編集後記


2011年08月08日(月) [長年日記]

岡山後楽園幻想庭園観望会

岡山後楽園幻想庭園」は、日本三名園の一つ、岡山後楽園で毎年この時期に開催されている夜間公開です。庭園内をほのかにライトアップし、タイトル通り幻想的な世界が広がります。

ここで、3年ぐらい前から1日だけ観望会が開かれています。仕切るのは倉敷科学センターのMさん。私も、サイエンスカフェ岡山つながりで、32センチドブソニアンを持って参加しています。

18時すぎに集合。今年のスタッフは、倉敷科学センター、サイエンスカフェ岡山、岡山理科大、それに岡山アストロクラブ、総勢31名、いままでで最大の陣容です。

リヤカーを借り、手分けして機材を公園内の芝生の広がる一角に運び込みます。私の望遠鏡も学生さん3人の力を借りて搬入。

あいにく、薄めの雲が広がる天気でしたが、ところどころに青空も覗いています。開始は19:30でしたが、スタッフが集合した時点でもう月が。準備のできた望遠鏡から、順次、見える天体に合わせていきます。

私もまずは月を導入。

やがて土星が見えてくるようになり、Mさんの手助けを得て土星を導入(というか入れてもらった)。このごろ、薄明下で天体を見つけるのは本当に苦手になりました。

土星が見えにくくなると、アルビレオに。

月を入れ始めた段階から、見慣れない道具が林立する状況に興味をもったお客さん達がどんどん寄ってきて、どんどん行列に並び、覗いていきました。何台もハシゴする人もあり「望遠鏡によって見え方が違う」と感心されたり、私の望遠鏡を見て「こんな望遠鏡もあるんですね」とびっくりされたり。

外国人の人も時折おられまして、

「Double Star?」
「イエス、ダブルスター」

・・・・・・カタカナかよ!

通じてよかった。

結局、観望会に来られたお客さん数は、主催者発表で500人でしたか。毎年人気の企画です。

幻想庭園の雰囲気を私の写真の腕で出すのはちょっと大変。

2号にもひさしぶりに再会(^^)

今日はちょうど花北観望会の日で、こちらも楽しかったようです。


プロフィール

星を見る、本を読む、そこらを歩いてまわる・・・→詳しく

注目リンク

バックナンバー