もう何ヶ月、ずっと気にかかっていることがあります。3月14日のYMコラムのことです。要するに賛同できないのですが、なにに引っ掛かっているのか、それがなかなかうまく言い表せない。実はさきほど、やっと意見がまとまったと思ったのですが、改めて読み返してみると、的を外しているようです。
私は教育の専門家でも何でもないのですが、受けさせられる子供の立場に立ってみると、何か違う気がするのです。荒削りな意見のままでいえば、もしも私が理科が好きな子なら(事実、好きな子なのですが)、この文章を読めば「自分達は的川先生には相手にしてもらえないのか」と思いそうだし、理科好きでないなら「理科好きでなかったら人としてダメなのか(サッカーではダメなのか)」と思うでしょう、ということなんですが、いかにも「そんな事は言っていない」と言われそうです。
しかし、えらいところに意見つけてるよ>自分
今日から始まったようですね。
日本人にとって野球は特別な存在です。それはわかるのですが、野球ばっかりちやほやしてないで、高校総体*1や文化部*2や、その他のことなども今よりもっと取り上げてやってください>マスコミ各位。がんばっている高校生は野球部員だけではないと思うのです。
ネットでは記事を見つけていないのですが、しばらく前に朝日新聞で、高校生が何かを競う全国規模の大会には「○○甲子園」と称する大会が多い、という記事を見つけました。「もはや熱い夏は球児だけのものではない」などと。マスコミが、というより大人が、「熱い夏は球児だけのもの」と決めつけていただけだと思うのですが。普通、こういう記事には賛否両論載ることが多いようですが、この記事は好意的なことしか書いていません。夏の高校野球の主催者が載せた記事だからでしょうね。
前にも何度か書いたことがありますが、高校生の全国大会だからって「甲子園」を冠するのはやめにしませんか。高校野球に名を借りなければアピールできないなんて情けないと思う。分野は違いますが、「○○銀座」と称した商店街は衰退するという研究が、過去にあったと記憶します。「○○甲子園」は大丈夫なのでしょうか。もう少しプライドと自立心を持って欲しいものです。