2004年09月03日(金)
_ 謎の円盤。。。
テレビ回転台です。架台の水平回転は、単に中心にボルトを通して締め付け、家具スベリで摩擦を調整する、という方針だったのですが、ちょうど百均に行った時に見つけたので、試しに買ってきました。百均といいつつ210円ですが。
よく知られているように、そのままでは回転が軽すぎます。適度に摩擦を与えなければなりません。中に挟み込まれているベアリングをはずす、という技もあるのですが、やってみると頼りないようです。そこで、回転台を張り付ける板面に、回転台を囲むように家具スベリをつけて、適度に摩擦がかかるようにしようかと考えています。
_ 出費
また改めて計算しないといけません。ネジとかジョイントとか、細々としたものが、数百円単位でかなり出ています。
2004年09月05日(日)
_ 今日はせっせと残りのパイプを切っていました。切ったら組み合わせてみて、寸法や歪みを確認。ジョイントもほぼそろったし、まだバラバラだから「ほら、こんな感じ」と見せるわけにいかないけど、だんだん形になりつつあります。
_ 先日、別のホームセンターに行ったら、大きなパッチン錠を発見しました。高かったけど2個買ってきました。これでトップリングと鏡筒本体をつなぎます。ちょうどパッチン錠を留められる程度の幅の板を探してこなきゃ。接眼部も、木の板で真ん中に6センチの穴をあけて、そこに取り付けます。接眼部と反対側の面もふさがないといけないかな。そっちは強度はいらないので、それこそ布を張るぐらいでもいいかな。あんまり頭が重くなるといやなので。
2004年09月07日(火)
_ 回転台
Webで調べてみると、この種の回転台で、ボルトを貫通させて、という工作例はないようです。ただ単に上に載せるだけ、が多い。。。。実はテレビ台の例はあまり見つけられなかったのですが(^^) 他は中華テーブルの回転部とか。。。
私が気にしているのは、むしろ、この回転台の精度とか強度の方です。実はもっと高いけど、こちらのローリングテーブルと同等のものを発見しています。
一番いいのは笠井の回転ベースかもしれませんけど(^^)
2004年09月08日(水)
_ トップリング(2)
スパイダーは細いボルトで枠に取り付けています。外側につけたナットを締めて引っ張っています。これで、わりとしっかり固定されました。ボルトは、この半分の長さでもよかったかもしれない。
斜鏡がつく部分が枠内の中心に来るように、スパイダーを引っ張っている四本のボルトの長さを調整しました。写真のように、四隅からタコ糸を張って中心を決めています。
これでなんとなく望遠鏡の一部分っぽく見えてきた。。。かなぁ(^^;
2004年09月09日(木)
_ イレクターというやつは。。。
ジョイントがいっぱいいります。こんなにいるとは思わなかった。
整理してみると、まだ不足分があるので明日帰りに買い出します。いちいち不足しているのは、部分部分のつなぎ方をずっと考えながらやってるからなんですが。ホームセンターの人に覚えられてるんじゃないかな。閉店間際に現れて、イレクターのジョイントばかり買っていく変な人って(^^)。
2004年09月11日(土)
_ 昨日は帰りが遅かったので
買い出しはできませんでした。
_ 望遠鏡作ってると知った人の反応
一応、よく星を見てる人たち、二カ所での反応ですが、まず値段の話、で、別に安くつくわけではないので「まあ、自作の楽しみだよね」と、何も言わないのに勝手にまとめられてしまいます。くだらん。以前、「世の中には『公式見解』が満ちている」と、何かで読んだのだけど、こういうのも「公式見解」というやつでしょうね。
前にも書いたけど、近いクラスのドブソニアンで安いといえばGINJI-300Dがありますが、私の部品は、主鏡・斜鏡のセットと接眼部だけでGINJIの価格と同じだけかかっています。このあたりはもっと安くていいのを探せばすむのでしょう。
そうそう、GINJIはいい望遠鏡ですね。Ninjaは一時すごい人気があったけれども、どうせ笠井から買うつもりなら、GINJIの方がおすすめかもしれません。
_ 回転台(2)
続き。
回転台のサイズはかなり大きい(直径33センチ強・・・主鏡より大きい)ので、安定性は問題なさそうに思いますが、上に載せるだけにすると、ぐるぐる回しているうちに横滑りしそうです。
最初に書いたように、適度に摩擦を与えるために、回転台を囲むように家具スベリをつける予定ですが、この家具スベリを、同時に横滑りを防ぐストッパーとして使うことを考えています。小さく切った板を、上に載る方の板に、ちょうど回転台がぴったりはまりこむような位置に貼り付け、その上に家具スベリを貼ります。
という予定なんだけど、うまくいくかどうかはまたこれから。回転台は薄いので、「ストッパー」も薄くならざるを得ません。すると回したときにはずれやすくないかと。上に載るものの重量がそれなりにあって、回転にブレが少なければ問題はないでしょうけど。試してみて無理があったら別の方法に変えるだけです。
_ これは明らかに失敗。。。。
ジョイントをパイプに接着するのに、歪まないように、もう一方の接合部に別のパイプを仮にはめ込んでおいたのですが、いつの間にか、そのパイプにも接着剤がついてしまいました。見事にくっついてしまってはずれません。この部分、予備はないので買い直さなきゃ。もったいない。
しかし、この接着剤、かなり強力です。パイプにはめてから隙間に流し込むので接着力に不安があったのですが、全然問題なし。もっと少量でいいようだ。
2004年09月12日(日)
_ 耳軸
これって一番最初に買ったんですよね。直径28センチ、厚さ12ミリのベニヤ製です。東急ハンズで売ってました。これは裏面です。黒い点が、中心の他に3個ずつ2列に並んでますが、これは取り付けのためのネジの位置です。描いてある線が微妙に歪んでますが、試行錯誤の後と言うことで。。。。(^^)
縁はペーパーで磨いてあります。
_ 円の中心の求め方
こんなタイトルにすると、算数か数学の宿題を検索したら引っかかりそうだ(^^;
いずれ主鏡にセンターマークをつける必要があると思っているのですが、円の中心を求める方法を耳軸で試してみました。
まず耳軸と同じ直径の型紙を用意しました。単に耳軸に紙をあてがって、鉛筆で型を取っただけです。
次にそれを丁寧に四つ折りにすると、中心が求められました。
あとはこの紙をあてがって印を付ければ完了です。
2004年09月20日(月) これからがほんとにたいへんかもしれない
_ 現在の進捗
こんな感じ。
まだバランスを確認してないので、この位置と決めたわけではありません。もう少し上にいきそうな気もする。
耳軸を裏から見たところ。最初は円板に直接パイプを貼り付ける予定でしたが”かさ上げ”しました。
上から見た耳軸。円板を二枚貼り合わせて、さらに裏に四角く切った板を貼っています。
しかし、写真で見ると、微妙に傾いているなぁ、鏡筒。
2004年09月23日(木)
_ トラックバックテスト
tb.rbを億のを忘れていたようだ;;
☆ TrackBack [http://news.local-group.jp/editor/?date=20040923 この街の空にも星は..]
2004年09月25日(土)
_ トップリングが...
微妙に幅が広いんではないかという疑惑が。
横から見ると、なんとなく上の方が末広がりなんですよね。。。
主鏡部と支柱の取り付けも、一度ジョイントを一つ取り替えたせいか、なんとなく支柱の間隔が合っていないようです。無理矢理つっこんでいますが、かなり力が必要です。もともと、たとえば船外機の保管台とか、重量物が載ったり耐久性を要求されるものを作るのに使われているような部材なので、意外にしっかりしていて、ちょっと寸法が合わないと、歪む以前に組み立てができません。全体に寸法に遊びがなさすぎたなというのが反省点です。
_ トップリングが...(2)
トップリングの正方形の辺の長さをそれぞれ測ってみたら、一辺だけ、他の辺より1センチ長かった(+_+) なんでだ。
_ 主鏡にセンターマークを
つけました。どきどきしながら。
型紙は四つ折りにし、折ってできた扇型のカナメの部分をはさみで小さく切り落とす。
そしてそれを主鏡の上に置いて、型紙の中心の穴から、マジックで印を付ける。
_ 主鏡を載せる
またはずすけど、バックヤードプロダクツのページを参考にしながら、またまた主鏡を載せてみました。この間は何もつけずに「ただ置いてみただけ」だったんですが、今回は、主鏡の置き位置を決め、主鏡受け具もつけてしまいます。
主鏡セルのバックプレートと、主鏡受け具との間の間隔はだいたい5ミリということなので、そのように調整。
主鏡押さえ金具をセルに取り付け、その間にはめ込むように主鏡を載せました。
主鏡セルを支持する木枠の穴は直径370ミリなので、穴の縁と主鏡との間隔が25ミリになるように、主鏡と押さえ金具の位置を調整、これで主鏡中心と鏡筒の中心がだいたい合うはずです。
主鏡を圧迫しないよう、押さえ金具と主鏡との間には微妙に間隔をあけないといけません。バックヤードプロダクツでは間に紙を挟んで固定すると良いようなので、紙を挟んで固定です(写真中、1番の矢印)。
ところが、押さえ金具の爪の部分を取り付けようとして手が止まりました。この爪の固定用のネジ(写真中、2番の矢印)、長くない?? しっかり締めないと固定できないようなのですが、ネジの先端が内側へ飛び出して主鏡に当たる、いかんやん。
そこで、ワッシャーを2枚、余分につけてみたら、ちょうどいい長さになりました。
_ 支柱を固定
主鏡部からトップリングまで延びる支柱の長さを、ようやく最終決定しました。
主鏡部の板の上面から主鏡が突き出している量をはかったら19ミリでした。主鏡−斜鏡間距離は1120ミリ欲しいので、主鏡部上面−斜鏡中心は、1120+19=1139ミリあればいいことになります。
ここで主鏡の突き出し量は、厳密には主鏡縁の高さです。主鏡は凹面なので、本当は凹面の中心の高さを求めないといけないのでしょう。この分の誤差はトップリング側で調整できるかな。
組み立てた状態の主鏡部上面−斜鏡中心を実測すると、1210ミリありました。ということで、現在は、1210-1139=71ミリ余分に長いことになります。
そこで、支柱をそれぞれ71ミリずつ切りつめました。これで支柱長が確定したので、主鏡部側のジョイントに接着しました。
鏡筒の制作はいよいよ最終段階です。
2004年09月26日(日)
_ パッチン錠って難しい
私の顔を見ると、この望遠鏡についていろいろ助言したがる人がいるんですが、どうも私が何を作っているのかよくわかってないようで、「運ぶときはパイプをばらすのか」などと聞いてこられたりします。そもそもの初めから、二分割するのしないのと、ここでもどこでも、ことあるごとに言ってるんですが。助言して下さるのはほんとありがたいんだけど、あまり参考にならないのでちょっと困っています。
ということで、二分割の最重要機構(?)、パッチン錠を取り付けました。
要はトップリングがしっかり固定されればいいんだと思ったので、板の切り方など少々雑になってしまいました。今どき手でひくノコギリ使いましたからね。世間じゃジグソーだの丸鋸だのが当たり前だろうに。
問題は、下側の板が、錠を留めると少し反ってしまうことです。ちょうど上下のパイプのつなぎ目がある関係で、パイプへの取り付けが、板の一番下でしかできなかったのです。固定はしっかりとできているから問題ないかも知れないけど、ちょっとなんとかしたいな。
_ トップリング大手術
今になって判明したトップリングの歪み問題を解決するために、バラバラに切断しました。リングを構成するパイプを少しずつ切りつめ、中継ぎのジョイントを入れてサイズを調整します。ちょっと根気がいりそうです。
つぎはぎだらけになるけど、見た目にはそんなに悪くなってないかも。
☆ 藤尾 [このテレビ回転台は使わないほうが賢明と思います。・ 架台と望遠鏡を固定するため回転台中心にボルトを貫通させると鋼鉄製..]
☆ (ふ) [それは単に締めすぎなのではないでしょうか。]