編集後記


2002年08月08日(木)

母のPCは

要するにこれがWinXPなのですが、Outlook ではなく Becky! を使ってもらってるのです。なのでこういう話(from yamk日記)は結構耳よりかも。

ステラナビゲーターVer.6 バージョンアップのご案内

が来ました。どうしようか思案中。

国立天文台・天文ニュース

が出ているのに気がついたのであわてて編集したけど、別に一刻を争う内容でもないのでサイトへの反映は明日にすることにしました。


2003年08月08日(金)

木土天の新衛星に命名(2)

、そうですか、それは大変。

IAUのおおもとの記事はわかりませんが、、IAUCが出ました。読めるかな。

いま酔っぱらってるので、明日早朝にはなんとか。。。

ということで観望会

さすがにこんな天気、誰も来るわけがない。「顔を出したい人がいたら。。。」ということなので現地に行って、主催者の方々と呑んできました。いい観望会でした(違

しかし、なあ、

なんでいい仕事をしている人たちがいい給料もらえないんだろうね。

それを「薄給で激務に耐えてこれだけの仕事をする彼らはすばらしい」と無責任に賞賛するだけの人たちは間違っていると思う。本当にそう思うんなら、自分の財産をことごとく彼らに譲ってみろ。「金がすべてではないだろう」というなら、自分がやってみろ。旗を振るだけ、自分ではできもせんしやる気もない、人に重荷を負わせて平気な奴が一番無責任な賞賛をする。

いい仕事をしている人が良い思いをする、それがほんとの資本主義だと思うんですがね。


2005年08月08日(月)

6〜7日分に

佐冶天文台の話を追記しています。

image_gps.rb

image_ex.rbではなくimage.rbを使わないといけないのですね。


2006年08月08日(火)

ゲド戦記を読んでいます

4000280716 中学のとき、行きつけの図書館の司書さんに薦められた「ゲド戦記」を、何十年たった今、ようやく読み始めました。いま「影との戦い」の中ほど。まだ先は長い。
今読み出したのは、まあ映画化が契機だけれど、やっぱり薦められたときに読んでおくのだったと改めて思いました。そしたら「ああ、あのゲド戦記ね」と物知った顔ができたのに。
そういえば映画の評価は散々なようですね。私は見てないのでなんとも。

2007年08月08日(水)

前から何か意見を言いたいのだけれど。。。。

もう何ヶ月、ずっと気にかかっていることがあります。3月14日のYMコラムのことです。要するに賛同できないのですが、なにに引っ掛かっているのか、それがなかなかうまく言い表せない。実はさきほど、やっと意見がまとまったと思ったのですが、改めて読み返してみると、的を外しているようです。

私は教育の専門家でも何でもないのですが、受けさせられる子供の立場に立ってみると、何か違う気がするのです。荒削りな意見のままでいえば、もしも私が理科が好きな子なら(事実、好きな子なのですが)、この文章を読めば「自分達は的川先生には相手にしてもらえないのか」と思いそうだし、理科好きでないなら「理科好きでなかったら人としてダメなのか(サッカーではダメなのか)」と思うでしょう、ということなんですが、いかにも「そんな事は言っていない」と言われそうです。

しかし、えらいところに意見つけてるよ>自分

高校野球と「○○甲子園」

今日から始まったようですね。

日本人にとって野球は特別な存在です。それはわかるのですが、野球ばっかりちやほやしてないで、高校総体*1や文化部*2や、その他のことなども今よりもっと取り上げてやってください>マスコミ各位。がんばっている高校生は野球部員だけではないと思うのです。

ネットでは記事を見つけていないのですが、しばらく前に朝日新聞で、高校生が何かを競う全国規模の大会には「○○甲子園」と称する大会が多い、という記事を見つけました。「もはや熱い夏は球児だけのものではない」などと。マスコミが、というより大人が、「熱い夏は球児だけのもの」と決めつけていただけだと思うのですが。普通、こういう記事には賛否両論載ることが多いようですが、この記事は好意的なことしか書いていません。夏の高校野球の主催者が載せた記事だからでしょうね。

前にも何度か書いたことがありますが、高校生の全国大会だからって「甲子園」を冠するのはやめにしませんか。高校野球に名を借りなければアピールできないなんて情けないと思う。分野は違いますが、「○○銀座」と称した商店街は衰退するという研究が、過去にあったと記憶します。「○○甲子園」は大丈夫なのでしょうか。もう少しプライドと自立心を持って欲しいものです。

*1 8月20日まで

*2 吹奏楽部をバラエティ番組で熱血もの風に扱っていたものはありましたが、それもまたどうかと。


2009年08月08日(土)

服部緑地で星見

午後から大阪・豊中市の服部緑地へ車で移動しました。参加する某会の一つ、天文サークル満天の星のプチ観望会へ久しぶりに参加します。さすがにちょっと遠いのですが、先週は岡山まで行きましたから、その勢いです。

服部緑地は広いのですが、一番北の端の第一駐車場が観望地です。街の中ですから空の状態は期待できませんが、晴れてくれれば、沈む土星と上る月ぐらいは見えるでしょう。

移動中、ちょうどPAに立ち寄った、いいタイミングで会長から電話。出先で渋滞につかまったので遅れるとのこと。「初参加の人がいるので、機材的なものを持ってきているのなら、目印に置いておいてほしい」とのことでした。了解と返事。そろそろお盆休みに入った人もあり、淀川では花火大会、高速は上限1000円*1、これで渋滞にならない訳がありません。私も何度かのろのろ運転につきあわされ、結局30分遅れで現地到着。

岡山の勢いで32センチドブソニアンを持ってきたので、さっそく目印に設置しました。すると組み立て中に、初参加の人が見つけてやってこられました*2

会長は2時間遅れて到着。他の人も日没のころから徐々に集まり、最終的に総勢9名になりました。

ただ、お天気は、昼間は晴れていたのに、夕方から雲が広がってしまい、結局、土星は見られず。月は解散直前におぼろ月として見えたのみ。他には、かろうじて一時的にベガが見えたのみ。

  

解散して帰宅途中、雨が降り出しました。

*1 大阪近郊は別

*2 ちょっと苦手なノリの人だったので、三人目がやってきたときはホッとしたというのは内緒(^^;


2010年08月08日(日)

野外天体観測会(8月7日~8月8日)

明石市立天文科学館星の友の会は、年に一度か二度、明石を離れて空の暗いところへ泊りがけで星を見に行く行事をおこなっています。それが野外天体観測会です。

この行事は、普段なかなか空の暗いところへ観に行けない人に、本物の満天の星を見ていただくというのがひとつの目的です。そして、星の友の会の会員の大多数は、まさに、自力で見に行っている/行ける人ではなく、天の川も見たことがない、という人が多数を占めます。

そんなわけで、どこかのトイレもない山の上で、寝るときはテントか車中泊、などという、自力で行ける人には比較的当たり前のことはできません。

今回は8月7日~8月8日の日程で開催されました。目的地は、神鍋高原(兵庫県豊岡市)のオーベルジュ・アルビレオ天文台でした。 ここには60センチ望遠鏡があります。

オーベルジュですから、料理が良いです。体育会系の星見屋さんには「必要か?」と言われそうですが、

「必要です」

と答えておきます。まあBBQするのと食費はそんなに変わらないと思う*1

以前から、野外天体観測会ではよくお世話になっているところで、私ももう何回目になるでしょうか。

今回の参加者は、天ボラ活動の開始など、会の中身の変化もあって、かなり顔ぶれがかわりました。年齢層が以前に戻った感じ。ファミリーが減った代わりに(それでも以前から観測会の常連でしばらく不参加が続いていたご家族が参加されていましたが)、いままですっぽりと抜けていた若い世代の人達が増えました。

天候が危ぶまれたのですが、日が沈むころにはすっかり快晴となりました。シーイングは必ずしも良くなかったのですが、透明度が割合によく、天の川も端から端まで。初めて見る人達は大興奮です。

最初は60センチでいろいろ見せてもらっていたのですが、終盤ころに我慢できなくなり、先に下へ降ろさせてもらいました。

今回の私の目標は2つ。

一つは、一週間前に購入したばかりのKISS X4を出し、何年ぶりかで写真撮影してみること。(「ふくはらさんが撮影をやるなんて」と感慨深げに言われてしまいましたが)

二つめは、O-IIIフィルタを試すこと。そのために手持ちアイピースを一式持参(館のアイピースにも着くのですが・・・)

O-IIIフィルタは期待通りで、まずM8を見てみると、無茶苦茶濃く見えます。

「北アメリカ見えるんじゃない?」と言われたので、半信半疑ながら導入。なんかもやもやが見える・・・・北アメリカ星雲、見えるものだそうですけど、見たことはなかった。

網状星雲を見てみると、これも濃い。いままで、星雲などを見慣れた人でないとわからなかったので、誰にでも見せるということができなかったのですが、今回は、他の人に見せることが出来ました。写真の方は、昔多少の経験があるとはいえ、特にデジカメではビギナー同然です。


2010年8月7日 19:50 8秒
Canon EOS Kiss X4, 18mm f/5.6 ISO-800


8月7日 21:49 ISO-6400 30秒(階調補正)

8月7日 22:42 ISO-3200 30秒(階調補正)

点に写したいとか、高感度だとやっぱり荒れるとか、いろいろ考えたのですが、Webに載せるだけと割り切ったら(つまりあまり引き伸ばさない)、高感度で露出時間をかけてもいいのかも。やっぱりもう少し明るいレンズが欲しいかも。

*1 食費以外は・・・・


2011年08月08日(月)

岡山後楽園幻想庭園観望会

岡山後楽園幻想庭園」は、日本三名園の一つ、岡山後楽園で毎年この時期に開催されている夜間公開です。庭園内をほのかにライトアップし、タイトル通り幻想的な世界が広がります。

ここで、3年ぐらい前から1日だけ観望会が開かれています。仕切るのは倉敷科学センターのMさん。私も、サイエンスカフェ岡山つながりで、32センチドブソニアンを持って参加しています。

18時すぎに集合。今年のスタッフは、倉敷科学センター、サイエンスカフェ岡山、岡山理科大、それに岡山アストロクラブ、総勢31名、いままでで最大の陣容です。

リヤカーを借り、手分けして機材を公園内の芝生の広がる一角に運び込みます。私の望遠鏡も学生さん3人の力を借りて搬入。

あいにく、薄めの雲が広がる天気でしたが、ところどころに青空も覗いています。開始は19:30でしたが、スタッフが集合した時点でもう月が。準備のできた望遠鏡から、順次、見える天体に合わせていきます。

私もまずは月を導入。

やがて土星が見えてくるようになり、Mさんの手助けを得て土星を導入(というか入れてもらった)。このごろ、薄明下で天体を見つけるのは本当に苦手になりました。

土星が見えにくくなると、アルビレオに。

月を入れ始めた段階から、見慣れない道具が林立する状況に興味をもったお客さん達がどんどん寄ってきて、どんどん行列に並び、覗いていきました。何台もハシゴする人もあり「望遠鏡によって見え方が違う」と感心されたり、私の望遠鏡を見て「こんな望遠鏡もあるんですね」とびっくりされたり。

外国人の人も時折おられまして、

「Double Star?」
「イエス、ダブルスター」

・・・・・・カタカナかよ!

通じてよかった。

結局、観望会に来られたお客さん数は、主催者発表で500人でしたか。毎年人気の企画です。

幻想庭園の雰囲気を私の写真の腕で出すのはちょっと大変。

2号にもひさしぶりに再会(^^)

今日はちょうど花北観望会の日で、こちらも楽しかったようです。


2014年08月08日(金)

緩和ケア病棟での観望会

年に3回程度開催している、緩和ケア病棟での観望会の今年2回目です。

しかし、台風が迫る今日は当然ながら悪天候。以前は悪天候の場合は延期していたのですが、今年から天候にかかわらずその日に実施ということになりました。病院へ向かう間も激しい雨で、やむなく駅からタクシーで。

悪天時プログラムの会場になる、談話室に入ってみると、準備がすっかり整っていました。プロジェクターと液晶テレビが用意され、それぞれにPCが繋いであります。事前に送ってあった望遠鏡も組み立てて飾ってありました。覗くとずっとはなれた壁のカレンダーが見えます。今回の観望会スタッフは4名、その中に西はりま天文台のTさんもいました。

参加者は患者さん1名にその方のご家族1名。車椅子でやってこられました。

Tさんが先に液晶テレビ側PCを使って話を始めました。「ステラリウム」を使い、患者さんの誕生星座から始まって、星座の話から何からいろいろと話が進んでいきます。

やがてペルセウス座流星群のことになり、私が引き継いで、もう一台のPCで流星群の写真などを映して話をしました。ペルセ群といえば夏、夏の星空といえば天の川、というわけで、ペルセ群の写真にも天の川を背景にしたものが多くあります。そこから天の川の話に発展し、そろそろ患者さんがお疲れになりそうだというところで終わりました。患者さんもご家族も大変に喜んで戻って行かれました。

話の内容は事前に打ち合わせていたわけではなく、その場の雰囲気で適当に進めていきます。話のきっかけを作るのはIさんが得意。観望会スタッフはバラバラに集まったメンバーですが、それぞれなんとなくうまく息があっています。

写真はその風景を、プライバシーに配慮して水彩画風で。患者さんが帰られた後で、残っているのはスタッフだけなので、そんなに気を使うこともありませんが。


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