編集後記


2001年12月23日(日)

相対性理論

素人って、どうして、相対性理論とか宇宙論の議論が好きなのかなぁ、と、時々思います。いやもちろん、わたしも疑う事なくど素人ですけど。

で、双子のパラドックスがどうとか、光速で飛んでいる宇宙船からふがほげとか、アツく議論しあってるの。いや決して悪い話ではありませんが、そのテの議論って、たいてい、そもそも相対性理論とは何ぞや、という肝心の部分をすっぽかしたままやられてる事が多い気がします。私も理解しているわけでも何でもないのですが。

昨日受けた賛辞

そりゃ、誉められればいい気になって、がんばって続けようという気になります。で、昨日いい評価をいただいた人からの言葉。

「ふくはらさんのフィルターを通して選択されたニュースが、自分には一番ぴったりきます」。確かに情報の取捨選択は自分の好みでかなりやっているわけで、「いいのかな、私みたいなのが偉そうに」と、時々思ったりするのですが、選んだものが「ぴったり」と言ってもらえるのはうれしいです。まさに「星の好きな人が選ぶ星の好きな人のための新着情報」を実現できているわけですから。

もっとも、合わない人は見てくれないだけ、という話もありますけど(汗)

「天文ニュースが一番ふくはらくんに合ってるよね」。立派な天文活動と認めてもらえるのはうれしい。でも、これには続きがありました。「一番充実してる今が、結婚するのに一番いい時期だ」。。。。結婚ね、したくないわけではないけど、相手がいないとね(って、悠長に構えている歳でもあるまい^^;)


2002年12月23日(月)

月齢計算

ふむ、私が使ってる式長期の計算は無理*1みたいですね。実は長期に使おうと思ってなかったので、それほど過去や未来の時刻で検証してませんでしたが。

月齢は単に新月からの日数なので、計算の精度を上げるには新月の時刻の計算精度を高めてやればいいのですが、これが大変なんですよね。たぶん一番精度が出るのは、精密天体暦から月、地球、太陽の位置を補完計算で求めることでしょうが、たかが月齢にそこまですることもないでしょう*2。で、精密天体暦をある程度近似できる略算式を使用するわけですが、私のは天体位置ではなく新月時刻そのものを求める略算式です。出典はスペースフォーラムですが、さらにその元はどこなのか、じつはわからないという。。。

で、参照元の方が示されているJef Poskanzer と Craig Leresのソースって、月齢じゃなくて月の位相ではないかと。

*1 リンク先の11月11日を参照

*2 あえてやってみるのも一興ですが。

GXロケットは初の日米共同開発に

宇宙開発ってのは日米貿易摩擦の一つの争点でもあるから、米企業との共同開発というのはよいやり方かも。母屋をとられなければ。


2003年12月23日(火)

無線LANルータ

あ−、うちと同じだ。

この問題ですが、実は前々から気にしていながら検証してなかったのですが、やっぱりあったのですね。すると、うちも将来、自分サーバを自宅に収容する時には悩むことになるのか。

それ以前に、時々WANポートの通信がとぎれてしまう問題をなんとかしなきゃ。うちだけなのかな。

プラネのクリスマスコンサートの後の観望会

某プラネ舘に観望会の手伝いに行きました。クリスマスコンサートの続きで行われるもので、コンサートも聴くことができました。

クリスマス前だし、カップルばっかりかと思いきや、子供連れや年配の方や、多彩でした。1回目の日曜日はハンドベルで子供連れが多く、2回目の今日はジャズで大人が多く、という様子です。

街の中なので見られる天体は限られます。しかし西に火星、東に土星、この二つで充分楽しんでもらえたようです。実際、観望会の対象としては土星は最高の天体なわけで。また街の中というのが逆に幸いして、土星を指さすのも簡単でした。東の空には土星とあと2,3の星しか見えていないのです:p 目で見える星のどれが土星か教えると、みなさん喜んでもらえました。

反面、星雲はだめ。おそらく透明度が悪いせいでしょう。星雲部がほとんど見えない。M42なんて、「M42です」じゃなくて「トラペジウムです」だし。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

(ふ) [うりゃっ]

いまいし [M87=おとめ座銀河団の中心なので重力が強くスゴイ人が住んでいるという設定です>ウルトラマン でも脚本で間違えたらし..]

(ふ) [なるほど]


2004年12月23日(木)

ちょっとこの頃

だめだめスパイラルに陥っていて、よろしくないのです。急にCMSなんかを考え出したのは、なにか抜け出してみたいからなのですが。。。

CMS (2)

Zopeを新サーバの方にインストールしてみました。インストールしただけです。まだ試してみていない。

PHPの方がいいのは、PHPだと自分が手を入れることも可能だからで、その意味ではRubyでも別にかまわないです。もっと言えば、作ってみようかという気になっています。それから、この種のアプリケーションは携帯対応は必須でしょうね。


2007年12月23日(日)

ANNA-ELISABETH

予定が空いてしまったので神戸へ。空くとわかっていれば大阪へついて行ったんですが・・・(結局、行かれなかったみたいですね)。

でも、見つけものがありました。HDDを買いにハーバーランドのソフマップに寄った後、何気に海の方を見ると、でっかいブリッジが見えているではありませんか。

ANNA-ELISABETH全景

ANNA-ELISABETH。10月31日に進水したばら積み運搬船です。31,000総トン、載貨重量 約55,100トン、全長189.9メートル。この岸壁で艤装中だったんですね。ん? 10月31日進水ということは、帆船フェスタの時にハーバーランドに回っていれば、その時すでにここにいたのかな。

船首部

船首部。荷物を目一杯積むためか、船体はずんぐりむっくりです。船首もこんな風にまっすぐ。客船や軍艦とはまるで違います。

船尾

船尾。救命ボートが、いかにも今から海に落とすぞみたいな角度で取り付けられています。乗員25名。これまた軍艦や客船と違って少人数です。実は古代から、荷物を運ぶ船は少人数だったようですが。

対岸から

ちょっと視界を妨げるものが入っている写真ですが、対岸のハーバーランド側とはだいたいこれくらいの位置関係。客船や帆船は船体と上部構造の優美さがそれぞれ印象に残りますが、この貨物船は、とにかく船体部分の巨大さが目につきました。

調べたら、この船の進水式を見学した人のレポートがありました。そこからリンクされていた、川崎造船による進水式の案内のページに、同型の船ですが、進水式の動画があります。次回の進水式は1月中旬だそうです。応募しようかなぁ。でもそのころは予定が詰まってるなぁ。それ以前に、平日だったら仕方がありません(仕事休んでまでは・・・)。


2008年12月23日(火)

【転載】あれから40年(てらきんさん)

(Mixiのてらきんさんの日記から、許可を得て転載)

地球の出

すっかり忘れていましたが、そういえばこのクリスマス、有名な「アポロ8号」のクリスマスイブから、ちょうど40年になるんですね。NASAのプレスリリースでは、NASA TVで、このアポロ8号の有名なクリスマスイブの中継についての特番を放送するということです。

http://www.nasa.gov/home/hqnews/2008/dec/HQ_M08-268_NASATV_Apollo8.html

アポロ8号は、はじめて月に(月に近いところに)人間を送り込んだ宇宙船。アポロ計画を1960年代中に実現させるために、当初予定になかった、「月を周回して帰る」という大ミッションが課せられたのでした。

「かぐや」が動画で撮影して有名になった「地球の出」を、人類ではじめて写真に収めたのもアポロ8号でした。そして有名な「サンタクロースがいた」交信や、聖書の「創世記」の朗読。ある意味、11号に次いで人類に強烈な印象を残した月ミッションかも知れません。

さて、40年経ち、NASAの方はというと、ルナー・リコナイサンス・オービター(LRO)が無事、熱真空試験を終了したというニュースが入っています。

http://www.nasa.gov/home/hqnews/2008/dec/HQ_08-335_LRO_Thermal_Complete.html

まぁ、重要なマイルストーンを1つ通り過ぎた、ということだと思うのですが、そもそも打ち上げ予定が今年の11月24日だったことを考えると、このタイミングちょっとねぇ、という気がしないでもありません。

アメリカは次期政権で宇宙政策がどう展開されるのか、何よりも経済的な状況が宇宙政策や宇宙産業にどのように影響するのかが非常に懸念されます。日本は宇宙基本法や宇宙戦略本部の政策が来年は本格化し、宇宙機関の再編などもうわさされています。中国やインドの状況も見逃せません。この先宇宙関係は一筋縄ではいかない時代がやってくるとは思いますが、それでも、知りたいことは知りたいんだという声を上げ続けていくことが、私たちには求められるんだと思います。

サンタクロースは月の裏側にだけではなく、あちこちにいるはずですから。


2009年12月23日(水)

新兵庫人 輝く 第9部「宇宙への想い」

神戸新聞の日曜日の連載です。兵庫県縁の人物をテーマごとに取り上げています。一回あたり、その日のサブテーマでつながっている人が4,5人ずつ紹介されます。

この連載が、12月6日からの第9部では「宇宙への想い」というテーマで兵庫県内の天文・宇宙にかかわる人々を取り上げています。

12月6日は西はりま天文台つながりで、黒田園長を皮切りに同天文台に縁のある5人の人物を取り上げていました。

そしてその次の12月13日は明石市立天文科学館つながり。同館元副館長で新天体捜索者として知られた菅野さんを筆頭に7人が登場しました*1

本紙には12月20日付の3回目の連載が掲載されたと思われますが、私は神戸新聞をとっていないのでわかりません。Webにはだいたい一週間後の月曜日に掲載されるようです。次の月曜日を待つとしましょう。

「新兵庫人」の過去のテーマを見て思ったのですが、これらと同列の扱いで、県内限定で天文・宇宙関係で連載ができるって、結構すごいことなんじゃないかという気がします。

「第9部 宇宙への想い」の現在Webに掲載されている記事は以下の通り。

*1 実は恥ずかしながら私も取り上げていただきました。


2013年12月23日(月)

ツァイス巡り コンプリート

全国カールツァイス・プラネタリウム巡り、21日、22日の2日間かけて岐阜市科学館、名古屋市科学館を訪問し、達成しました。

今日、天文科学館に行って用紙を提出しました。

各館訪問の詳細はまた後ほど、それぞれの日付の日記で。

岐阜市科学館

旧投影機 ZKP-1

現役プラネタリウム

名古屋市科学館

旧投影機 IV型

現役機 カール・ツァイス ユニバーサリウムIX(9)型


2015年12月23日(水)

星の都のキャンドルナイト2015

西はりま天文台公園。

講演は横浜国立大学教授・小林憲正先生による「宇宙に生命の起源を探る」。生命の起源を解明する取り組みの中での、宇宙から生命の素がやってきたとする考え方の位置づけ、宇宙に生命の起源や地球以外の生命を探す取り組み(SETIではない)や、その中での「ロゼッタ」「はやぶさ2」をはじめとする各探査・観測の位置づけを概観できた興味深い内容でした。

なゆたでの観望会は雨のためにできず、かわりにMitakaの上映を見て帰りました。


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