中古PCをネット端末にする方法を考えていて、いわゆるX端末にしてしまえばいいのではないかと思いました。ところが、今までリモートのディスプレイマネージャを呼び出す、というのをやったことがないので、ノートPCからデスクトップPCのxdmを呼び出してみました。
/etc/X11/xdm/xdm-config
に、
DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.setup: /etc/X11/xdm/Xsetup_0 DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.startup: /etc/X11/xdm/GiveConsole DisplayManager.ノートPCのホスト名_0.reset: /etc/X11/xdm/TakeConsole
を追加。さらに、
DisplayManager.requestPort:0
をコメントアウト。
次に/etc/X11/xdm/Xaccess
、
* CHOOSER BROADCAST
が有効になっているのを確認。
これで念のためデスクトップPCを(ランレベル5で)再起動。
ノートPC側は、ランレベル3で起動し、一般ユーザでログインしてから、
X --query デスクトップPCのホスト名
を実行すると、見事にxdmの画面がノートPCに現れました。
ためしにそのままMozillaを起動してみたら、起動はちょっと遅いけど、とりあえず動きます。
こういうやり方も一つの方法かなあ。いわゆるアプリケーションサーバがいるけど。
対象のPCにはHDDが入っているんだけど、インストールの手間もあるので、先のX端末のいわゆる 1 CD Linux 化をやってみることにしました。
なにやら見よう見まねでISOイメージまでは作ることができたので、VMWareで動かしてみることにしました。カーネルが起動するところまでは進んだのですが、xdmを呼び出すところでつまずいている様子です。それに、メモリ容量が厳しいので、RAMディスクは使わない(!)か極力小さくしたいのですが、/varなどは書き込み可能でないと都合が悪そう。まだま日の目を見るのは遠い。
自分で一から作るより、出来合いのものをベースに作っていく方がいいと思うんですけどね。
明るいstyle、ないかな。子供受けしそうなやつ。