ちと書き込みの作法を理解せんといかんかも。
編集後記の設定もそこそこに星見に出かけたのだけれども、、、
くもっているでわないか!!!
某会のコアな人々の最近のやる気の無さはどうだ。まあ、星は酒の肴でやってる気楽な集まりだし、へんに同好会百年の大計なぞぶち上げられとかえっていやだが、だからといって月に2度あるかないかの定例行事をルーチンワーク的にただ消化するのみ、他に何をするでもなし、それどころか、せっせと星見にせい出してる人間を嘲るような目で見ているというのはどういうことだ。
最近参加して来た人たち、特にMLに参加して来た人達、あまり定着しないけど、実はことごとく隣の隣の会に流れていって、そっちでびしばし楽しんでるって知ってるのかな。
せいぜいつき合って来たけど、流れて行くことにきめた。あっちの方が楽しそうだもん。別に離れる気は無い。コアな人だし(笑)
彼らは私のサイトなど読んでもいないだろう:-p
しょっぱなからハードな内容でした。もうちょっと穏やかな内容にできるといいんだけど。
「それなりにすごいかも知れない」というのは要するにこれでした。
私のところに持ち込まれたので、VSOLJの人に連絡し、以後、撮影者との間に立って仲介役を務めました。いい経験になったかも。
昨日は某会の例会に顔を出すべく神戸へ出ました*1
やや早い目に行って、三宮で軽く食べていこうと思ってうろうろしてみると、大昔に行ったことのあるカレー屋さんがありました。「カレーはちょっとねぇ。。。(理由は後述)」と思いつつ、足は言うことを聞かずそのまま店の中へ。
ここはビーフカレーしかありません。席に着くとご飯の量だけ聞かれるのです。おいしい。
ところで私はカレーは大好きなのですが、店のカレーライスを食べると、たいてい胸やけがして気持ち悪くなるのです。家で作るカレーライスはたいてい大丈夫なのですが、喫茶店でもファミレスでもカレー専門店でも店を問わずNG。ああレトルトも基本的に駄目だな。なぜかカレーうどんなどはOK。何ともないのは過去に一軒しかありませんでした。
なので、カレー屋さんは基本的に敬遠しがち*2なのですが、ここも大丈夫だった。一杯汗かきながら食べてましたけど。
例会の2次会は例によって近くのハンバーガー屋さんでした。
セットを頼んだのですが、飲み物に「バレンシアオレンジレモンアイスティー」というのがついてきました。作ってるところを見ていると、オレンジジュースをアイスティーに混ぜて、切ったオレンジを浮かべている様子。味はわるくはなかった。ちょっとオレンジジュースの方が強かったかな。家でも出来るんじゃないか。
他についてたのは「ケイジャンチキンバーガー」と「マンハッタンクラムチャウダー」なんかやたらと名前が長い。
国立天文台(の敷地内)にお住まいの方によれば、9月27日の観望会も、広報普及室の予想どおり、3000人近い来場者があったようです。やっぱり火星はすごかったというか、なんだかんだ言って宇宙に関心を持っている人は多いんだということなのかな。
もう昨夜の話になってしまいますが、帰宅して、ふと東を見ると、満月を過ぎた月と、その右下にとても明るい星が一つ。火星です。
どちらも見慣れているはずなのですが、案外とびっくりしてしまいました。
一日経つと月はおおきく動いてしまうので、もう今夜はずっと離れています。
ちゃんと他にも見ている人がいました。
む、こ、これは。。。。
というわけで、さっそくVidentity.orgでアカウントを取得しました。「Videntity.orgのために新しいID作っちゃダメだよ」を読んで、わざと他でOpenIDなアカウントを取得しようかと思ったのですが、やめました。プラグインも導入。このURLがそのままIDとして使えるのを確認。さて。。。
OpenIDなシステムを実装できるのかな。面白そう。
まだ紹介していなかったか。
現在、私のPCの壁紙は、この中の月周回イメージ図です。観測イメージ図とどちらにしようかと迷ったのですが、月をバックに「おきな」「おうな」を従えている姿が一番格好いいと思いました。
私が電話を取りました。
「ご主人さまですか」
「いいえ」
「ご主人さまはいらっしゃいますか」
「おりません(あの世です)」
この家は親の家です。父はすでに他界。ウソはついておりません。
もっとも世帯主は私だから、その意味では私が「主人」なのでしょうが、そこまで斟酌してやる必要もなし。
今回のテーマは「ガーネットスター」(ケフェウス座μ星)でした。直径が太陽の1420倍ある、最大級の大きさの脈動変光星です。独特の赤い色が特徴です。
星の友の会、略して「ほしとも」のいつものメンバーは、4階で天王星、海王星を見せる/見るのが目標です。今回、望遠鏡は2台、はじめは木星と月を見せ、一段落したところで、いよいよ天王星、海王星に挑戦です。
私は海王星を狙うことになったのですが、しかし、海王星のいるやぎ座のど真ん中に、月。厳しいかも。海王星は、この春夏に望遠鏡で導入した実績はありますが、だいたい秋の南天は苦手な空域なのです。
とりあえず明石大橋を使ってファインダーを調節していると、人が寄ってきたので、そのまま大橋観望会をやりました。でもこれ、方角を間違えるとエラいことになるんですけど(^^)
改めて海王星に挑戦。しかし、ファインダーで星がほとんど見えない・・・悪戦苦闘のすえ、結局ふくださんに替ってもらいました。間もなく、メインの40センチ鏡がもうすぐ終了というので、次に井上さんに引き継いで16階へ移動。
ガーネットスターは、高倍率のためか、大きく、揺らいでいました。赤というより褐色で、まるで低空の火星のようです。ガーネットというほどきれいな色ではありませんが、独特の色でした。
4階に戻ると、なんと井上さんが海王星の導入に成功していました。お客さんが一段落してからみてみましたが、よくあんなものを入れたものです(^^)。
よくよく考えれば、私が探した位置は、やぎ座の本来の位置よりも南過ぎました。月が真中にあるので、そのすぐ南あたりを探せばよかったはずですが、やぎ座の大きさを見誤ったみたいです。
いずれにせよ、これで、ほしともいつものメンバーは、「惑星ぜんぶ見ようよ」のゴールド認定が続出したようです。おめでとうございます。
そしてやっぱり、私は秋の南天は苦手です。
明石市立天文科学館星の友の会の中に会内サークル「遠足部」を立ち上げました。会員の完全な自主活動で、近隣の科学館や天文施設などに出かけるサークルです。
その第一回目の「遠足」先として大阪市立科学館を選びました。開催中の企画展『渋川春海と江戸時代の天文学―「天地明察」の時代―』を見学するのが目的です。参加者は合計7名。各自のスケジュールの都合で、先行組4名と後から合流する3名に分かれ、先行組は先にプラネタリウムを鑑賞することにしました。
プラネタリウム番組は「ブラックホール」。前半は生解説による星空案内、後半は自動投影番組となります。初めて大阪市立科学館に来られる人もおり、見慣れた明石とは全く異なる設備や番組構成に驚いていました。
後から来た3名と合流、展示室へ。今回、担当の嘉数学芸員に案内をお願いしていました。
渋川春海(1639~1715)は江戸時代の天文学者。江戸幕府碁方の安井算哲の長子として生まれ、14歳で父の跡を継いで二世安井算哲となります。幼少から天文に興味を持ち、碁方を務める傍ら数学、暦法、天文暦学、神道などを広く学びます。(「渋川春海」を名乗るのは晩年ですが、ここでは「渋川春海」または「春海」と呼ぶことにします)
春海はそれまで日本で使われていた宣明暦に代えて、初めて日本独自の暦である貞享暦への改暦を行い、その功績により初代幕府天文方に任ぜられます
当時、日本でも使われていた中国式の太陰太陽暦では、毎年暦の作成を行う必要があり、「宣明暦」「貞享暦」といった「暦」はその計算法を定めた「暦法」です。どんなに優れた暦法も長年のうちに誤差が増大するために絶えず改良(=改暦)が必要でした。
ところが日本では、862年に施行された宣明暦がもう800年以上使われ、江戸時代初期にはかなりの誤差を生じるようになっていました。春海は十数年の苦労の末に改暦事業を成功させます。この改暦に取り組む春海(安井算哲)を描いたのが冲方丁の「404874013X」で、今年映画になりました。
企画展の目玉の一つは、映画で実際に使われた大道具、小道具の展示で、こちらは地下一階アトリウムに展示されていました。映画前半の北極出地のシーンで登場する象限儀は良い撮影スポットです。実際に観測可能で、京都でこの象限儀を使って北極星を観測するイベントも行われたとか。
「天地明察」の象限儀。大きい!
この象限儀は春海の時代のものではなく、ずっと後世、伊能忠敬が使った象限儀をもとにしているとのこと。大きいですが、これは監督から「大きくしてくれ」と言われたため(^^)。春海の時代の観測機材は、渾天儀など残されているものもありますが、よくわかっていないようです。
また春海が本当に北極出地を行ったかどうかも正直「わからない」そうです。後世の伝記に、現在の中国・四国地方に私的に旅をしてそこで北極出地を行ったという記述がほんの一、ニ行出てくるだけとのこと。「わからない」ならそこは作家の領域、というわけで、「天地明察」では幕府の命で全国をめぐる事になったのでした。もっとも、史実では全国というのはさすがにないようですが。
算額絵馬。実際は「算額」というように大きな「額」だったそうですが、原作および映画では絵馬として描かれています。
天球儀や文献類。小道具の充実度は日本映画としては「ギネス級」だそうです。改暦の請願書は専門家が感心したぐらいよくできているとのこと。書籍なども一部実際に文字が書き込んでいる場所があり、大学の書道部などを動員して書き込んだそうです。
もう一つの目玉は春海が作成した星図3作全部揃っていることでしょう。春海の功績は貞享暦改暦がよく知られていますが、改暦後も引き続き天体観測を行い、星図を3作残しています。その最も新しい「天文成象」では、日本独自の星座をいくつも制定しています*1。
展示の様子。撮影禁止の資料もあるので遠くから。
春海の時代は、まだ洋書の輸入が厳しく制限されていた頃になります。地動説など西洋の天文学の最新知識にも触れてはいましたが、春海自身は疑わしく思っていたようです。洋書の禁が緩和され、蘭学が本格的に発展をはじめるのは春海が亡くなった直後のこと。春海は衰退していた日本の天文学を活気づかせた人物であると同時に、蘭学の影響を受ける以前の伝統的天文学の最後の天文学者でもあります。
ところで、この時代の天文書も暦法もすべて漢文です。数値や計算式もあるはずですが、どんなふうに記載されているか、興味ありませんか?
はい、展示してある書物の数式を見てみました。すべて漢数字、計算記号も「加減剰余」そのまま漢字です。当然縦書き。ふくださんも言われているように相当難解です。これを読んだだけでも尊敬してしまいます(^^)。
嘉数さんのギャラリートークは、とても丁寧で、かつ熱心にお話いただき、他のお客さんも巻き込んで予定の時間の倍近くにもなりました。私達だけだったら20分程度で済ませてしまったところ。ものすごく濃密な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
おまけその1。彼らも一緒に。
おまけその2。近くの空き地にあった謎のアナレンマ。ここは科学館関係の敷地とは思えない空き地でした。
*1 天のメッセージは天文現象となって現れるため、為政者は天を観測してそのメッセージを読み取らねばならないという思想が生きていた時代。当時の日本で使われていた星図星座は中国のものだったため、それを日本に合うように作り変える、というのが春海の星座研究の目的だったようです。
コスモプラネタリウム渋谷
★★★★★☆☆
#Z機巡り
全国カールツァイス・プラネタリウム巡りの5館目、コスモプラネタリウム渋谷は、渋谷区文化総合センター大和田の最上階にあります。渋谷駅前からしっかりとドームが見えます。
渋谷は渋谷川の谷間に位置する町で、駅はちょうど谷底、そこから坂を上っていくことになります。昨日はぎりぎり持ちこたえた天気も今日は朝から雨。
とりあえず開館と同時に入場券を確保しました。もっとも、さすがにオープン直後に比べると落ち着いていて、あわてて早目に確保しなくてもよさそうです(天気が悪かったからかもしれない)。
週末の投影は11:30、13:00、14:30、16:00、17:30、19:00の6回ありますが、11:30は子供向けということで午後の13:00と14:30を観ることにしました。いずれも前半は生解説による星空案内、後半は自動投影の番組です。
13:00は村松修さんの解説でした。プロのアナウンサーのような語り方が印象的です。14:00からの解説も明るい口調で。いい解説が聞けるプラネタリウムはいいものです。
カールツァイスIV型は2階に展示保存されています。
チケットを確保した後、まだ時間があるとTwitterでつぶやいたら、ふくださんから「『天地明察』でも出てきた金王神社(金王八幡宮)が近くである」と教えられました。雨が降っていましたが、近くなので大丈夫だろうと、地図で場所を確かめつつ、行ってみました。
金王八幡宮は、1092年に、渋谷氏の祖、河崎基家によって創建されたとされます。渋谷氏はこの八幡宮を中心に渋谷城を築いていましたが、1524年、北条氏によって滅ぼされました。八幡宮は江戸時代に入り徳川将軍家の信仰を得、特に三代将軍家光の乳母春日局が社殿を造営するなどしています。金王八幡宮の名前は、基家の嫡男渋谷重家の子、渋谷金王丸常光に由来します。
雨の中、まず参拝を済ませ、宝物殿で算額を拝見しました。
「天地明察」でも出てくる算額(さんがく)とは、主に江戸時代、額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納したものです。日本独特の文化で、金王八幡宮だけでなく、現在、日本全国で千点弱の算額が確認されているとのこと。
金王八幡宮にある算額は3点。いずれも民俗文化財の指定を受けています。うち一つは扇形の珍しいもの。いずれも色鮮やかな図形と、その解法を記した漢文が描かれています。署名はだれそれの門人なにがしというもので和算の世界も流派があり師匠と弟子の関係があったことがうかがえます。
実は現在も算額奉納を受け入れている神社もあるとか。
金王八幡宮を出て、お昼でも食べようと渋谷駅前へ。
渋谷ヒカリエに入りましたが、さすがに高い。またどこもいっぱいのようでしたし、あまり一人で気軽に入れる感じでもありません。
2階の連絡通路を駅とは反対側へ歩いていくと、いきなり道路に。一階分の高低差。やっぱり渋谷は谷間の街なんだなと思いました。
ご飯は結局外へ出て、八幡宮への行きに見つけていた店へ。そこを出て渋谷区文化総合センターへ向かおうとすると風雨が強くなりびしょ濡れに。急いで駆け込みました。這う這うの体とはこのこと。
渋谷川。この川がこの谷を作ったとは思えない小さな流れです。駅のすぐ南から暗渠を抜けて地上を流れています。
★ ただただし [レモンも入ってるんですか?]
★ (ふ) [レモンははいってないです。間違えたので書き直したのでした。]
★ ただただし [サブタイトルの方が直ってないです(笑)]
★ (ふ) [むはぁ。。。。(滝汗]