5月26日は半影月食でした。わすれてた。ま、写真でわかる程度で、目で見てもよくわからない現象なのでいいですが、忘れてる、というのが悔しいです。当然「新着情報」でも告知できなかったし。
日食と月食は起きる条件が似ているので、日食が起きる前後は月食も起きやすい傾向にあります。んで、6月11日は太平洋で金環日食です。日本じゃ部分日食になります。観察するときは、くれぐれも太陽を直接見つめないように。目を痛めます。
一般に知られている、太陽を見る方法なるものとして、下敷きや黒く感光させたカメラフィルムを通すなんてやり方が知られていますが、実はいずれも危険です(特にカラーのカメラフィルムはだめ)。
カメラ店や天文関係の専門店で打って売っている「日食グラス」か、望遠鏡を使って投影法で見る(直接見るのは絶対危険)のが安全です。安全な観察の方法はこちら。
それ以前に、これ、平日の早朝なんだよな。
仮の冠を取って本物の冠を装着。これでやっとまともに食べられそう。まだちょっと慣れが必要だけどわりと具合はいいかも。
星の好きな人のための新着情報 5月28日より。「水の氷」なんて冗長な言い方ですが、「二酸化炭素の氷(ドライアイス)」なんてものもあるから油断がならないのです。
メタンの氷というのもあったか。
5月28日分を追加したのですが、6月号が5月に出たりもするからいいでしょう。27日中に追加があれば「その2」などと付けず、そのまま追加します。ん、なんか久しぶりに「編集後記」っぽい:)
太陽を減光するのに良いものについては、どうやら「星ナビ」の今月号に載ってるようです。で、私の知ってることが結構間違ってたりするので、いろいろ修正しなければ。
ということで、某MLで聞いたもので追加訂正したリストです。
なお、いずれも眼視で見るためのものです。
物品 | OK・・・使って良い NG・・・使ってはいけない ?・・・不明 |
---|---|
日食グラス | OK(推奨) |
モノクロネガフィルムを真っ黒に感光させたもの | OK |
カラーフィルムを真っ黒に感光させたもの | NG |
ポジフィルムを真っ黒に感光させたもの | NG |
NDフィルター | NG |
セルロイドやプラスチックの下敷き | NG |
CD | ? |
ロウソクの煤を塗ったガラス | ? |
カメラフィルムは現像済みであること。
NDフィルタは眼視でも使っている人案外いるんじゃないでしょうか。実は私も使ったことがある(大汗)。赤外線通すみたいです。
煤を塗ったガラスも、本に載っている方法としてはポピュラーですね。
CDは以前に一度試して却下した覚えがあるんですが。
「フロッピーディスクも使える」というのも、過去に聞いた事もありますが、これはだめです。ほとんど減光されません。
メガスターニュース(5月26日)より。開発元の発表なので多少割り引いた方がいいかもしれませんが、mixiの関連コミュニティでも話題になっていたり、Amazonなどでは予約段階で売り切れていたりするようです*1。ある会では「そんなに売れるわけがない」と冷ややかな声が聞かれたのですが、どかんと売れてくれるといいですね。。
*1 これも割り引いて見たほうがいい?
はじめは3件だけだったのですが、更新したと思ったらまた追加、で、ずるずると編集を続けてしまいました。
(注意)この日の日記は、IEでは、拡大画像を表示した後で戻ってくると、文字が消えるなどするようです。画像を表示するときは「新しいウインドウで開く」にしてみてください。
実は先週の星見の帰途に鹿をはねてしまい、前部を損傷したのですが、飛鳥をまわっている間に、修理完了の連絡をもらいました。
そこで帰り道に立ち寄り、車を引き取りました。
車は直せば済むけれども、はねた鹿も、そのまま道路を飛び出していったけれども、ただでは済んでいないはず。心が痛むことです。
★ ふくだ [学生時代にあの辺を自転車で巡ったことがありますが、あちこち様子が変わっているのに驚きました。あ、水落遺跡はもちろん外..]
昨日書いたように、メールサーバをDKIMに対応させました。あわせてyahoo.co.jpのDomainKeysも検証できるようにしました。以後、署名のないFrom: *@yahoo.co.jpのメールはすべて読まずに破棄します(ウソ。当面はsmapフォルダ直行ですが問答無用で破棄はしません)。
Postfixのページの「Postfix before-queue Milter support」と、「や.まや」さんの 「Sendmail/Postfix で DKIM」を参考にしました。はまったのは別のPCから送信したメールに署名がつかなかったこと、というより、署名をつけるべきメールの判断をどうさせるのかわからなかった。受信メールの検証よりも自分の出すメールにDKIMの署名をつけるのが一番の目的なので、これができなければ意味がない。LANのネットワークアドレスを記述したファイルを -i オプションで指定すれば解決しました。
それから -o オプション。署名生成時に無視するヘッダを指定するのですが、man dkim-filterでは、複数のヘッダを指定するときはコロン「:」で区切れと読めました。しかし、カンマ「,」が正しいようです。
「はやぶさ」のイトカワ観測データに続いて、「ひので」の観測データも公開されました。こちらはこれからどんどん蓄積されます。
研究者向けですが、報道では一般の人も楽しめるとのこと。だれかいじってくれる人が出てくると面白いかも。
関連で最新画像のページも公開されています。
昨年8月、国際天文学連合は、流星群の命名についてルールを定め、64個の確定流星群の公式な名称を発表しました(星の情報.jp:国際天文学連合、64の確定流星群と公式名称を決定(2009/08/11))。
それをうけて、日本では、つい昨日、流星群の和名の命名ルールと、確定流星群の公式な和名が決定されました。
その結果、「ジャコビニ流星群(Giacobinids)」については「10月りゅう座流星群(October Capricornids)」となりました。
確定流星群の中でも比較的よく知られた流星群はほとんどが名前を変えていません。
ということで、脳内BGM(My Favorite Heartware)も、今後使われなくなるかもしれない「ジャコビニ流星群」を偲んで「ジャコビニ彗星の日」(松任谷由実)です。この曲、もう何年も前に『「ジャコビニ彗星の日」にはしないんですか』と聞かれ、以来タブーにしていた曲です。ひねくれ者だ。
水星が見やすくなっています。5月25日に東方最大離角を迎え、前後数日は日没時の高度が6年ぶりに20度を越えるとのこと。
そんなわけで、このところ時々、会社の帰りに水星を探すため、西が大きく開けた川べりに行っています。
時間帯は日没30分から1時間のころ。空には星が瞬き始めていますが、まだ西の地平線は明るく、水星はその薄明のただなか、ちょうど木星とカペラ、水星が作る鈍角二等辺三角形の鈍角の頂点にあります。
まず見えたのは木星。これが今日の一番星。でも位置的には火星の方が先に見えていたのかもしれません。
だんだんカペラも見えてきて、三角形の底辺がはっきりとしてきました。水星はなかなかあらわれません。
現場は、そんなに多くはないけれどもそれなりに車がよく通る場所。注意しながら眺めていると、やがて夜の空が広がり、水星らしき天体がようやく見えました。水星を肉眼で見つけたのはたぶん生涯2度目。貴重な体験でした。
もうしばらくの間、水星は見えてるかな。
★ いまいち [昔の日食で「CDを透かして日食が見れる」というのを やってました。実際見ましたけどあれも本当は危ない のかな? #っ..]
★ (ふ) [うーん、どうなんでそ>CD]
★ ホシマル [ロウソクの煤もNGのはずです。均一でないうえに、赤外線を通しますから。NDフイルターも理由は同じですね。「赤外線」で..]