真夜中をすぎると晴れ間が広がった。晴れてみると透明度も抜群で。出かけてみるものです。
今回の収穫は、M31の暗黒帯(C8-EXで見せてもらった)、北アメリカ星雲(メキシコ湾の部分がよくわかった)、土星、網状星雲、何年ぶりかで引っぱり出した8センチフローライトの状態がよかったこと、導入できる天体が増えたこと。また多様な機材が並びました。良い星見でした。
LVW-22を試してみました。XLちょっとだけ廉価版という事前の印象そのままでした。悪くないです。今回、自分の望遠鏡にはほとんどこればっかり使っていました(他に無いからだが)。眼鏡越しにはやや覗きにくいのが気になったところか。次はミードのアイピースを試そうかな。
それにしても赤道儀むかつく。組立も操作も片づけもうっとおしい。もう経緯台な身体なのかも(あ、さかいさんの悪魔のささやきが。。。^^;)。
私が最初に勤めた会社も中之島だったなぁ。辞めてからすぐ、対岸に移転したはずだけど。
あの会社にあのままいたら、たぶん今よりずっと安泰で平穏無事な、ごく普通のサラリーマンでいられたんだろうけど、でもあの当時の自分がそのまま今の歳になったかと思うとぞっとする。そんな自分を変えたくて辞めたのだった*1。
*1 昔の自分の行為というものは美化されるものだ。
毎日新聞の記事らしいんだけど、
ロケット本体ばかりでなく、打ち上げのための地上設備も、8月下旬のリハーサル試験で燃料充てん用のパイプにトラブルが発生するなど、成熟したとは言い難い。3号機の打ち上げは、地上設備、衛星を含めた日本の宇宙技術の総合力が改めて問われることになる。
あれってそんな重大なトラブルだったの?
「火星観測週間」のイベント情報ページの検索フォームに、今になって大きなバグを発見。検索フォームの検索日付にデフォルトで今日の年月日を設定するはずが、IEでは年が入っていなかった。JavaScriptでやってるのに、Mozilla と IEの違いを考慮してなかったと言う基本的なミス。JavaScriptってもう長いこと扱ってないもんなぁ、と言いわけしてみてもはじまらづ。。。
この事実は一刻も早く更新してもらって闇に葬らねば。あ、いや、既に何万もの人の目に触れてしまっているわけで。。。(大汗
なけなしのノートPCに5.2.1-RELEASEを入れました。慣れるとインストールが早くていいですね。
「え、local-group.jpって自宅サーバじゃなかったの?」って言われそうですが、自宅には置いていませんので。
明石市立天文科学館星の友の会、略して「ほしとも」の例会でした。
夏休み、石垣島に行った人の報告、北海道に行った人の報告、北海道に行った人の報告編集ミスではなく、2組いた。石垣島はまだ薄明が残っているのに天の川が見え始めるという澄み切った空、北海道はとにかく移動距離がものすごい。そして沈まぬ北斗七星。ひしゃくがひしゃくの用をなしていない。
発表の次はビンゴ大会。ふくちんさんのISAS土産がどっさりとあったのですが、例によって私は外しました。半分以上穴があいているのに3つぐらいリーチしているのに、なぜか最後の一穴が開かないのです。私の生き方を見事に当てているかもしれない。
次はカルタ大会。その前の週に、子供たちが集まって作ったものです。普通のカルタとはちょっと進め方が違います。絵柄は惑星なのでそれだけの枚数しかありません。惑星の名前を読み上げると、その星の札をとるのですが、取った枚数だけ記録して札は戻します。札は大判で床に置き、読み上げられるとみな一斉に飛びつきます。私は大人ぶって参加しませんでしたが、あれは子供の方が強いと思う。
最後に天文科学館の展示を見て回り、意見を書くことになりました。これから予定されているリニューアルに向けてのことです。具体的に「あんなの欲しい」というのを2,3書きましたが、ありがちなオブジェみたいな展示はいらないし、といって、今でも各地にある、これからも増えそうなデジタルな展示もどうかと思います。例えば天体の運動は、CGで見せるより、たとえば三球儀(これは今もある)や昔あった十球儀のような、機械仕掛けで手動で動かせる模型の方が理解がよいと思うのですが、どうでしょうか。
デジタルプラネにいま一つ面白みがわかないのも同じで、そりゃコンピュータ使えば何でもありでしょ、見せたい側の都合のいいように、それこそ嘘八百でも描けるでしょ、というイメージが抜けないのです。機械仕掛けで、モーターと歯車の組み合わせで、ほら天体の動きがこんなに表現できるんだ、という方が、天体の運動の法則というものを感じられて、ずっと面白いと思うのですよね。法則なんてムズかしい話はどうでもいい、頭上に光の点々がいっぱいありさえしたらそれでロマンチックだからいいんだ、という人にはどうでもいいでしょうが。
同様の理由で、PCの天文ソフトより星座早見の方が、実は好きです。
ここで、明日からのはずの特別展をフライングで見てしまいました(^^)
asahi.comより。真の顔というより原型ですが、なるほど確かに違います。
この上に布と漆を張り重ねて作っていくわけですから、型の形通りにできなくても自然なような気がしますが、出来上がった顔の方が断然いいですね。
久しぶりの活動参加、それも自ら企画を買って出ました。
いつもよく星の友の会の仲間と行く、明石市街地近隣の場所。
同好会以外の人達とも交流できたらいいと、星の友の会の有志によびかけ、結局、福田さんが参加されました。
私は午前は天文科学館で展示解説に入ることになっていたので、それが終わってから一旦帰宅して望遠鏡を車に積んで引き返す予定でした。ところが当日は朝から天気が絶望的でした。もう中止にして雑談会に切り替える気満々で、一旦帰るのも面倒だからそのまま夕方まで明石に居続けようかとも思いました。
ところが、帰宅の道中から晴れ間が覗き始めます。中止決定の予定時刻、私はまだ天文科学館に残っている人にメールで天気を確認。「雲は多いが天頂付近晴れている」とのこと。それで決行することに。
結局、最初は雲が多かったものの、時間が経つにつれて改善しました。沈みかけの土星、M13、M31、M27などいくつかを観望しました。身も蓋もなく言えば、街中での星見での見ものといえばせいぜい月や惑星程度で、ちょうどそのどちらも空にない時間帯。それでも透明度もよく、こういう場所にしては見えた方ではないかと思います。
望遠鏡や双眼鏡を数台並べた姿は人目を引き、通りすがりの人から「何か観測しているのですか」と声をかけられることも数回。「みなさん機材の気合が違います」いやいやまだこんなものではありません。彼らの本気は・・・
明石市立天文科学館星の友の会の例会は年に4回。今日はその2回目でした。
館長さんからTwitterを始めたという報告に始まり、飛騨天文台を訪れた話、太陽分光器を作った話、後半には天ボラのキッズルーム担当によるシゴセンジャーパペットショー。
分光器は工作のために購入して余った回折格子を使ったもので、フラウンホーファー線もちゃんと見えます。
後半のパペットショーは、今年からキッズルームで時折上演されているものでキッズルームを担当する天ボラさんによって演じられます。これまで試行錯誤してきて、一度友の会のみんなに見てもらって意見をもらおうということになり、例会での上演となりました。
実は過去何回か見ていますが、しっかり役になりきっていて、いい感じです。
ここでの観望会の今年3回目にして、ようやく晴れ。しかも快晴、透明度よし。お月様はとても綺麗でした。
参加者もいつになく多く。賑やかなお月見になりました。患者様3名、ご家族7~8名、病棟スタッフ3名。他に天文ボランティア以外のボランティアの方も数名。月の他、土星やアルビレオ、夏の大三角、火星、アンタレスなどを望遠鏡や双眼鏡、肉眼で観望しました。
私はiPadをプロジェクタにつないで月やそのほかの天体の画像を壁面に投影しました。
暗いので現地の写真はなし。
投影法による月
直接覗くと眩しいので、白いシャツを着ていた私が接眼部の前に立ってみると見事に投影されました。白いお皿や紙に映してみるとさらにくっきりと。私のスマホだとかなり荒いのですが、実際はもっと鮮明です。光ってるのは月の火山でも発光現象でもなく近くの照明が写り込んだものです。
さらにコリメートで。見事にケラれてしまいました。
★ KICHI [デジタルプラネについてのご意見、深く同意します。何でもコンピュータ上で再現出来る、と決め込んでアナログのメカニカルな..]
★ (ふ) [まさにそういうことです。もちろん機械仕掛けにしたからといって法則の中身までわかるわけではないですが、機械仕掛けで表現..]