チリのRoberto Antezanaは、L.E.Gonzalezが10月26日(世界時)にマクストフ望遠鏡で撮影した写真から、「ぼうえんきょう座」のIC 4837Aに16.5等の超新星を発見しました。(超新星1998em)
アリゾナ大学のTimothy B. Spahrは10月27日(世界時)に「エリダヌス座」に全光度17.2等の彗星を発見しました。(C/1998 U4)
国立天文台・天文ニュースを転載します。
10月28日の夕方に明るい火球出現。東北から関西まで広範囲で目撃された模様。隕石が金沢市上空をとおって日本海に落下したかも?
[HST]しし座のクェーサー PG 1115+080を重力レンズを通して観測。この観測の結果に、研究者達はほっとするやら逆に悩みの種が増えるやら、だそうです。
向井千秋さん再び宇宙へ。打ち上げ10月30日午前4時の予定。
CNNはグレン一色です。
C/1998 U3 (Jager)彗星の軌道要素と位置推算表
the Mount Stromlo Abell Cluster Supernova Search Teamは「エリダヌス座」の無名銀河にV等級19.6等の超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1998el)
オーストリアのMichael Jagerは、10月23.93日(世界時)に撮影したフィルムから「ぎょしゃ座」に全光度12.5等の彗星を発見しました。(C/1998 U3)
[HST]惑星状星雲NGC 6210。惑星状星雲はこれまで「砂時計」「蝶々」「アカエイ」など面白い形の星雲が撮影されてきましたが、こんどは「亀」。画面向かって右側を頭と考えると泳いでいる海亀みたいに見えます。
[しし群]WNN-Uインターネット観望会のしし座流星群中継は、11月17日23時から翌6時までの予定とのことです。
でもやっぱり自分の目で見ないと。。。
NASAの惑星探査機「ディープスペース1」が、24日打ち上げられました。次世代の宇宙船用の機器を実験するthe New Millennium Programの最初のもので、イオン推進エンジンを搭載するなど技術開発に重点がおかれています。1999年7月末に小惑星1992KDを調べる予定です。
新天体の発見が一度に報告されています。
チリのW. Lillerは、10月21日(世界時)に撮影した写真から「さそり座」に6.9等の新星と思われる天体を発見しました。
位置は赤経17時55分24秒、赤緯-31度01分41.5秒(2000.0年分点)
チリのM. Wischnjewskyは、10月15日(世界時)にL.E.Gonzalezがマクストフ望遠鏡で撮影した写真から「くじゃく座」のESO 74-G9に約18等(B等級)の超新星を発見しました。(超新星1998eh)
チリのRoberto Antezanaは、10月15日(世界時)に同じくL.E.Gonzalezが撮影した写真から「ほうおう座」と「ちょうこくしつ座」の境界付近の無名銀河に約18.5等(B等級)の超新星を発見しました。(超新星1998ei)
J.Muellerは、the Palomar Outer Solar System Ecliptic Surveyにおける10月22日(世界時)の観測から、「うお座」に全光度18等の彗星を発見しました。(C/1998 U2)
チリのRoberto Antezanaは、更に、10月15日(世界時)のL.E.Gonzalezの写真から「ちょうこくしつ座」の無名銀河に19等(超新星1998ej)、「はと座」の無名銀河に18等(超新星1998ek)の2個の超新星を発見しました。
イギリスのTom Bolesは、 the U.K. Supernova Patrolでの26センチ反射望遠鏡によるCCDでの10月19.906日(世界時)の観測から、「ペガスス座」のUGC 12133に、16.0等の超新星を発見しました。(超新星1998eg)
LINEAR(リンカーン研究所チーム)が「ペルセウス座」に全光度19.2等の新彗星を発見しました(C/1998 U1)。10月18日に高速移動小惑星として発見されたものです。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
木星の衛星カリストの地下にも液体の海があるかも知れないという証拠を、探査機ガリレオが発見。
[HST]ハッブル宇宙望遠鏡がこれまでに撮影したカラー画像から特にすばらしいものを毎月第1木曜日に定期的に公開していくHubble Heritage Programがスタート。そのプレスリリースでは、目玉焼き銀河 NGC 7742 、自然色カラーの土星など4画像を公開。
宇宙開発事業団のWebサイトに検索ページができました。
向井千秋さん、10月30日に再び宇宙へ。
Jean Muellerは、10月14日にパロマ山の1.2メートルオースチンシュミット望遠鏡で撮影したフィルムから「うお座」に17等の彗星を発見しました。
Minor Planet CenterのG. V. Williamsによると、この彗星は9月26日にLINEARが撮影した小惑星とおそらく同じ天体であるということです。公転周期9.14年、近日点距離2.54819天文単位の周期彗星と計算されています。(P/1998 S1)
MPECによれば、現在、15〜16等台で観測されていますが、今後明るくなることはなさそうです。
the Lick Observatory Supernova Searchは、10月18日の観測から、「うお座」のUGC 646に約15.2等の超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1998ef)
J. Muellerは、the Palomar Outer Solar System Ecliptic Surveyにおいて K. Rykoskiが9月16日に撮影した写真から、「みずがめ座」の無名銀河に約18等の超新星を発見しました。(超新星1998ed)
チリのMarina Wischnjewskyは、L. E. Gonzalezが10月14日(世界時)に撮影した写真から、「エリダヌス座」の無名銀河に約17.5等(B等級)の超新星を発見しました。(超新星1998ee)
Abastumani天文台のR.Inasaridze、G.Kimeridze、M. Nikolashviliは、M31に新星らしい天体を発見しました。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
ついにグリニッジ天文台も無くなるんですね。。。。
木星探査機ガリレオの、イオのオーロラなどを撮影した画像が公開されています。
う〜ん、「その1」を出すのが早すぎたか。
[HST]海王星の「気象観測」
マーズ・グローバルサーベイヤーの撮影した、オリュンポス山や極冠などの鮮明な画像が公開されています。
[しし群]WNN-U インターネット観望会で、佐治天文台から、しし座流星群のインターネットライブが予定されているようです。
でも私は自分の目で見るのだ。
[しし群]国立天文台が、しし座流星群の観望会などのイベント情報を集めて公開しています。
近くで観望会があれば参加したい、という人は参考にどうぞ。逆に企画中のイベントがあれば連絡してみてはいかがでしょうか。
ジャコビニ群の速報です。IAUCだから英語。
でも、(いつものように:-)まだ読めないです。
the Lincoln Laboratory Near Earth Asteroid Research Team(LINEAR)が、10月2日の観測から「おひつじ座」に17.6等の彗星を発見しました。(C/1998 T1)
ジャコビニ流星群の速報がいくつか発表されています。
また、アストロメイリングリストへの投稿によれば、ピークは8日22時頃で、その時間帯には30分に40個という報告もあります。その後急速に数が減り、夜半からはほとんど流れなくなったとの事です。
ジャコビニ群極大の夜のためかアクセスが多い様子、でも、ごめんなさい、当サイトではジャコビニ群の事前情報は追っていないのです。結果は追いかけるつもりですが。。。
だからというわけでないのですが、来月のしし座流星群については、Webサイト情報を作りました。
。。。と、思ったら、みさと天文台がジャコビニ群のFM観測の音声をRealAudioで生中継するとか。8日午後10時から9日昼頃まで。聞いてみたい人は大急ぎ!
Webブラウザからはつながりません。直接RealPlayerを起動し、メニュー[File]-[Open Location]を選択して下記のURLを入力してください。
でも「FM観測(流星の通過したところの大気が電波を反射し、その瞬間だけ遠くのFMラジオ局の放送が聞こえる、ということを利用した観測方法)の音声」ということに注意。観測の生データです。解説とか、観測の実況中継とか、そんなんじゃありません。
[HST]120億光年離れた銀河を捉えることに成功。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
SETI(地球外文明探査)の観測を行っているアレシボ電波望遠鏡のデータを、インターネットに接続されたたくさんのコンピュータで協力して解析しようという「SETI@home」が計画されています。1998年中にスタートの予定との事。Internet Watchより
「インターネットを利用した不特定多数による分散コンピューティング」がこれから盛んになるかも?
[紹介]CNNの、しし座流星群の記事
the Lick Observatory Supernova Searchによる9月30日の観測で、「アンドロメダ座」のM31(アンドロメダ大銀河)に、新星と思われる天体が発見されました。
前回のニュース、すごい日付ですね、1009年10月4日(笑) もちろん1998年の間違いです。
一部報道もされたようですが、太陽系から約2万光年離れたSGR1900+14という天体(「みずがめ座」)で激しい磁気嵐?(catastrophic magnetic flare)が発生、それにより放射された強力なガンマ線が8月27日に地球の夜側を直撃し、高層大気をイオン化させるという現象が起きました。太陽系外で起きた現象が地球に影響を及ぼすのは極めてまれな事だそうです。
SGR1900+14については、8月27日の直後にIAUCでも連続して報告されています。
読んでてもよくわからなかったりするので検討外れのものを挙げてるかもしれません。。。
みさと天文台、10月1日より営業再開。。
久しぶりにライブネタの紹介。インターネット観望会の次回は10月5日、「仲秋の名月を見よう」です。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
NASAは今年10月1日で40周年を迎えました。