チリのR.Antezanaは、L.E.Gonzalezが11月23日(世界時)にマクストフ望遠鏡で撮影した写真から、「くじゃく座」のNGC 6943に、B等級約14等の超新星を発見しました。(超新星1998ew)
J.Muellerは、second Palomar Sky Surveyにおける観測で11月25日(世界時)に撮影した写真から、「きりん座」のMCG +11-10-16に約18等の超新星を発見しました。(超新星1998ex)
[紹介]海上保安庁による、来年の初日の出の時刻一覧。Internet Watchより。
もう年末なんですね。年賀状考えなきゃ。。。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
木星探査機ガリレオが、先の週末に二度にわたって異常が起き、予定されていたエウロパの観測に支障が出た模様。
[しし群]「大西洋方面で一時間2000個」(11月20日)というの、やや過剰評価でした。既に紹介したIAUC 7052を改めて読みなおしてみると、カナリア諸島のラ・パルマ天文台で11月17.15日前後(世界時)に一時間1000個、17.19日前後に2000個という観測が報告されていますが、一方、同IAUCで報じられている他の地域では、たとえばポルトガルのCabo da Rocaで11月17.13日から17.24日の間に214個など、ラ・パルマに比べるとずっと少ない数だったようです。
[しし群]西はりま天文台の観望会報告です。
C.W.Hergenrotherは、 Catalina Sky Surveyの観測でT.B.Spahrが撮影した画像から「やぎ座」と「みずがめ座」の境界に約17等の彗星を発見しました。(C/1998 W2)
[HST]南天の120億光年かなたの宇宙の姿。今年の10月に、天の南極近くの星座「きょしちょう座」の一角を10日かけて観測したものです。
[しし群]11月18日4時14分頃に富士山方面で現れた大火球、いろんなところで話題になっているようです。23日20時からのNHKの番組でも、特にコメントはないものの、それらしいものがありました。姫路でも「見た」という人がいて、ホンマかな、と。
上記は再掲載のものばかりです。「写真撮ってWebで公開してます!」という人がいたら知らせてください。このページで紹介させていただきます。
[紹介]日本火球ネットワークのWebサイトに掲示板が設置されています。
今日は11月22日、「いいふうふ(夫婦)」だとか。独り身には関係ないけど。
国際宇宙ステーションの最初の部分(基本機能モジュール。愛称「ザーリャ」)が20日にロシアのバイコヌール基地から打ち上げられ、建設がスタートしました。
次の部分(ノード1.愛称「ユニティ」)の打ち上げは12月3日打ち上げ予定です。
J.Muellerは11月17日の観測で「やまねこ座」の無名銀河に約18等の超新星を発見しました。(超新星1998et)
Wise Observatory Optical Transients Searchは、「うお座」の2つの無名銀河に、それそれR等級で19.7等(超新星1998eu)と21.3等の超新星(超新星1998ev)と思われる天体を発見しました。
11月13日に発見された超新星1998es(11月16日既報)はIa型の超新星ですが、典型的なIa型のものより明るくなりそうという事で関心を持たれているようです。
[しし群]報告、速報、ニュースの類が続々と。。。。
国内では一時間当たり数十個程度、最も出現したと思われる大西洋方面で1時間あたり2000個、過去の大出現に比べると小規模だったようです。
著名な観測場所は大混雑だったようです。私も車で移動中、家の前で空を見上げている人、道端に車を停めている人などを見かけましたし、私の周辺でも「しし群」の話題で持ちきりでした。たくさんの人が、夜起きて空を見上げるきっかけにはなったようです。そのまま星に興味を持ちつづける人が増えてくれればいいですね。
アメリカのSpahrは、11月16日(世界時)Catalina Sky Surveyの観測中に、「エリダヌス座」に全光度16.5等の彗星を発見しました。尾は見えず、コマの直径18秒とのことです。短周期彗星の可能性もあるとの事です。(C/1998 W1)
[しし群]残念ながら大出現とはいかなかったようですね。また全国的に天候が不安定な中でしたが、皆さんはどうだったでしょうか。福原は天候などの都合から、結局、自宅近くの公園で観望しました。あまり多くを見ることにはなりませんでしたが、18日4時から30分間の間に、マイナス等級の流星を6個数えました。
日本流星研究会のWebサイトによれば、日本時間で11月17日14時ごろにカナリア諸島で1時間に1000個の出現が報告されたとのことです。どうやら、ピークの時間は予想より15時間も早まったようです。
LIVE! LEONIDS 98は中継した映像の再放送を公開中です。第1弾は4時15分に流れた大火球の映像。要RealPlayer
そのLIVE! LEONIDS '98および「しし座流星群全国高校生同時観測会」には、テーマソングがあります。
[しし群]この更新が極大前最後の情報になると思います。そのわりに大した内容じゃないかも。
CNNのニュース。NASAの観測計画?
みなさんの地方が晴れる事をお祈りします。お互い、どこかのライブ中継を見て我慢するなんて事がないように願いたいものですね。
the Lick Observatory Supernova Searchは、11月13,14日の観測から、「うお座」のNGC 632に14等台の超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1998es)
[しし群]NASAによるライブ中継。なんと、観測気球にCCDカメラを載せて、100,000フィートの高さからも中継をするとのこと。
[しし群]同じくNASAによる観測計画。ロゴが気に入りました。
[しし群]宇宙開発事業団の、しし座流星群極大に備えた対策が発表されています。
[しし群]同じく米軍も緊張。
[しし群]Internet Watchが集中企画を組みました。
天文雑誌「スカイウオッチャー」1998年12月号の「ウオッチャーズガイド」に大きなミスがあったとの事で、アストロアーツのWebサイトに訂正記事が載っています。スカイウォッチャーを購読されている方は参照してください。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
「しし座流星嵐も、ハッブル宇宙望遠鏡の観測を妨げることはない」。ハッブル宇宙望遠鏡は、しし座流星群が極大を迎える間も、流星群の放射点の反対方向の天体を対象として観測を続行するそうです。
がんばれぇ!
毛利衛さんも、2回目のスペースシャトル搭乗が決まったようです。
実は10月末に既に発表されていたのでした。
[HST]「ヴォルフ・ライエ星」という天体の一つでWR124という天体です。激しくガスを噴き出しています。WR124は「いて座」に位置し、太陽系から1万5千光年離れています。「ヴォルフ・ライエ星」はとても熱く短命の星ということです。
[HST]南天の惑星状星雲NGC 3132。"Southern Ring"として知られているそうです。見たことのある人いますでしょうか。太陽系から2000光年の距離にあり、星雲を構成しているガスは中心星から毎秒約14kmの早さで膨張しているそうです。
なお、画像は温度による擬似カラーで、青が高温、赤が低温との事です。
スペースシャトル「ディスカバリー」に乗せられたテディーベアの名称を宇宙開発事業団が募集している話題がCNNにも。
the Supernova Cosmology Projectが「エリダヌス座」と「オリオン座」の境界に1個、「ペガスス座」に2個、計3個の超新星を発見しました。(超新星1998eo, ep, eq)
MACHO Collaborationが「テーブルさん座」のGH 9-2に、超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1998er)
向井千秋さんの詠んだ短歌の下の句を宇宙開発事業団が募集しています。
向井さんの実験助手(クマのぬいぐるみ)の愛称も合わせて募集中。
国立天文台・天文ニュースを転載します。
[しし群][手前味噌]星見人達の「1998年しし座流星群リンク集」を「1998年しし座流星群」というタイトルに変更。しし群の説明もつけました。
[しし群]東亜天文学会のWebサイトでも、しし座流星群関係の書籍が紹介されています。表紙の写真つきなので書店で探すのに助かりそう。(Thanks>oaa-web@amy.hi-ho.ne.jp)
また、東亜天文学会は、しし座流星群の初心者向け観測マニュアルを発行しています。詳しくは同会のWebサイトへ。
[しし群]しし座流星群が極大を迎えるこの機会に、11月17日PM9:00〜10:00の一時間だけ、明かりを消して星を見ましょう、という運動があります。
同Webへのアクセス数から見てまだ小さな動きのようですが、広めたいものです。
[しし群]かわべ天文公園の解説ページ「ししのたてがみ」。おカタい説明はイヤ、という人にお勧めかも。(いや、それなりの用語はでてくるんだけれども)
[しし群][手前味噌]「星見人達」の天文書籍一覧のページに「しし座流星群」というカテゴリを設けました。Web上でデータを登録できますので、いい本があれば紹介してください。
LINEAR彗星(C/1998 U5)ですが、IAUCに載った位置推算表では、11月17〜19日頃に全光度10.5等という計算になっています。
MPECは、この記事掲載時点で見られるようになってます。
the Lick Observatory Supernova Searchは10月30日と31日(世界時)の観測から「やまねこ座」のUGC 3645に18等台の超新星と思われる天体を発見しました。(超新星1998en)
[しし群]いくつもの日食中継を手がけてきたLIVE!ECLIPSEのメンバーが中心となって、しし座流星群の多元生中継を行う予定との事です。要RealPlayer
今週のシャトルの飛行は、アメリカではJohn Glenn氏が注目されているが、日本では向井千秋さんが注目の的である、というCNNの記事
リンカーン研究所チーム(LINEAR)が「ふたご座」に14.0等の彗星を発見。(C/1998 U5)
もう、好きにして、という感じ。新天体発見競争も大きく様変わりしました。
この星図を作ってて、もう冬なんだなと思った。
C/1998 U4(SPAHR)彗星の初期軌道要素です。明るくなりそうに見えないので軌道図はなし。