ほんとにせっせと「感染してますよ」メールを送ってます。幾人かの方からはお礼のメールをいただきました。もちろんみなさん駆除後に送ってこられてます。
こういう、ウィルスに感染した人とか、サーバをクラックされた人とか、あるわけですが、私は彼らを罵倒する気にもあざ笑う気にも、「感染した者が悪い」とか「クラックされる者が悪い」とか言い放つ気にもなれません。
私もいつ何時、罵倒される側にまわるかわかったものじゃないですし、自分は大丈夫という自信があれば笑う側にまわれるのでしょうが、そういう慢心こそ禁物ですし。
もちろん、同情などしてやるだけ無駄な、無責任無神経な人も少なからずいるわけですし、自分がウィルスに感染したら他の人に迷惑がかかる事を自覚して欲しいし、特に鯖(サーバ)なんて立ち上げるのなら、インターネット全体に対して責任を負う覚悟でやって欲しい、その覚悟がないなら鯖の管理者の資格などないって思うのですけど。
真剣に考えるだけ考えて、やらないでしょうね。実は常時接続だけど回線品質は決してよくないし、自宅でまで、自前鯖の保安に終始気を使うなんて、やってられない。インターネット全体に責任を負うのは、仕事だけで充分。
夕方、帰宅時間に人身事故発生。あらゆる電車は完全に止まり、私鉄で振り替え輸送を行うとのこと。大阪駅ではすべての自動改札が停止し、ホームからどんどん人が出てきて大混乱でした。
阪神*1で三宮まで行き、そこで様子をうかがってみたが、相変わらず電車が走っている気配なし。やむなく私鉄を乗り継いで西へ向かいました。私みたいにJRから振り替えてきた人で車内はぎゅう詰め、暑くてたまらん。
垂水まで来たところで、隣のJRの駅を見ると、おお、電車が来ているではないか。ということで、明石で降りてJRの様子をうかがう。明石駅も改札が停められて出入り自由です。非常事態だな。行先案内にも平気で「60分以上遅れ」などと表示されています。
タイミングよくそこに電車が来たので乗りました。混んでるかと思ったら思いのほか空いていた。各駅停車だけれども、こういう時に新快速を待つのは無理で、ここまできたら各停で充分。あとはのんびりと帰ることが出来ました。しかしこの電車、約1時間40分遅れだって。。。
ということで、予定より1時間30分以上よけいにかかってようやく帰りつきました。そんなすごい事故だったのか。それとも、あの事故からちょうど一ヶ月で慎重だったのかな。
でももっと大変な人を見かけました。三宮からの電車の中で、座っている人の定期券を見ると、「塚口−新三田」って書いてあるし。。。阪急、神戸高速、神戸電鉄と大きく迂回して帰られるのでしょう。
*1 阪急にするべきだったかな。
「はやぶさ」のその後の状況がさっぱり入って来ません。ただ情報を追っかけているだけの身としてもじりじりとした気分です。はやく朗報を聞きたいものですが、も少し我慢かな。
箱 |
開けたところ |
本体 |
恒星原盤 |
実はシンポジウムには行ってみようかという気はあったのですが、前後に予定が入っているのでやめました。日帰りという手もありましたけど。
やっぱり東京開催というのは腰が重いです。天文同好会サミットも、参加予定団体を見ると、確かに全国から来ているけれども、関東集中という感じはあります。ちなみに、私の関係する団体は、どこも、天文同好会サミットの話題すら上がりませんでした*1。こういうのは全国あっちこっちでやらないと広がらないと思います。
*1 私も同好会同好会しているのは嫌いなのでどこでも何も言いませんでしたし。
今日の講師役の人から「今日はこんな感じで」と一枚渡されました。見てびっくり。学校の授業計画そのもののような構成です。実際、現役の学校の先生なのですが、改めてそのことを認識した次第。
天文科学館の時計台の高さを三角測量で求めるのですが、三角関数が出てきます。キッズに参加する子どもは、ほとんどが小学生です。でも理屈はともかく実習中心で、うまくこなしていました。もう少し大きくなって、授業で三角関数が出てきたときに思いだしてくれるといいのですが。
実習では、私の班の場合、大人の測定値は全体に実際より高く求める傾向が出ました。測定に使った道具も簡易なもので、そもそも精度は出ないのですが。
キッズの勉強会は館の天体観望会の日に設定されています。なので、そのまま(正確にはいったん退館する)観望会に参加します。
今日は、地元子供会の参加があって子供が大人数でした。にぎやかなのなんの。
今日は朝から寒い一日でした。冷たい風が吹き、厚手の上着に帽子手袋は必須です。マフラーも欲しい(持っていかなかった)。肝心の空はというと、昼間:透明度はいいが雲は多い→夕方:べた曇→観望会の最中:雲は多いが晴れてきた、という状態。
いつもの日時計広場、今日は多いから、と、気持ちを引き締めていましたが、お客さんそんなに多くない。寒いから外に出て来たがらないのですね。原則として屋内で16階に昇る順番待ちをされている気配でした。終盤に、例の子供会の子たちがどっとやってきて大盛況になりましたが。
会場は兵庫県中央労働センター。私は移動プラネのスタッフをすることになっていました。
数日前にもらったスタッフ向け資料によれば、集合は朝8時とのこと。
・・・朝8時ぃ!?
がんばって起きて時間までに到着すると、さっそく準備作業。第一回投影の受付開始まで1時間ちょっとしかありません。
大ホールに並ぶ長机と椅子を一気に片付け、シートを敷き、ふた張りのドームをふくらませます。
ドームはいずれも大阪市立科学館のもの。直径は明石のより1メートルほど大きい7メートル。
二つ並べると壮観です。
投影機は、明るい色のドームが明石市立天文科学館、濃い色のドームが大阪市立科学館でした。
解説もそれぞれの館のスタッフが担当。
私は明石側ドームにつき、主にドーム内の案内が役目。
会場にはフォトモザイクも展示。
イベントや観察の風景、天体の写真など、沢山の人から提供いただいた写真をモザイクにちりばめて一枚のポスターに仕上げています。個々の写真はちっちゃくなっていますが、よく見ると写っているものがわかります。自分に縁のある写真を見つけて喜んでみたりしてます。
大ホール前のロビーには、受付と、うちゅうの本500冊展示会、なんでも相談室などが着々と準備されています。
時間になりドームに入ってみると、明石より1メートル大きいだけなのですが、もっと広く感じます。
投影機から投影面までの距離も長くなりますが、問題ないとのこと。
お客さんの出足はわりあいゆっくりとしていて、初回は仰向けに寝て見ることができました。
5回投影ですが、資料では結構タイトなスケジュール、ちょっと他をまわる時間はなさそうです。実は大阪側の投影も見ていません。明石の方は役得で3回見てしまいましたが。
外にいればいたで両方の声が聞こえてきます。はっきり聞き取れるわけではないのですが、だいたい雰囲気は伝わってきます。拍手や歓声が聞こえると、いままちあかりを消したなとか。
プラネ投影が終了してエンディングまでの間、居合わせたほしとも*1の人達と一緒に、ミニトークショーを聞きに行くことができました。
トークショーは、私の回は海部先生と北尾浩一さん。世界天文年企画の一つ「アジアの星の神話・伝説」プロジェクトについて海部先生からお話を聞きました。
ある星の並びに対して、地域により多様な伝承が残されている、という話、仏教説話など宗教に取り込まれたものも多いようです。
そして、北尾さんといえば、日本の星の和名・伝承の研究者です。
昔の人は、特に星を見ようと思わずに、でも時間を知ったりする目的で、ごく当たり前に星を見ていた、という話にうなずきました。
*1 明石市立天文科学館星の友の会
プラネタリウムを片付けた大ホールで開催されました。
井上さんの司会で始まります。
ウルトラマン登場。
映画の最新作がまもなく公開されるのですが、世界天文年のテーマソングを歌ったMISIAが主題歌を歌います。そしてMISIAとウルトラマンが「星空警備隊」を結成。
ウルトラマン(はしゃべれないので付き添いの人)がMISIAのメッセージを読み上げました。
続いて、兵庫県内の天文キャラ、シゴセンジャー、ひょんたん、星まるくんが登場。
となると、あの人も出てこない訳がありません。
そう、あの人。JAXAの阪本成一さんが、若田飛行士のメッセージと、若田さんがOFKとして宇宙に持っていった世界天文年旗を紹介していると、出ました、ブラック星博士。
なんと世界天文年旗を持っています。
結局お約束通り、やっつけられ、旗は取り返されました。めでたしめでたし。
ということで、世界天文年旗は、若田さんが宇宙に持っていったという事に加えて、ブラック星博士に奪われ、取り返されたというプレミアが付きました(笑) 大阪市立科学館で展示されるそうです。
この日のブラックの悪行は阪本成一さんのブログにも。
エンディングを終え、ほしともの人たちと会場を後にして、神戸市立こうべ小学校へ向かいました。グランドフィナーレの最後を飾るの「神戸の星の観望会」がそこで開かれました。関西の天文同好会や望遠鏡メーカーの協力で何十台もの望遠鏡が並んで星を見せます。
小学校の道中、ふと見ると、道の反対の歩道を重鎮の方々が歩いています。普通にこういう人達がそばを歩いている、というのが、実はグランドフィナーレの本当にすごいところじゃないかと。
観望会は私は完全にお客さんモードです。見せるのでなく見せてもらう側に回ったのは案外久しぶりかもしれない。
そんなわけで「私星のこと全然知らないんです」な顔をして見て回って・・・・はいなかったか(笑)
本当に大勢の人が望遠鏡を持ち込んで、来場したお客さんに星を見せていました。ふくださんも「チーム・はりま宇宙講座」のメンバーとして参加していました。
観望中心の人は見せたがりが多いんです。
ほしともの人に「(ふ)さんも望遠鏡持ってきたかったんじゃないんですか」と聞かれましたが、いや考えたんだけど今日はいいです。さすがに。
幸い天気に恵まれました。観望天体は木星、アルビレオを中心に、すばる、海王星なども。大都会の真ん中でも見える天体はあります。
そして、観望機材の多様なこと。かわいらしいちいさな望遠鏡から兵器のような大口径砲・・・もとい大口径鏡まで、屈折反射、「これなに?」というような望遠鏡まで、実に様々な望遠鏡が林立します。同じ天体を見てもそれぞれちがうんですよね。
6日は長い一日でした。まだ終わりません。
観望会の会場を後にしてみんなで南へ。天体観望の敵(笑)ルミナリエの会場です。
まあ敵情視察というわけで・・・(^^)
予想通りの強烈な人の流れを越え、会場へ入ります。私は生涯2度目のルミナリエです。
・・・実はグランドフィナーレよりたくさんの写真を撮ったというのは内緒です。ただ、ルミナリエって写真掲載オッケーなんだっけ。
震災の鎮魂を願って始まったルミナリエ、いろいろと開催が難しくなってきているようですが、続けて欲しいものです。
・・・あれ、敵じゃなかったっけ(笑)
最後はみんなで琉球料理の店に入り、ささやかに打ち上げになりました。私は9時半ぐらいで先に出ました。もう少しいたかったのですが、さすがに2日続きでお疲れです。
★ ただただし [そういうヤツはいますけどね(笑)。大事なのはスキルよりモラルですよ、やっぱり。]