8:59 a.m. ESTあたりまでは普通。その後事態急転。
"human remains" って言うのか。なんか生々しい。
チャレンジャー以来よくこれまで成功を続けてこられたものです。でも、他のロケットにくらべてそんなに信頼性が高いとは聞いたこともないし、またいつか高い確率で失敗するんじゃないか、と思ってたのですが、まさか現実に2度目の事故が起こってしまうとは。。。かなり激しくショックを受けています。
乗員の方たちは覚悟の上で任務に赴いたでしょうが、無念なことでしょう。心から哀悼の意を表します。
そういや、以前にみつけた「あちらのミッション成功率の高さはうらやましい」なんていってた人は大ショックなんじゃないか。有人飛行はアメリカのシャトルに頼っていれば充分なんて思ってた人も*1。
当面、人類がすぐに利用可能な有人宇宙飛行システムは、ロシアのソユーズだけになります*2。日本を含め何ヶ国も参加している国際宇宙ステーション(ISS)は、文字どおり梯子を外された状態になるでしょう*3。こうなると、ISSに参加しながら、こと有人飛行に関してはアメリカとロシアに頼りっきりの欧州や日本は何やってるんだという感が。
も相当ショックでしょう。
でも、とても厳しいけど、このショックはいい経験になるでしょう。いい経験となるよう大人達が導いてやらないと。
「子供達にこんな思いをさせるのはかわいそうだから、次またこういう機会があっても、もう参加させるのはやめましょう」なんて言いだす「心ある大人」が出てきそうで嫌だな。でもそうやって悲劇を隠す姿勢が、死の意味や人の悲しみに鈍感な人間を作りだすと思います。
NASDAが日本語のを作ってたんだった。
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今年の11月ごろ、小惑星8043番が観測しやすい位置に来るようです。地球軌道に比較的近い位置で衝となり、天の川からも離れ、わりあい高度も高め。明るさは15.6等。
実は私は8043番の写真を持っていません。撮影するならこの頃がチャンスかもしれません。しかし撮影できそうな機材を持っていないのでCCDと望遠鏡を丸ごと誰かに借りなければなりません。使ったこともありません。思案中です。
「第2回ふくしま 星・月の風景 フォトコンテスト」は、郡山市ふれあい科学館で開催されたコンテストです。福島県内で星・月と地上風景をテーマとして撮影された作品を募集、自然写真家の鈴木一雄氏と渡部潤一氏が審査員を務められました。作品は2011年春に同館で展示されましたが、展示期間中に東日本大震災が発生しています。作品に収められた風景のいくつかは震災で失われてしまったとのことです。
この作品展は、その後、各地を巡回していましたが、今回明石市立天文科学館にやってきました。
この中で特にいいと思ったのが、大内宿で撮影された「ずっと昔から・・」(特別賞上から2枚目)と、入選作の「月夜のブラキオサウルス」(入選一番下)でしょうか。
大内宿は、雪に埋もれた家々に人がいて、その空の上にオリオン座という構図。「この街の空にも星は瞬く」そのもの(^^)
「月夜のブラキオサウルス」。ブラキオサウルス?もちろん模型なんですが、月に照らされた恐竜が首を伸ばしてかなたを見つめている姿が、なんかいいです。いわき市 海竜の里センターで撮影されたもの。リンク先の写真を見ると、巨大な恐竜模型があるようです。
最優秀賞に選ばれた「月夜の弁天島」で撮影された、海岸の岩場にある鳥居なんですが、流されたんだろうなと調べてみたら、震災後の写真で、ちゃんと鳥居があるものを見つけました。立て直したのでしょうか。
写真集も出ているのですが、天文科学館で販売していたようです。次に行った時に買おう。
年に2回程度ある、明石氏市立天文科学館星の友の会の観望会。
お天気が危ぶまれていましたが、晴れました。参加者もいつもより多めだったかも。
16階の40センチと15センチで、木星、すばる、オリオン大星雲、アンドロメダ銀河、アルマク、クリムゾンスターを観望。他にも見たっけ?
友の会観望会が晴れたのは本当に久しぶりです。
第4回「星なかまの集い~天文楽サミット~」は2月1日、2日、明石で開催しました。メイン会場は明石市立勤労福祉会館で、1日目の夕方に天文科学館を訪問しました。
当日の様子はなによりこちらで追ってもらうのが早いでしょう→第4回 星なかまの集い - Togetterまとめ・・・っと、手を抜いたところで、雑多な話を。
星なかまの集いの準備はおおよそ半年前から始まります。といっても早い時期にやっておくのは企画の立案とか会場の手配、講師をお招きするならその手配など、4回目ともなるとそれなりにやるべきこともわかっているので案外のんびりと準備をしています。本当に忙しくなるのは参加受付を始めてから。
実は木曜の夕方、喉が痛いと思って早く帰宅したら、いきなり発熱。翌朝も下がらず、結局そのまま仕事を休んでしまいました。這うように医者に行き、インフルエンザの検査は陰性ということで幸いでしたが、帰宅すると、薬を飲んだ後はもう動けなくなりました。
前日ということで委員会の準備のやり取りが盛んにメールで流れてくるのを時々チェックしながら、でも布団から出られず。
さらに発熱は土曜の早朝まで続き、これはついに4回目にして委員長倒れるの展開かどうしよう・・・*1夜が明けてようやく体が楽になり、なんとか会場へ。
みんなに「大丈夫ですか」と心配されながらようやく一日目をこなし、交流会も乾杯の後は他の実行委員に任せて早々にホテルに引き上げました。みなさんに本当に心配と迷惑をかけました。すみません。
2日目はようやく体調も回復。
そんなこんなで、今回は2日間合わせてちょうど100名の参加がありました。東は茨城、埼玉、千葉山、山梨から、西は岡山、広島まで。小学生から80代まで。いわゆるハイ・アマチュアから「星はきらきらしてきれい」な人まで。私たちの標榜する「多様な星なかま」の理想通りの多様な人々が集まってくださいました。
旧交を温める人、新しいつながりができる人。回を追うごとに、交流の場としても盛り上がっていっているのが感じられます。
交流の場といえば、今年もまたまた交流会の場所に悩みました。100人が入れる会場なんてそうそうありません*2。天文科学館見学がある都合上、時間も問題です。かなりむりやり交流会をセッティングした感が今年もありました。手配してくださった実行委員の方に頭が下がります。
今年も森本奨励賞を3組選びました。今年も悩みました。新旧の受賞者の方何人かに話を聞きましたが、だんだん権威性というか、大事な賞だという評価が高まっているようです。この賞はますます真剣に運用しないと、と、気持ちが引き締まっています。