編集後記


2002年11月08日(金)

極超新星は「きょくちょうしんせい」と読む

んだそうです。変光星のメイリングリストより。なお、"hypernova"の訳です。

EKBOは「えくぼ」と読む?

同じく。。。エッジワース・カイパーベルト天体 (Edgeworth-Kuiper Belt Object)のことです。CBAT/MPC/ICQ Indexの項目を見ていると、TNO(Transneptunian Object)と同義?

date -d '2002-11-14 16:00PST'

メモメモ。ていうか、私も時差変換したい欲求は高いんだけど、JSTに直すだけなら、実はきわめて簡単なことだったと今更思い知らされるのであった。

たとえば次のスペースシャトル・エンデバーの打ち上げ(STS-113)は、 "between 11 p.m. CST Nov. 10 (0500 GMT Nov. 11) and 3 a.m. CST (0900 GMT) Nov. 11" (HSF - STS-113)だから、

$ date -d '2002-11-10 11:00 pm CST'
2002年 11月 11日 月曜日 14:00:00 JST
$ date -d '2002-11-11 03:00 am CST'
2002年 11月 11日 月曜日 18:00:00 JST
$ 

ということで、日本時間なら11月11日の14時から18時の間。


2003年11月08日(土)

火星観測週間、Web of the Year 2003 話題賞にノミネート

という快挙です。衆院選のあとは、こちらにも清き一票を。

打倒!松井(笑)

がとうございます。

これでますます「新着情報」をやめるわけにいかなくなりました。やめる気なんて全然ないんですけど。

いつまで続くかわかりませんが、息長く続けていくつもりですので、これからもよろしくお願いします。


2004年11月08日(月)

0517444798

Amazonで探してみたのですが。。。

なんで7倍やねん。。(;_;)

フィールド版スカイアトラス(丸善)

「Atlas of the Night Sky」の日本語版になる本で(「The Observers Sky Atlas second edition」でした)、持っている人も多いはず。私も持ってます。残念ながらもう絶版みたい。大事にしよう。

ひそかにうらやましい。

何がって、まずいことになったなぁという体調がです。風邪ひいたときの、あの熱っぽいけだるさって、クセになりそうなくらい、妙に気持ちがいいのです。

そういえば、ここしばらく体調がいいのか悪いのか妙な具合です。今日もどうかすると咳が止まらなくて困った。疲れてるのかとも思うのだけれども、疲れているのは果たして体なのか心なのか。。。そういえば大きな病気をしたことがないとか、一度ぶっ倒れるという経験をしてみたい、とか、それって人生リセットしたいだけか、とか、いろいろ考える今日この頃です。

そうそう、早く精密検査を受けなきゃ。

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ブチャ猫 [お久しぶりです。同じ思いはしょっちゅうです。>人生リセットしたい こんな時、一週間ぐらい入院できると楽になれるんです..]

(ふ) [あ、お久しぶりです。一週間入院。。。そか、私の場合、蓄膿の手術をすればいいんだ(^^)]

ブチャ猫 [手術はなるべくしない方が・・・。まずは鉈豆茶を試してみてください。こんなのが鉈豆です。http://www.geoc..]

(ふ) [ありがとうございます。探してみます。]


2008年11月08日(土)

セミナー「宇宙開発の最前線」

ちょうど昨日まで、淡路で宇宙科学技術連合講演会があり、そのオプショナルステージということで、てらきんさんこと寺薗淳也さんをコーディネータに一般向けセミナーが午後から天文科学館で開かれました

講師はJAXAの吉川真さん、宇宙コーディネータの大貫美鈴さん、秋田大から和歌山大に移られた秋山演亮さん。順番に出てこられて、てらきんさんとクロストークを展開する形で進行しました。

一人目の吉川さんは、「はやぶさ」と、「はやぶさ」によるイトカワ観測の成果について。

冒頭、「はやぶさ」がイトカワに接近したところを描いたイラスト。接近前と接近後ではイトカワが差し替えられています。探査によって小惑星の常識が塗り替えられたことを示す象徴的なイラストです。

てらきんさんと吉川さん
左がてらきんさん、右が吉川さん。てらきんさんが持っているイトカワ模型は、職人さんが手作業で作成されたもの。天文科学館などいくつかの場所で展示されているものと同型です。一方、吉川さんが持たれているのは、「はやぶさ」のデジタルデータからおこして作成したもので、形としてはこちらの方が正確です。もっとも、質感は、職人さん作の方が近いとのこと。

イトカワ模型
1/2000のイトカワ。職人さんが作られた方

イトカワ模型
1/2000のイトカワ。デジタルデータをもとに作った方。よく見ると、等高線が刻まれています。

二人目は大貫美鈴さん。民間宇宙旅行業界で活躍されている方です。民間宇宙旅行の現状とこれからについてお話しされました。

この分野、海外、とりわけアメリカでは動きが活発です。軌道滞在型の宇宙ホテルもすでに試験機が地球軌道上を回っています(星の情報.jpで紹介したことがあったかも)。しかもその技術は、実はすでにNASAが開発してお蔵入りになっていたを買い取ったもので、つまり「大丈夫」というものだとか。

日本でも北海道にスペースポートを作る計画があるとか。

しかし、まぁだ、手が届くところまでは・・・秋山さんが後で言われたように「なら、自分の手で行ってやる」・・・・・まずはロケット作るところから?(^^;;


サブオービタル型の宇宙機の一つ。次はVistaですか?(汗;;

三人目は、その秋山演亮さん。和歌山に移られていたというのを今になって知りました。

和歌山でも能代みたいなことをやろうとされているみたい。加太に、関空の埋め立て用の土砂を採取した土地が残っており、ここを、能代のように使える場所にすることを考えられているようです。また、さらに民間宇宙港も。和歌山のメリットは、関空も近いし、とにかく能代に比べて交通の便が良いこと。友ヶ島も近いし(笑,関係ないって^^;;)

最初に言われていたのが、誰かがやってくれるのを待つのではなく、ならば自分の手でやろう、そういう学生を増やしたいということでした。

ネット関係も、サービスでも何でも「無ければ自分が作る」という気概がここまでの発展を支えてきたと思っているのですが、最近は、ただ人に与えられるものを使うことしか考えていない「お客さん」が増えたと思うことが多く、共感できました。


終了して、参加者の質問に答えるてらきんさん、秋山さん、大貫さん。

とにかく、濃ゆいセミナーでした。

「インド料理を食べに行きませんか会」

天文科学館を出た後、垂水へ。

JR垂水駅から、バスで星稜高校前まで行き、西明石天文同好会(WBS)の面々とインド料理店「クンダン」で合流しました。車だと第二神明高丸ICそばといった方がわかりやすい場所です。

メンバーのYさんのご家族が最近はじめられたお店です。WBSの面々は、八塔寺以外ではまず顔を合わせることがないので、たまには、ということで、その人と企画しました*1。もっとも、現地でのお店との連絡や、当日の仕切りはYさんに任せっきりにしてしまいました。すみません。

家族で来られた人もいて、思ったよりおおぜい集まりました。

食べたのは、ひと通りのものがついてくるセットメニューで、ナン、タンドリーチキン、サモサ、シシカバブ、カレーは選べるのでマトンカレーを。おいしくいただきました。

久しぶりの人もいたし、話もはずんで、楽しく過ごしました。

そういえば会社の近くに(なぜかあんなところに)ネパール料理店があるなぁ。また行ってみよう。

*1 ちなみに私は滅多にこの手の企画を立てません。苦手なので。


2009年11月08日(日)

星景は月の明かりで撮る

明石市立天文科学舘と姫路科学舘で開催中の星景写真展「星の風景」。明石の方でギャラリートークがありました。

星景写真は地上の風景と星空を一緒に撮します。夜ですから、町明かりがなければ、地上は真っ暗のはず。

ところが、展示されている写真の多くは地上も明るく写されています。

ギャラリートークのはじめに明らかにされました。これは月明かりを利用しているのです。

月明かりも満月は明るすぎ、三日月は暗すぎ、半月がちょうどよく、上弦の時は夕方から夜中まで、月を背に東の空を狙い、下弦は夜中から明け方まで、西の空を狙う、のだそうです。

途中で所用により抜けましたが、用が終わってからまた写真展を見て回りました。

写真に復帰するならこっち方向かな(復帰しないけど)。

姫路と明石では別の作品が展示されています。姫路科学館も行かなければ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

はじめまして なんとなくサントリーニ島のブログです。 [こんにちは、初めまして 隕石の落ちて行くのを10月30日に撮影しました ブログに載せてあります。外国の情報をと探して..]


2012年11月08日(木)

混成四部合唱「航海」

♪夫れ楽浪海中に倭人有り・・・

昨夜、にわかに合唱づいて、Twitterで「航海」を歌って(呟いて)しまいました。

あまり知られていませんが(当たり前だ)、高校の時は合唱部に所属していました。正確には科学部との掛け持ちでしたが、科学部がそれほど活発に活動しておらず、よって、私の青春はほぼ合唱とともにあったわけです(美化率500%)。

「航海」は練習した曲の中で最も好きな曲です。4760910255の中の一曲。はるか古代、東の海の彼方一万里をへだてた「おどろなる混迷の女王国」邪馬台国へ、大陸の使者が船出する内容の歌です。「海の詩」の他の曲と異なり、「航海」は力強さにあふれた曲。ソロパートがあるので(冒頭に紹介したのはソロの歌い出し)アマチュアには難しいという評もあるようですが、実際には学校などでよく歌われていたみたい。

「海の詩」は5曲からなりますが、私達が練習したのはそのうちの3曲「海はなかった」「海の匂い」そして「航海」でした。ほか2曲は、聴いてみたことはあるのですが、まあ、かなり難曲です。

「海はなかった」は、1975年のNHK学校音楽コンクール高校の部の課題曲でした。そのころ私は小学生でしたが...

合唱部は、高校入学直後に、顧問の先生に目をつけられ、引きずり込まれたのがきっかけでした。もともとは、また現在も、音楽は、聴く方はともかく演じる方はほとんど縁がありません。ぜんぜん上手ではなかったし(本番の後でビデオを見ると、私は全然口が開いていなかったりします)、一番足を引っ張っていたような気がします。それでもやっているうちにそれなりに声が出るようになり、何より面白くなりました。卒業する時は、これでもう歌うことはないかと寂しく思ったものでした。進学先に合唱部やグリークラブがあれば迷わず入部したでしょう(できれば混声合唱。今も男声女声両方揃っている方が好きです)。もしそうしていたら、やっぱり私は今「ここ」にはいなかったかも。これも選ばなかった/選べなかった選択肢の一つです。


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