59〜24:40。
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2006年11月15日(水) [過去の同じ日]

多胡さん発見の天体

マイクロレンジング現象の可能性があると先日紹介しましたが、ますます議論が熱くなっているようです。そのうち何か情報が出てくるかも?

スワン彗星、分裂を確認

これが急増光の原因だったようです。
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2006年11月16日(木) [過去の同じ日]

多胡さん発見の天体はマイクロ重力レンズ現象?

爆発などの現象が見られず、光度曲線はマイクロレンズ現象が予言するものに良く一致する、とのことです。同天体付近を撮影した写真や画像の提供が呼びかけられています。

肉眼黒点が出現

水星太陽面通過のとき、反対側の端にあった黒点が正面にまわって来ています。

日本惑星協会ホット・トピックス

土星に台風のような目をもつ巨大な渦巻き雲 / 現在のタイタンの大気はおそらく初期地球の大気と同じ / NASAの科学探査に新たな動き

NASA、科学探査に新たな動き

新探査計画3つと既存3計画の延長について検討。

日本橋でメガスターIIの大型イベント

特設ドームで葛飾北斎」をテーマに上演。で12月15日〜2007年6月30日。日本橋HD DVDプラネタリウム。

アストロアーツ情報トピックスから

アレシボ天文台、VLBAが閉鎖?(11/12) / マーズ・グローバル・サーベイヤーに問題発生(11/11) マーズ・グローバル・サーベイヤーももう長いですね。
アレシボ天文台の閉鎖が取りざたされているのは少々ショックです。

しし座流星群

極大は19日13時45分ごろ(日本時間)、Armagh天文台の予想ではZHR100〜150程度。もちろん日本はお昼間です。
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2006年11月17日(金) [過去の同じ日]

東大阪の衛星初公開

開発中のSOHLA-1、SOHLA-2のうちSOHLA-1が公開されました。また、JAXAのH-IIA搭載小型ロケットの公募に応じ、書類選考を通過したとのこと。 asahi.comは「まいど1号」と呼んでいますが、実際にはSOHLA-1、SOHLA-2のうち先に打ち上げられた方が「まいど1号」と命名されるとのこと。

【APoD】太陽とその子供達

SOHOのC3コロナグラフで11月11日撮影。水金火木の4星が写っています。

チャンドラによるカシオペアAの観測

相対性理論のピンボール遊戯機。。。

「ひので」コラム、日本初の人工衛星の汚染予測解析

第7回 宇宙科学シンポジウム

12月21日〜22日、宇宙科学研究本部(相模原市)。
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2006年11月18日(土) [過去の同じ日]

続:多胡天体(GSC 3656-1328)はマイクロ重力レンズ現象?

星図を用意してみました。この付近を撮られた方は是非協力を。詳しくはVSOLJニュース(162)を参照。
[PNG]星図
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赤経: 0時09分22.04秒
赤緯: +54度39分43.8秒 (2000年分点)

「ダークエネルギー」は90億年前には存在していた

HSTで35億年〜100億年前の超新星爆発を観測した結果から。
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2006年11月20日(月) [過去の同じ日]

MGS捜索にMROを投入

Space.com、asahi.comによる。消息を絶ったマーズ・グローバル・サーベイヤー(MGS)の捜索に、マーズ・リコナイサンス・オービター(MRO)を使用するとのこと。

アキバで4D2U

秋葉原で開催される現代アートの企画展「ときめきencounter」に4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U)が出展。11月21日〜23日。

市民フォーラム「これからのプラネタリウム」

12月5日、名古屋市科学館プラネタリウム。要申し込み。
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2006年11月21日(火) [過去の同じ日]

ホームスターの低価格版「ホームスターPURE」、3月発売予定

日周運動の電動回転と流星機能を省いたとのこと。本体価格9,500円(税別) ハイエンド版の「ホームスターPRO」は12月7日発売予定。

多胡天体の「重力マイクロレンズ現象」って何?という人に。

あんまりまとまった情報はないのですが。 いってみれば、重力虫めがね、かな。

【書籍】「137億光年のヒトミ ー地球外知的生命の謎を追うー」(鳴沢真也)

鳴沢さんは西はりま天文台の主任研究員です。

宇宙連詩

第8詩まで寄稿されています。
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2006年11月22日(水) [過去の同じ日]

すばる望遠鏡、新しい補償光学系の試験観測に成功

188素子補償光学系とレーザーガイド星生成システム。解像度がこれまでの平均0.6秒角から0.063秒角に改善(すばる望遠鏡の理論解像度は0.06秒角)。

サイエンスコミュニケーションのイベント「サイエンスアゴラ」

サイエンスコミュニケーションとは「科学のおもしろさや、科学技術をめぐる課題について、多くの人々に伝え、共に考え、人々の意識を高めるような活動の全て」のこと。25日〜27日、東京・お台場。

韓国の宇宙飛行士選抜、第3次選抜終わる

10名まで絞りこみ。年内には最終候補2人を確定の予定。

大平貴之さん、「オープンフォーラム南極」に参加

第一部(1月28日)にパネリストとして参加、日本科学未来館。 1月上旬〜2月上旬にはメガスターII cosmosによる特別上映も予定。
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2006年11月23日(木) [過去の同じ日]

通信途絶のマーズ・グローバル・サーベイヤー、このまま任務終了の見通し

1996年11月7日の打ち上げ以来10年、この間24万枚以上の画像を撮影しました。

日本惑星協会ホット・トピックス

音信が途絶えたNASAの火星探査機 / レーダーで測定した衛星タイタンの地表 / 迫力満点の光景

すばる望遠鏡の新補償光学系について

真の意義は、今までは全天の1%程度の領域に対してしか使えなかったその性能を、いつでも発揮できるようになること。
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2006年11月24日(金) [過去の同じ日]

宇宙でゴルフ。

国際宇宙ステーションで船外活動中に実行。 ボールは2〜3日で大気圏に突入の見込み。

「本日のひので」改め「今週のひので」に

JAXAにおける宇宙教育活動について

宇宙開発委員会への報告から。
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2006年11月25日(土) [過去の同じ日]

スペースシャトル・ディスカバリー(STS-116)

日本時間12月8日11時38分打ち上げ予定。

月の石の謎の一つをジェネシスミッションが解決

ジェネシスが持ち替えった太陽風サンプルにより、アポロが持ち替えった月の石の謎の一つが解明された。
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2006年11月26日(日) [過去の同じ日]

板垣さん、超新星とM31新星を発見(11:00追加)

山形県の板垣公一さんは11月24日(世界時;日本時間25日5:34)の観測から、「おとめ座」のM61に14.9等の超新星を発見しました。(SN 2006ov)
さらに翌夜(日本時間25日20:13)にはM31に新星を発見しました。
SN 2006ov発見画像
[JPEG]
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撮影時刻:2006 11 24.85696UT
位置:R.A. = 12h21m55s.30, Decl. = +4o29'16".7
光度:14.9等
[星図]SN 2006ovの位置
[PNG]星図
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M31の新星発見画像
[JPEG]
クリックで拡大

撮影時刻:2006 11 25.46770UT
光度:17.5等

スピリットは古墳を目指す?

もうかなり長く活動しているマーズローバーの旅程を、地球(というか名古屋)の地図に重ねてみた人がいます。

オポチュニティ、淡路島上陸

同じ事を明石でやった人がいます。

Web上で利用できる月齢・月相表示Flash

利用には登録がいるようですが、なかなかきれい。

2007年版理科年表では、冥王星は惑星のまま

asahi.com。「いきなり外すと読者を混乱させる」との配慮から。 もっとも、記事では、時間がなかったのが最大の理由、とあります。

【APoD】水星太陽面通過の3D画像

背景の太陽面は「ひので」が撮影。
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2006年11月28日(火) [過去の同じ日]

「ひので」搭載可視光・磁場望遠鏡の初期成果

小型ドーム向けメガスター「メガスターゼロ」完成

直径4〜8メートルの小型ドーム向けで、恒星数240万個。販売を予定しているとのこと(受注はまだ受け付けていない)。

メガスターマガジン「メガマガ」の購読者が5000人突破

日本科学未来館、メガスター予約特典付き入館券を11月30日より発売(期間限定)

同館のMEGASTAR-II cosmos「暗やみの色」の毎土曜日17:00からの特別上映の予約特典付。期間等詳細はリンク先を参照。

2009年日食に備える十島村

asahi.comの特集記事

NGC1316で2個の超新星が輝く

今年6月(SN 2006dd)と11月(SN 2006mr)に発見された超新星が並んで輝いているのを、ガンマ線バースト観測衛星「スウィフト」が観測。 sorae.jpの記事ではスウィフトが超新星を発見したように誤解されるかも知れません。(修正されました) どちらも南アフリカのL. A. G. Monardさんの発見です(SN2006ddは、発見直後の観測にスウィフトも貢献しています)。

(23:35追記)さっそく板垣様から超新星2006mrの画像をいただきました。11月25日の撮影。まだ明るく写っています。
超新星2006mr
(クリックで拡大)
超新星2006mr
中心核のすぐ左に写っています。元画像や比較画像と比べてみてください。
元画像
(クリックで拡大)
同、元の画像。この画像のコントラストを変えると超新星が現れたとの事。
NGC 1316
(クリックで拡大)
比較画像。

【書籍】はやぶさ-不死身の探査機と宇宙研の物語

吉田 武 著、幻冬社、861円。
  • 4344980158

【訃報】「ひので」プロジェクトマネージャの小杉健郎先生、逝去

脳梗塞のため。57歳。
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2006年11月29日(水) [過去の同じ日]

地球近傍小惑星の連星を電波観測

アレシボ天文台の電波望遠鏡とNASAのゴールドストーンDSN局を使って小惑星66391番(1999KW4)をレーダー観測。

「きぼう」報道公開

国際宇宙ステーション日本実験棟。ロボットアーム、船内保管室などを公開。

改めて、小杉先生の訃報

宇宙科学研究本部Webサイトに。

「宇宙学校・あきた」レポート

アストロ・トピックス:板垣さんの超新星2006ov発見

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2006年11月30日(木) [過去の同じ日]

ニュー・ホライゾンズ、初めて冥王星を撮影

望遠カメラ「LORRI」のテストの一環として撮影。

マーズ・グローバル・サーベイヤー最新画像

オリンポス山の南の裾野の塵で覆われた溶岩流、のようです。今年10月12日撮影。 この画像が最後となってしまうのでしょうか。

IntegralがX線連星のアウトバーストを観測

片方がブラックホールになっている連星で起きた可能性。 「ガンマ線バースト」としていました。指摘により修正しました。

第13回アジア太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF-13)」の開催について

日本惑星協会ホット・トピックス

太陽黒点周囲のダイナミックな噴出現象 / マーズ・グローバル・サーベイヤーは絶望的? / ゴーストのようなBリングのスポーク

YMコラム。小杉先生の追悼とセレーネキャンペーン

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脳内BGM

『情熱大陸』 (葉加瀬太郎)

バックナンバー

協力した天文キャンペーン

※いずれのキャンペーンもすでに終了しています。
■火星観測週間/マーズウィーク(2003年火星大接近 サイトはすでに閉鎖)