編集後記


2002年10月13日(日)

今現在のお奨めディストリ

んなものはない(きぱ。Kondaraは今でも一番使いよいディストリだったと思うが、理想的というわけではない。結局自分が一番使い良いものは自分で作るしかないというのが結論。パッケージングぐらいできるし、インストールCDぐらい作れるし。

いやそういう風に見切ったら、Linux触るのよけい楽しくなったなあ。

「月」という地名

は、実は必ずしも星とは関係ないのです。城や砦を意味する「ツキ」という言葉から来ているものが多いとか*1

姫新線沿線の三日月町には、学校の裏山に、低木を植えて作った大きな三日月があります。夜には光ります。しかも30分おきに流星が流れます。

*1 うろ覚え。あてにしないように。

某MLで

また例の人がヨタ話をやってます。何度目かな。しかしいいカモですね、この人。そのテの話をすぐ信じるくせに、そのテの話にうといときている*1。昨日のTV番組で初めて知ったらしいけど昨日今日出てきたネタではない。月に行ったのがシャトルだと思ってるし:)

私は相手する気ないんで放っておきますけど。(と)な話につきあってMLのログを汚す気もないし。

*1 だから簡単に騙されるのでしょうが。

天文台マダム日記

from なんじゃくてんもん日記。さっそくネタにしよう。

ていうか、きょうはこれしかないような気が。。。(汗

アストロアーツの情報トピックス

ライバルが増えたなぁ。。。

新聞サイトの著作権

ところで、Info-Starにしろアストロアーツにしろ、平気で新聞社サイトの記事ページにリンクしてるけど、彼らは許可とってるのだろうか。アストロアーツは取ってそうだが。

私が、日本の新聞記事に関しては「Yahoo!News」ぐらいしか相手にしていないのは、新聞協会の「ネットワーク上の著作権に関する協会見解」という文書があり、ほとんどの新聞社がそれに準じているからで、たとえばアストロアーツの情報トピックスから読売新聞のリンクをたどり*1、リンク規定をたどると、「リンクは原則自由」といいながら許可を求め、しかも個別記事への直接リンクは原則禁止となっています。asahi.comも原則自由だけれども、やはり個別記事へのリンクは原則禁止。他も同様。

もちろんそういう状況は不満なのですが、「悪法も法なり」というやつで、そう言われている以上従わないわけにはいかない。要は承諾を得ればいいのだけれども、毎日の記事にいちいちやってられないしそこまでして新聞記事にリンクを張りたいと思わない。

もちろん、アストロアーツやInfo-Starがどこかの新聞社から訴えられたら、私は彼らを支援しますが*2

Yahoo!Newsはフレーム内からリンクしない限り記事に対してもリンク自由です*3。大きな抜け穴です。

*1 それ以前にリンク切れまくっているという話も。

*2 むしろ訴えられて、それがきっかけで議論が巻き起こってくれることを期待してたりとか。。。

*3 過去、フレームの中からニュースサイトの記事にリンクを張り、別フレームに広告を出して儲けようとしたのが確か外国にいて、それが、もともとリンクに寛容だったマスコミ側の態度を硬化させたという経緯があったと記憶します。


2003年10月13日(月)

X端末の実験

中古PCをネット端末にする方法を考えていて、いわゆるX端末にしてしまえばいいのではないかと思いました。ところが、今までリモートのディスプレイマネージャを呼び出す、というのをやったことがないので、ノートPCからデスクトップPCのxdmを呼び出してみました。

/etc/X11/xdm/xdm-configに、

DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.setup:   /etc/X11/xdm/Xsetup_0
DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.startup: /etc/X11/xdm/GiveConsole
DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.reset:   /etc/X11/xdm/TakeConsole

を追加。さらに、

DisplayManager.requestPort:0

をコメントアウト。

次に/etc/X11/xdm/Xaccess

*               CHOOSER BROADCAST

が有効になっているのを確認。

これで念のためデスクトップPCを(ランレベル5で)再起動。

ノートPC側は、ランレベル3で起動し、一般ユーザでログインしてから、

 X --query デスクトップPCのホスト名

を実行すると、見事にxdmの画面がノートPCに現れました。

ためしにそのままMozillaを起動してみたら、起動はちょっと遅いけど、とりあえず動きます。

こういうやり方も一つの方法かなあ。いわゆるアプリケーションサーバがいるけど。

中古PCでネット端末 (4)

対象のPCにはHDDが入っているんだけど、インストールの手間もあるので、先のX端末のいわゆる 1 CD Linux 化をやってみることにしました。

なにやら見よう見まねでISOイメージまでは作ることができたので、VMWareで動かしてみることにしました。カーネルが起動するところまでは進んだのですが、xdmを呼び出すところでつまずいている様子です。それに、メモリ容量が厳しいので、RAMディスクは使わない(!)か極力小さくしたいのですが、/varなどは書き込み可能でないと都合が悪そう。まだま日の目を見るのは遠い。

自分で一から作るより、出来合いのものをベースに作っていく方がいいと思うんですけどね。

Fluxboxの

明るいstyle、ないかな。子供受けしそうなやつ。


2005年10月13日(木)

わすれてた

佐野さんの超新星発見は、Yahoo!のニュースを見て知りました。

それでIAUCが来ていないことに気が付き、指を追って数えてみたら、ちょうど9月で切れていました。あわてて妖しげな英語で講読継続のメールを出しました。最長の18ヶ月単位で講読しているのですが、長すぎるのかな。いつ期限が切れるかわからなくなってしまう。別に連絡をくれるわけでないし。

実は継続するかやめるか5分だけ迷いました。でも継続することにしました。これがないと、だれか日本人が彗星を発見しても気が付けない。

しかし、今どき、メールでカード番号を送らせるなんて。。。無造作に応じている自分も自分ですが(^^;; また昔みたいに定額小為替で送るかなぁ。(10月22日訂正: カード使用者向けにはWebで手続きできるようになっていました)


2007年10月13日(土)

創業300年の信用が・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000059-san-soci。34年ということは、私が小学校の修学旅行で買ったのも、製造日偽装の可能性があるってこと? この間も久しぶりに食べたしなぁ・・・・・

冷凍保存で品質に問題がないのなら、作りたてを強調することに、無理にこだわらなくてもよかったのにと思います。下手に小細工するから、ばれるとこうなります。


2008年10月13日(月)

Delta = 0.00004AU

2008 TC3のこと。先日は、最終のMPECが一番信頼できるだろうとMPEC 2008-T74を紹介したんですが、衝撃の大きさはやっぱり最初のMPEC 2008-T50ですね。

Date    TT    R. A. (2000) Decl.    Delta    r    Elong.  Phase     V
2008 10 07.07 01 07.35  +17 29.9  0.00019  1.000  167.4    12.6    12.5
2008 10 07.08 01 31.80  +19 02.5  0.00015  1.000  163.3    16.7    12.1
2008 10 07.09 02 06.87  +20 51.7  0.00010  1.000  156.2    23.8    11.6
2008 10 07.10 03 08.55  +22 53.5  0.00007  0.999  142.8    37.2    11.0
2008 10 07.11 05 36.95  +21 35.3  0.00004  0.999  109.4    70.6    10.8

地心距離0.00004天文単位は5983.92 キロメートル、地球の赤道半径より内側、つまり衝突を意味します。

末尾には、以下のような注釈があります。

The nominal orbit given above has 2008 TC3 coming to within one earth radius around Oct. 7.1. The absolute magnitude indicates that the object will not survive passage through the atmosphere.

Steve Chesley (JPL) reports that atmospheric entry will occur on 2008 Oct 07 0246 UTC over northern Sudan.

ディスレクシア

NHKスペシャル「NHKスペシャル|病の起源 第4集 読字障害 〜文字が生んだ病〜」を録画していたのを、いま見終わったところです。

知人が教えてくれた番組ですが、こういう「障害」の存在を初めて知りました。

他の能力は問題なく、言葉も聞いたり話したりには異常がないのに、文字の読み書きができないというものです。勉強していないから読めないのではなく、脳が文字を処理できないことによっておこります。発見されたのは19世紀ですが、相当数の人(欧米で10人に1人、日本で20人に1人)がその可能性があるとのこと。

ヒトの脳には文字を認識する領域がなく、もともと他の目的に使っていた領域を利用して、視覚情報として入ってきた文字を音に置き換えて言語として認識しているとのこと。言葉はヒトが種として持つ能力ですが、文字はたかだか5000年前の発明品に過ぎず、進化の過程としては、発明されてからこれまでの時間があまりに短いため、まだヒトの脳は充分に文字に適応しきれていない、ということが説明されました。

学習方法を工夫することで克服できることも紹介されていました。番組の終わりの方で、ある専門家は「障害ではない、習得の仕方が異なるのだ」と言いきっています。一方、ディスレクシアの人は空間認識能力などに優れていることが多いとも。もともと備わっていた脳の領域を文字認識のために使うようになったとすると、私たちは文字のために別の能力を引き換えにしてしまったのかもしれません。

ディスレクシアに限らず、私たちの知らない様々な事情を抱えた人がたくさん存在します。バラエティ番組などで、漢字が読み書きできない芸能人がいたからって、単純におバカ扱いしてはいけないのかもしれない(いや、わからんけど)。


2012年10月13日(土)

天体観望会「ガーネットスター」

ガーネットスターはケフェウス座にある星です。3.43等から5.1等まで変光する脈動変光星ですが、この星が観望会のテーマに選ばれたのは、この星が赤いから。

M2型の低温の星で、そのため赤く見えます。この星を観測したウィリアム・ハーシェル*1が「印象的なガーネット色」と表現したことから「ガーネットスター」と呼ばれています。実際見た感じはオレンジ色っぽく見えます。Wikipediaによれば観測されている中で8番目に大きく、直径は太陽の1420倍。ガーネット・スターを太陽の位置に持ってくると、土星軌道もすっぽりと収まってしまう大きさです。

今日は16階の担当につきました。ということは私がガーネット・スターを導入しなければならないのですが、そこは自動導入だから楽勝でしょう(^^)。

ところが朝はよく晴れていたのに夕方は雲に覆われてしまいます。プラネタリウム解説のあと、16階に上がってスリットを開けてみると、ああ、曇ってる・・・

ともかくもガーネット・スターの方向に望遠鏡を向けます。フォークマウントで、対象が北にあるので、鏡筒がそっくり返り、あんまり見たことのない姿勢に。もうちょっと低かったら接眼部を覗けなくなるところでした。

雲の具合は、もう少し明るい天体なら透かして見えそうな程度なのですが、ちょっと厳しい。スタッフのSさんが望遠鏡見学に切り替える旨連絡を入れました。そして第1班20人ほどが入場してきます。

曇っているのでガーネット・スターは見られないことを最初に詫び、簡単に望遠鏡の説明、そして、「見えないと思いますが」と断りを入れながら、接眼部を覗いてもらいました。

ところが、第1班の残り5人ぐらいのところで、「なんか見えてるんですけど」と。代わって覗いてみると、見えた! なんと雲が切れ、ガーネットスターが姿を表しました。

以後、どんどん雲が晴れ、残りの人全員に見ていただくことが出来ました。最初に曇っている間に覗かれた人には申し訳なかったのですが、下で、見えるようになったことを案内してくれたりしたために、幾人かは戻ってこられました。

スムーズに進んで午後8時過ぎには終了。ずいぶん早く終わったと思いましたが、冬時間で1時間開始を早めています。ですので正味の時間は夏とあまり変わっていないようです。

前回16階を担当した時も、途中から見え始めたのでした。どうせなら最初から最後まですっきり晴れるか、すっぱりあきらめが付くくらい悪天候か、どちらかにしてほしいものです。

*1 天王星の発見者


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