編集後記


2003年10月13日(月) [長年日記]

X端末の実験

中古PCをネット端末にする方法を考えていて、いわゆるX端末にしてしまえばいいのではないかと思いました。ところが、今までリモートのディスプレイマネージャを呼び出す、というのをやったことがないので、ノートPCからデスクトップPCのxdmを呼び出してみました。

/etc/X11/xdm/xdm-configに、

DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.setup:   /etc/X11/xdm/Xsetup_0
DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.startup: /etc/X11/xdm/GiveConsole
DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.reset:   /etc/X11/xdm/TakeConsole

を追加。さらに、

DisplayManager.requestPort:0

をコメントアウト。

次に/etc/X11/xdm/Xaccess

*               CHOOSER BROADCAST

が有効になっているのを確認。

これで念のためデスクトップPCを(ランレベル5で)再起動。

ノートPC側は、ランレベル3で起動し、一般ユーザでログインしてから、

 X --query デスクトップPCのホスト名

を実行すると、見事にxdmの画面がノートPCに現れました。

ためしにそのままMozillaを起動してみたら、起動はちょっと遅いけど、とりあえず動きます。

こういうやり方も一つの方法かなあ。いわゆるアプリケーションサーバがいるけど。

中古PCでネット端末 (4)

対象のPCにはHDDが入っているんだけど、インストールの手間もあるので、先のX端末のいわゆる 1 CD Linux 化をやってみることにしました。

なにやら見よう見まねでISOイメージまでは作ることができたので、VMWareで動かしてみることにしました。カーネルが起動するところまでは進んだのですが、xdmを呼び出すところでつまずいている様子です。それに、メモリ容量が厳しいので、RAMディスクは使わない(!)か極力小さくしたいのですが、/varなどは書き込み可能でないと都合が悪そう。まだま日の目を見るのは遠い。

自分で一から作るより、出来合いのものをベースに作っていく方がいいと思うんですけどね。

Fluxboxの

明るいstyle、ないかな。子供受けしそうなやつ。


プロフィール

星を見る、本を読む、そこらを歩いてまわる・・・→詳しく

注目リンク

バックナンバー