編集後記


2002年10月08日(火)

森本おぢさん

えー、おぢさん*1病気だったんですか? 眼底出血とは。

でも、なんだか面白がっているというか興味津々というご様子。研究者とはこういうものか?

*1 日本を代表する電波天文学者の一人に「おぢさん」などとは失礼かも。いや本人は喜ばれるかな。

大病

まあ、そりゃ、めったやたらとあってもらったら困りますわな。

そういえば私は一度しか入院したことがない。そんなに健康優良児なわけはないのだけれども、子供の頃に小児喘息をかるくやったぐらいで、これまで大病とは縁がなかった*1

そうはいっても、百武さんも突然だったし、私の親戚には糖尿の人もいるし、うちの一族は痛風の気があるそうで、実は私も尿酸値高いし、せいぜいご自愛しませう。

*1 持病の副鼻腔炎は大病のうちには入れてもらえんでしょう。

吉井さんとこのアクセス数増加

ちょっと時期が経ってしまってあれなんだけど、人気日記同士の相乗効果ですね、うらやましい、って、ここは別にアクセス数など気にしてないのだけれども:)

ところで吉井さんの日記を初めて見つけたとき、最初よしいさんかと思ってびっくりしたのでした。いつのまに東京に行ったのかと(笑)

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

荒川@Club-HUAA [私も大病の経験ありますが、腹をくくれば結構楽しめるものです。(経済面さえ何とかなれば) めったにあるこっちゃないし。]

 [小病が5つで大病というとか...(ぉ]

吉井 [アクセス数はどちらかというと低いほうが好みです。]

呼ばれたような [関西のよしいです。私も一瞬自分かと。汗出ました。 この頃ちょっと慣れました・・・・・。]

吉井 [関西のよしいさんはじめまして。自分以外に吉井という苗字のヒトに出会うのってはじめてです。なんか新鮮!]


2004年10月08日(金)

実は怪しい「ウェブサイト訪問者数」

「実は怪しい」なんて何を今さら。。。いや、今どきはテレビの視聴率調査みたいな調査をやってるんだ。そういうのもいい加減なんですか、ふうん。

記事の中程には、伝統的な、Webサーバ自身で(ログを解析したりして)計測する手法について書かれています。これこそ、何を今さら。。。。なんだけど、改めてこういう風に記事になって、はじめて認識を新たにする人もいるでしょうね。ログ解析なんかやりだすと、何かいっぱしのマーケット調査でもやった気分で、あれこれ「読み解いて」みたくなるものですが。

アマ球界困った 宮城球場「本拠地」で使用制限必至

なんだかプロ野球関係が騒がしいようですね。大事件らしいんだけど、どうでもいいです。イチローの記録達成は素直に「おめでとー」なんだけど。

でもこの記事は、ライブドアでも楽天でもいいから、なんとかしてやりなよと思った。「野球熱が高い土地だから」進出することにしたと言ってるんでしたよね。

でもねぇ、こういう問題が出てくるあたり、日本の野球なんて、所詮、プロと高校野球が突出しているだけの裾野の狭いスポーツだなと思った。なんでこんなに人気があるのか未だにわからない。


2006年10月08日(日)

月探査情報ステーション更新不能

9月から更新が停まっています。その件について掲載しました。

仔細はひかえますが*1、技術上の問題ではありません。「月探査情報ステーション」も、もともとボランティアベースでスタートしたかもしれません*2。しかし、れっきとした*.jaxa.jpのサイトが、このような告知の掲載を、自身ではなく、個人サイトごときに依頼しなければならないというのは異常です。依頼のメールからは嘆きが感じられました。

さっそく、JAXAの問い合わせメールフォームから「応援」メールを送りました。援護射撃のつもりです。批判ではなく、あくまで「更新していないようですが大丈夫ですか、楽しみにしているのでがんばってくださいね」という「応援」の形をとりました。

サーバ停止のときもそうだったけれども、とにかく「上の人」に国民の声を聞かせる必要がありそうです。一人送ったぐらいじゃ、効果はないと思うのですが*3

*1 部外者があることないこと勝手に言うわけにいかないので。

*2 今の人は信じないかもしれませんが、ネットが世間に普及し始めた当初は、みんなそんなものでした。

*3 ちゃんと集計されて、然るべく扱われるそうです。みなさん、JAXAへの要望や感想、励ましなど、どんどんメールしましょう。

この街の空にも月明かり

おとといの十五夜、昨日の十六夜、そして今夜と、月が冴え冴えと輝いています。特に今日は昨夜までと違ってよく晴れているので、月明かりもよく澄みきっています。

いつも思うけれども、月明かりって明るいんですよね。文字通り青白い光が街を包んでいます。星を見るには都合は悪いけれども、好きな光景です。


2007年10月08日(月) 飛鳥IIとぱしふぃっくびいなす

飛鳥II

飛鳥II全景 オリエンタルホテルと

神戸港中突堤にて。飛鳥IIは6日に神戸を出港して土佐まで行き、今朝帰ってきたところです。次は今日の17時に出港し、瀬戸内を博多まで向かいます。忙しい。

飛鳥IIの2 飛鳥IIの3
ずらりと並んだ客室。また、出港を控え、煙突からは煙がなびいていました。

飛鳥IIその4
よくみると舷側に人がいるのですが、どうもノートPCを持ち出しているようでした。何してるんでしょう。

ぱしふぃっくびいなす

同じ日、第四突堤には「ぱしふぃっくびいなす」が停泊していました。

ぱしふぃっくびいなすの1 ぱしふぃっくびいなすの2

飛鳥IIより一回り小さい感じです。比べてみると、

総トン数 全長x全幅 乗客数 乗員数
飛鳥II 50,142t 241m×29.6m 乗客800名 乗員440名
ぱしふぃっくびいなす 26,518t 183.4mx25.0m 乗客660名 乗員220名

たしかに飛鳥IIの方が一回り以上大きいです。

飛鳥II出港

第四突堤をうろうろしていて、時計を見ると、飛鳥IIの出港に間に合うと気が付きました。急いで中突堤へ引き返しました。

出港前の飛鳥II
出港を控えた飛鳥II。見学の人たちが大勢集まっています。

見送り
やっぱり出港の見送りはこれです。距離があるのですが、ちゃんとテープは届いています。ある人が投げるのを見ていたんですが、高い船の上からだと案外遠くまで飛ばせるようです。

前にも書いたけれども、出発のドラマチックさでは船(宇宙船を含む)にかなう乗り物はありません。

以前の日本丸と同じく後進しながら離れていきます。見た目には動画よりも動きは速いです。汽笛の音が思ったより大きくて、カメラが一瞬動揺してしまいました(^^;

こちらからは見えなかったのですが、タグボートが一隻随伴していたので、引っ張ってもらったのでしょう。充分離れたところで、その場で西へ向きを変えます。日本丸はタグボートに押してもらっていましたが、飛鳥IIはスタビライザーを使って自力で旋回しています。

飛鳥IIとコンチェルト

帰る途中、もしかしたら、航行する飛鳥IIを電車から見られたかもしれません。でも、その可能性に気がついていませんでした。おしい。


2011年10月08日(土)

渋谷

画像の説明

ハチ公前からスクランブル交差点の反対側のスターバックスへ。「ここ、『ブラタモリ』で出てこんかった?」いい田舎者であります。

後から追いかけてきた人と合流。全員揃って第一の目的地へ。

コスモプラネタリウム渋谷

関西から来ると意外に思うのですが、東京は山あり谷ありの町です。渋谷駅から最初の目的地、コスモプラネタリウム渋谷への道も、街中にしてはかなり急な坂道です。渋谷駅は渋谷川の作る谷底にあり・・・というのは先日放送された「ブラタモリ」のテーマですが、同じ場所で同じ説明をふくださんから聞きながら歩いています。

登って行くと、見えました、ドームのあるビル。コスモプラネタリウム渋谷は渋谷区文化総合センター大和田の最上階、12階にあります。

五島プラネタリウム時代のツアイス投影機を見学してエレベーターで12階へ。

1回目は「銀河鉄道の夜」2回目は前半が全天周映像「Are We Alone?」で後半はあの噂に聞く村松さんの星空解説。この両方を見る予定です。ふくださんによれば、以前に比べると受付待ちの行列はかなり余裕な感じとのこと。

ここで、次の、そして今日一番の目的地である、千葉市科学館の込み具合が気になるという話になりました。千葉市科学館はちょうどイベントを開催中で、入場料、プラネの観覧料は無料になっているとのこと。初めてのイベントで来館者数も読めない様子。渋谷で時間を取って千葉のプラネが見られないようでは困ります。そこで、渋谷の1回目の投影を見た後、2名が千葉に先行する事になりました。私も散々迷った末、結局渋谷に残ることにしました。

座席は前半分が回転座席です。かなり余裕のある配置。床面に寝転がっても邪魔じゃない感じ(寝ころがりませんけど)。

「銀河鉄道の夜」は、今まで見た中で最も綺麗で明るい映像でした。設備の違いでこんなに違うのかと思いました。

2回目、「Are We Alone?」は、寝てしまいました(汗)。そして後半の村松さんの解説。本当に楽しそうに話されます。いいなあ、プラネタリウム。やっぱり人がいろいろお話ししてくれるのが、本当のプラネタリウムだなと思いました。

こちらの解説者の方は、かつて五島プラネタリウムにおられた方々とのこと。後日、明石市立天文科学館の井上さんから、五島プラネタリウムの伝説の投影の話を聞きました。いずれもアクシデントなんですが、その時のエピソードが後々語り継がれるというところに、今にまで残る五島プラネタリウムの人気の一端を見た思いがしました。

お昼

渋谷の1回目と2回目の投影の間にお昼。近くの店は混んでいてまにあいそうにないので、コンビニで適当に買って文化総合センターの前庭で。いいお天気でよかった。

私はスープご飯を購入。一人に見せると「ええ、だいたい好みはわかってます」えへへ(^^ゞ

千葉へ

渋谷から急いで千葉へ移動。いちいち線路を覚えていない。都心はものすごく深い地下を通り、地上に出るとスカイツリーが姿を見せました。

タウンライナー(千葉モノレール)

千葉市科学館は他に福祉センターなど幾つかの施設が入った複合施設「Qiball(きぼーる)」の中にあります。千葉駅から徒歩15分、千葉都市モノレール葭川公園駅から徒歩4分の距離。先発組から「モノレールは絶対乗るべし!」という助言により、モノレールに乗りました。

千葉モノレール、愛称「タウンライナー」は、車両がぶら下がって走る懸垂式です。ホームから見ると、下に何もありません。非常に不思議な感覚です。

走っている間も、もちろん下に何も無いので地上の様子がよく見えます。飛んでいるような感覚です。慣れないと不安かも知れない。高所恐怖症の人は運転席の後ろはお勧めできません。

千葉駅から2駅目で葭川公園駅に到着。

千葉市科学館

Qiballに到着。ぱっと見科学館ぽく見えませんが、外からガラス越しに巨大なスズメバチの巣がぶら下がっているのが見えます。これがプラネタリウムのドーム。

イベント中で入場は無料。無料入館券をもらってエレベーターで科学館へ。

個々に勤め始めた友人と再会。元気にやっているようでした。

展示室は体験型が多く、いろいろ見て回っても飽きることがありません。

そしてプラネタリウム。解説は例によってこちら(笑)。シートがゆったりしていて、背もたれを倒しても邪魔になりませんし、足も伸ばせます。

見た投影は、生解説で最後まで全部星空案内という内容でした。こういう番組もいいものです。

閉館まで、展示室を見て回ったり、広いミュージアムショップをぶらぶらしたりして過ごしました。

千葉市立郷土博物館にあった投影機。お城のプラネタリウムとして有名だったとのこと。


2012年10月08日(月) 宗像~福岡~久留米(3日目、最終日)

太宰府天満宮

今日もよく晴れています。10月りゅう座流星群も気になりますがそれは帰宅してから。

西日本鉄道の福岡駅から出発。今日の最初の目的地、太宰府天満宮へ。

西鉄二日市で乗り換え。太宰府へ。

太宰府駅

まだ土産物屋も開いていない早い時間。人もまばらです。制服姿の学生さんが家族と歩いているのを見かけました。合格祈願に向かうようです。

菅原道真公は乙丑の生まれ。また自分の棺をひく牛車の牛が停まったところに埋葬して欲しいと遺言したとのこと。そんなわけで境内には牛の像などが多く奉納されています。

御本殿。道真公の墓所に建てられています。

お参りをして(正式に二礼ニ拍一礼で)、親戚の受験生のために学業成就のお守りを、このごろ病院通いが増えている母親のために健康のお守りを購入。自分のはって?ええとそれは・・・ごにょごにょ(^^;

太宰府天満宮というと学問の神様のイメージが強いですが、お守りは、学業成就だけでなく、健康祈願、交通安全、縁結びまでいろいろ揃っています。実は「はやぶさ」管制室に、ここの交通安全のお守りがあったという話があるみたいで、こころが動いたのですが、控えました(^^)

飛梅。道真公の屋敷に咲いていた梅が、公を慕って一夜で飛んできたと伝えられる神木。「はやぶさ」管制室のお守りはこれが由来?

おみくじを引いてみるとこれが大吉で・・・(^^)

こういう時、結んでいくのか持ち帰るのがいいのか迷いまして、その場で調べてみましたが、神社にもよりどちらの意見もあるようです。ではここはと思って見渡すと「天神様との縁結び、ひいたおみくじはここに結んでください」の文字が目に入ったので結んで行きました。

この頃いろいろ思うことがあったのですが、晴れた気分になりました。太宰府天満宮は「久留米への通り道だし、親戚に受験生がいるからお守りぐらい買ってやろう」ぐらいの気持ちで立ち寄ったのですが、来てよかった。

九州国立博物館

楼門の手前を右へそれると、その先に遊園地があります。

遊園地のその手間に九州国立博物館の入口があります。

長いエスカレーターを登り、

長い廊下を歩き、いや運ばれ、

すると、どーん。

でかすぎる・・・・

10月9日から「フェルメール『真珠の首飾りの少女』inベルリン国立美術館展」を開催するとのことですが、1日早い。

平常展示としては日本とアジア諸国との文化交流史をテーマにした展示を行なっています。福岡市博物館の展示と似ている気もしましたが、あちらは基本的に福岡市の歴史。こちらは日本。重なっているように見えたのは、やはり福岡が大陸との交流の窓口だった歴史からでしょう。

女子大生らしい一団に混じって入場しました。場内には制服を来た高校生の団体がそこら中に。校外学習なり修学旅行で訪れるのにいい場所のようです。

どこでもそうですが、じっくり見ていくと本当に時間がありません。次へ急ぎます。

大宰府政庁跡

古代、外交と防衛、九州の行政を司った大宰府の中心施設の遺構です。太宰府駅の手前の西鉄五条駅から直線距離で西へ1キロのところにあります。福岡県青少年科学館まで予定の時間に間に合うと判断したので、行ってみました。

大宰(おおみこともち)は地方行政上重要な地域に置かれた役職で、九州以外にもおかれていたようですが、大宝律令によって九州のみ残りました。大宰府はもとは博多付近にあったようですが、白村江の戦いで大敗してから、唐の侵攻を恐れて内陸に移転しました。甲子園の約6.4倍の規模がありますが、確認された遺構は少ないとのこと。ここまで主にWikipediaより。

ところで、注意深い人は気がついたかも知れません*1。太宰府天満宮は「太」、大宰府政庁は「大」の字です。間違いではなく、実際にそれぞれ字が異なるのです。日本語入力でもきちんと判別してくれます。素晴らしい。

行ってみますと、イベントの準備の最中でした。広い敷地に、礎石の跡が残っている様子が平城宮跡を思わせます。

片隅の展示館に立ち寄ってみました。

それほど多くの内容はなかったのですが、ガイドさんがいてあれこれ説明してくれました。面白かったのですが、よくしゃべるので立ち去る機会を失い、予定時間を大幅にオーバー(^^;

*1 あんまり注意深く読むと、私の文章は誤字脱字突っ込みどころが見えてしまって困るのですが(^^;

福岡県青少年科学館

最後の目的地は福岡県青少年科学館です。久留米市にあるので地元外の人は要注意。大宰府政庁で予想外に時間を食ったので間に合うか・・・

科学館は中央公園という公園の中にあります。またここも公共交通機関では行きにくいところです。西鉄の櫛原駅が最寄駅ですが、駅員がいるのが不思議なくらいの小さな駅。周辺の道路も狭く、到着前に電車の中から科学館の建物を確認していなければ、本当にここでいいのか不安に思ったかも知れません。

案の定、ぎりぎりのところで13時の投影に間に合いませんでした*1

仕方なく15時からの回を見ることにして、先に展示室を見て回ります。撮影していいか不明だった(聞けばよかったんですけどね)ので写真はほとんどありませんが、子供がいろいろ動かして遊んで楽しめる展示物が中心でした。節電のために空調を停めてあり、随所に大型扇風機を置いて、子供が遊び回っている間、大人はその前で涼んでいるという状態。

ジャイロコプター

リニアモーターカーの模型

一見展示物かと思った^^;、ダイソンの羽のない扇風機

中庭のオブジェ。ここは涼しかったです。この手のは見ていて飽きません。

*1 そもそも午前中に大宰府であれだけ動いて、久留米に13時というのが無謀な気もしますが。

久留米ラーメン

公園の前のラーメン屋で昼食。これ久留米ラーメンですよね。とんこつのこってりしたスープ。匂いを警戒しましたが*1、少し気になる程度。結果としておいしくいただきました。

*1 かつて家の近くの中華屋で「九州ラーメン」を注文して、そのあまりの臭さに悶絶した経験がトラウマになって、九州のラーメンには警戒心があるのです。考えてみれば昨夜は中洲の屋台で長浜ラーメン食べているのですけどね。

ケイロン

科学館に戻ると頃合いの時間です。15時からの番組は「ダーウィン ミステリー  生物進化の謎を追う」。全天周番組。

14時からの回は「名探偵コナン 星影の魔術師(マジシャン)」、もっと遅らせて16時は「宮沢賢治 銀河鉄道の夜」KAGAYAさんの番組。「ダーウィン」も前半は生の星空解説とはいえ、「コナン」か「銀河鉄道」の方がまだ天文らしかったかもしれません。しかしコナンは子供向けでなんとなく入りにくいし*1、銀河鉄道の夜は関西で何度か見ているし(DVDも持っている)、第一遅くなってしまいます。でも今思うと、人目を気にせずコナン見たほうが良かったのかも。酒本博士…(^^)*2

ともかく入ります。傾斜ドーム。上の方にあがります。

ここの特徴は、解説者席よりも高いレベルにまで座席があること。そこまであがって座りました。なんと解説者席が見降ろせます。そうなると、生解説中、解説者の操作の方が気になって気になって・・・(^^) 星座線や星座絵が投影される様子を、ドームと解説者席と交互に見比べながら確かめていました。

解説の内容は、どっちかというとカップル向けの雰囲気でした。

投影終了後、撮影して良いか尋ねてみると、撮影しやすいようにわざわざドーム内を明るくしてくれました。とても助かりました。

ということでケイロン。

全景

恒星球。現在主流の一球式。

*1 JAXAへやってきた毛利小五郎とコナンが向田千夏宇宙飛行士と酒本博士から話を聞くというあらすじに相当気持ちが動いたことは否定しません。

*2 誰がモデルか容易に想像がつきますね(^^)

帰還

お礼もそこそこに科学館をあとにし、バスでJR久留米駅へ。2日目3日目は路線バス、特に西鉄バスにずいぶんお世話になっています。そういえば福岡市の市街地ではどこでもバスが数珠つなぎになって走っていました。ICカードがPiTaPaと互換性があれば・・・

いったん博多に寄ってお土産物を買った後、新幹線で関西へ戻りました。

今回の旅ではいろんな人にお世話になりました。ありがとうございました。改めて御礼申し上げます。


2014年10月08日(水)

皆既月食

皆既月食。今年最大の天文現象。私は明石公園で天文科学館が開催した観望会にお客さんとして参加してきました。

会社を出た時点で、東に昇ったばかりの満月。次第に欠けていくのを電車の窓から見ながら会場へ急行。

明石公園は大勢の人でした。みんな東の空を向いています。もちろん知っている人も大勢。

とてもいいお天気で、欠け始めから欠け終わりまで全過程がきれいに見えました。

大勢の人でしたが、皆既食に入ると、なぜか納得して帰り出す人がぞろぞろと(汗)いやここからが本番なのに(苦笑)

とはいえ、皆既中は変化が少ないのも確か。もっとじっくり観察していれば、色や明るさの変化を細かくとらえられたかもしれません。皆既月食は皆既日食よりも継続時間が長いので、わりと余裕で見ていられます。

地球照の色は前回2010年より暗め。

双眼鏡で、月の右側に天王星も見つけました。うお座の星々が天王星よりも明るくて紛らわしかったのですが、間違いなし。

やがて皆既が終わり、後半の部分食が続きますが、これも双眼鏡などで見るとなんともきれい。

お酒を用意して月食バーというのも悪くない感じ。科学館主催じゃちょっと難しいかも(^^; 実は飲んでた人もいたようですが(^o^)

ISSも見えました。これも西の空から北東の空へととてもいいパス。非常に大勢で見るISS。見えなくなると拍手が。

そんなわけで、月食だけでなく、ISSも、天王星も見られた、大変お得な夜でした。

ちょっとズルですが、大画面に映し出されたビデオ映像を撮影

ちょうど明石公園では天守閣に見立てたイルミネーションが。

天守の位置がかなり違うようですが、この位置でないと見えにくいですね。


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