編集後記


2007年10月20日(土) [長年日記]

かぐやイラスト集

まだ紹介していなかったか。

現在、私のPCの壁紙は、この中の月周回イメージ図です。観測イメージ図とどちらにしようかと迷ったのですが、月をバックに「おきな」「おうな」を従えている姿が一番格好いいと思いました。

ところがsorae.jp記事中で同じ絵を採用しているのでびっくりしました。

またまたセールスの電話

私が電話を取りました。

「ご主人さまですか」
「いいえ」
「ご主人さまはいらっしゃいますか」
「おりません(あの世です)」

この家は親の家です。父はすでに他界。ウソはついておりません。

もっとも世帯主は私だから、その意味では私が「主人」なのでしょうが、そこまで斟酌してやる必要もなし。

明石市立天文科学館観望会

ガーネットスターの位置

今回のテーマは「ガーネットスター」(ケフェウス座μ星)でした。直径が太陽の1420倍ある、最大級の大きさの脈動変光星です。独特の赤い色が特徴です。

星の友の会、略して「ほしとも」のいつものメンバーは、4階で天王星、海王星を見せる/見るのが目標です。今回、望遠鏡は2台、はじめは木星と月を見せ、一段落したところで、いよいよ天王星、海王星に挑戦です。

私は海王星を狙うことになったのですが、しかし、海王星のいるやぎ座のど真ん中に、月。厳しいかも。海王星は、この春夏に望遠鏡で導入した実績はありますが、だいたい秋の南天は苦手な空域なのです。

とりあえず明石大橋を使ってファインダーを調節していると、人が寄ってきたので、そのまま大橋観望会をやりました。でもこれ、方角を間違えるとエラいことになるんですけど(^^)

改めて海王星に挑戦。しかし、ファインダーで星がほとんど見えない・・・悪戦苦闘のすえ、結局ふくださんに替ってもらいました。間もなく、メインの40センチ鏡がもうすぐ終了というので、次に井上さんに引き継いで16階へ移動。

ガーネットスターは、高倍率のためか、大きく、揺らいでいました。赤というより褐色で、まるで低空の火星のようです。ガーネットというほどきれいな色ではありませんが、独特の色でした。

4階に戻ると、なんと井上さんが海王星の導入に成功していました。お客さんが一段落してからみてみましたが、よくあんなものを入れたものです(^^)。

よくよく考えれば、私が探した位置は、やぎ座の本来の位置よりも南過ぎました。月が真中にあるので、そのすぐ南あたりを探せばよかったはずですが、やぎ座の大きさを見誤ったみたいです。

いずれにせよ、これで、ほしともいつものメンバーは、「惑星ぜんぶ見ようよ」のゴールド認定が続出したようです。おめでとうございます。

そしてやっぱり、私は秋の南天は苦手です。


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