をもらいました。
別に珍しくもありません。金儲けしませんか系の怪しげなメールは別として、最近も、しし座流星群を見に日本に行くんだけど、というメールを何通か受け取っていたりします。
私って、英語は日本語以上に苦手なので、せっかくメールをいただいても、返事を書くどころか、場合によっては何と書いてあるのかさえよくわからず、なこともあったりして、結構失礼してたりします。
しかし、今日受け取ったメールは変わっていました。なんでも、日本に友達(女性)が出来たんだけど(まあ、メル友でしょう)、彼女にメールを送っても返事がない。彼女のメールアドレスはこれこれだが、このメールアドレスが生きてるのか変更になったのか、あんた知らんか、と、そういうことらしいのですが。。。。
知るかい、そんなこと。
中身を入れました。でも前述のとおり、とりあえず、今のPCの中身をそっくり入れてみただけ。中身の新調はまたいずれ。実は前の筐体は電源の配置などが古いタイプで、どうみてもPentium 4 とかは入りそうにないのです。PentiumIIIでもCPUクーラーが当たりやしないかとひやひやだった。今度のはHDDなど一杯入れられる。それに前面に透明のアクリル板が貼られているのですが、青色のPower LEDの光に照らされてきれい。
家で眠っているパーツを組み合わせただけで、あと2台は組み立てられそうなのを前々から気にしていたので、実際に組み立てることにします。CPUはAMD K2-450MHzなので充分非力だけど使えるでしょう。
見たものは、まずエンケ彗星とリニア彗星(C/2002 T7)、エンケは拡散してかなりわかりにくい。リニアの方が、暗いはずなのにはっきりとよくわかる。ほんと来年期待できそうです。他いろいろ。私の手持ち望遠鏡では見劣りするものも多いけど、もうちょっとがんばって導入可能天体を増やそう*1。
早い時間は雨まで降ってきてどうなるかとおもったのですが、夜中前あたりからきれいに晴れ上がりました。一晩中、写真組の人たちにシャッターを閉める時間を知らせるキッチンタイマーの音が盛んに鳴り響きました*2。成果はどうだったのかな。
望遠鏡につないでいるバッテリーが予想より早く上がってしまいました。充電したはずなのにな。寒さのせいかな。寒さもまだ本格的じゃなかったんだけど。
★ ふくだ [今回公開されたターゲットマーカーの写真は、うれしかったです。]
23日から25日まで、KOBE帆船フェスタ2007が開催されています。日本丸と海王丸が入港し、23日午後には、両船同時にセイルドリルを公開します。そのセイルドリルを見に行ってきました。
神戸港の第一突堤。なんとなく私にもなじみの場所になってきたみたいです。
日本丸と海王丸は、今日の午前中に入港したばかりです。すでに黒山の人だかりです。
突堤に着いてみて気がつく。逆光だ。写真はもちろんですが、見るにもちょっと困ります。なので南寄りの位置から見ることにしました。両船は北に舳先を向けているので、後ろから見ることになりますが、帆の裏側を見ることになるので、今日のような場合はかえっていいでしょう。
帆を張る海王丸
突堤には解説の音声がずっと流れています。それを参考に注意深く見ていると、甲板を掛け声とともにロープを引っ張って実習生が走ると、帆が一枚、するすると広がっていきます。周囲から「綱引きみたい」と。
海王丸、展帆完了。
こちらは日本丸。
考えてみたら、帆を張った大型帆船は始めて見ます。帆走中のところを見てみたい。
帆をはったら、今度は畳む作業です。そのまえに休憩を取るとのことなので、それまでちょっとうろうろしてみました。といっても第一突堤に何があるわけでもありません。フリーマーケットやなぜかバイクが置いてあったり。
「国際屋台」と称して、各国の料理を売るテントがありました。スリランカ料理の店に惹かれてゴタンバを1個買ってみました。ジャガイモを詰めた大きな焼き春巻き(ジャガイモだったのかな)というような感じで、面白い味でした。
ふと、第一突堤から南西を見ると、灰色の船が停泊しています。実は来たときにも気が付いていたのですが。
なんでしょうね。艦尾に艦名が記されているのですが、私のカメラではズームしても判別できません。
「艦型から見てワレンシュタインと思われ・・・」やめよう、お里が知れる。
子供づれも多く来ていましたが、あまり小さい子は、すぐに飽きてしまって、ぐずったり走り回ったりしています。だからかどうか、こういうものがありました。
いよいよ畳帆です。やはり甲板を実習生が掛け声とともにロープを引いて走ります。まず各マストのコース(一番下の帆)を畳んで視界を確保し、それから、各マストの一番上から順に畳んでいきます。
畳まれ方は帆によって異なります。各マストにそれぞれ6本あるヤードのうち、3本はヤードを下のヤードの位置まで下ろすことによって畳みます。実況解説では非常時にすぐに帆を畳めるようにするための構造だそうですが、ちょっとよく聞き取れませんでした。
さて・・・畳んだ帆はヤードにくくりつけます。ということで、実習生が一斉に登檣します。
ヤード上では命綱をつけていますが、登るときはつけていないとのこと。
うーん、私には登れないな・・・・
明日は海王丸の一般公開、明後日は日本丸の一般公開です。また、両船とも夜は21時までイルミネーションをともしているそうです。メリケンパーク側から見てもきれいかもしれません。
セイルドリルを見た帰り道、居留地を抜けて三宮に抜けることにしました。途中、神戸市立博物館があります。ここで「インカ・マヤ・アステカ展」をやっています。もう時間があまりないのでまたの機会にと思ったら、今日は19時まで開館しているとのこと。それなら、というわけで、見てきました。
(当然、撮影はしていませんので、写真はありません。文章だけ、しかも長文ですので、その気がある人だけお付き合いください)
実物の遺物が土器や装身具、石碑などを中心に展示されています。マヤ・アステカは、実はそんなに好きな文明ではありません。あの独特の絵柄と文字、それに生贄のイメージ。それが展示を見て覆ったのならいいんですが、逆に強くなってしまいました。嫌いというより、合わないという感じです。
しかし、いずれも本当に精巧な作りです。
マヤとアステカと言えば生贄の儀式がよく知られています。これは彼らの創造神話に理由があります。この世は神々の自己犠牲によって創造された、だから人間も、この世界を動かすため、最も大切なもの―命―を捧げなければならない、と考えたのでした。実は、生贄だけでなく、王も自らの体を傷つけて血を流し、神にささげる儀式を行っていて、道具も展示されていました。意味もなく残虐だったわけではないのですが。なお、血だけが神にささげられたのではありません。神によってささげるものは違います。たとえば頭部だけの小さな像がありましたが、良く見ると、口をあけた中にまた口があります。実は、これ、生贄の頭の皮をはいで、その皮を神官がかぶった姿・・・
「インカ・マヤ・アステカ展」はNHKが盛んに宣伝しています。その中でかならず出てくる「ワシの戦士像」もありました。「あったあった、テレビとおんなじだ」と思わず納得する自分←いいのか、そんな、情報を確認しに来てるような態度で。
この「ワシの戦士像」と向き合わせにある像があります。こちらのページで「ワシの戦士像」とならんで写真が載っています。頭にあいたたくさんの小さな穴には本物の人の髪の毛を植えていたそうです。浮き出たろっ骨、これは朽ちる肉体を表わしています。そしてその下に、内臓が、びろーんと(ははは^^;;)。実は、これ、死の神の像なんですが、うーん。
やっとインカ文明です。世界遺産人気No.1のマチュピチュの立体模型がどんと置いてあります。これを見ると、マチュピチュが本当に高山の尾根の上にあり、しかも段々畑が広がる「天空田園都市」であるということがよくわかります。一方、インカは山岳国家のイメージがなくもないのですが、海岸にも支配が広がっており、海から山頂までの様々な環境を生かした国でした。ただ、国といっても面で支配したのではなく、都市などの「点」を、インカ道でつないで支配していました。
インカと言えば金です(そうか?)。金の冠や耳飾りなども展示にあります。インカの王族はこんなのかぶってたんでしょうかね。インカの黄金製品は、スペインがほとんど奪ってしまい、ほとんど残っていないとのこと 。残念な話です。
展示の最後に、いきなり、例の「父と子のミイラ」(こちらのページ参照)が目に飛び込んできました。アンデス地域では古くから死者をミイラとする習慣があったのです。父と子のミイラは、調査では、最初子供が先に死に、別の位置に埋葬されていたが、父が死んだ時、掘り出されて一緒に埋葬しなおされた、と考えられています。この他、犬のミイラもありました。死後も食べるのに困らないよう、食べ物なども埋葬されていたそうです。
これらのミイラは、エジプトとは違い、加工したものではなく、自然乾燥でミイラ化したものです。しかし、一部、中に供物を詰め込んだりしたミイラもあるとのこと。生贄かというと、どうも特別な地位にあった人らしいとのことです。
展示室を出たところにショップがありました。いつも図録を買うことにしています。インカ・マヤ・アステカ展の図録は2300円、高っ・・・買いましたけど。
こういう所へ来ると、だいたい何か買いたくなってくるもので、インカコーラなんかもいいかと思ったのですが、ちょっと手を出しませんでした。
なんと、マヤの「ヒスイの仮面」(こちらのページに写真が)をあしらったTシャツがあります。これ、着てて怖くないですか? 「夜光塗料使用、暗い所で光ります」・・・うぅ、なに考えてんだか・・・星見にこんなTシャツ着て行って(もちろん夏にですが)、暗い所で光られた日には(^^;;
ところが、その場を離れようとしたら、若い人が、「お、Tシャツ、おお、カッコええやん」・・・うぅ、近頃の若いもんの趣味はわからん(^^;;
気を取り直して、その先の棚に行きました。そこには、さっきのミイラのフィギュアがありました。何考えてんだか(2回目)・・・その先に行くとキーホルダーがおいてあります。そこには変形頭蓋骨のキーホルダー、何考えてんだか(3回目)
なお、ことさら変なものばかり取り上げましたが、他は面白そうな商品ばかりなので(アルパカの毛皮の帽子とか。手触りよかったです)、覗いて見られることをお勧めします。
博物駅まで向かう帰り道に、セイルドリルもマヤアステカインカも吹き飛ぶような事があってどっと疲れが出てしまいました(知りたい人は直接聞いてください)。無事に帰りついて何より。
播磨地方の博物館施設がワークショップなどを出展する「ひょうごミュージアムフェア」、今年は姫路市の真宗大谷派姫路船場別院「本徳寺」で開催されました。
明石市立天文科学館も出展し、天ボラがスタッフを務めることになったので、私も23日を担当しました。
共催の兵庫県博物館協会ですが、播磨地方の加盟館は48館。播磨地方だけでこれだけの施設があります。ちょっと驚きます。ワークショップなどを出店したのは19館でした。
天文関係では、明石市立天文科学館、西はりま天文台、加古川総合文化センター、にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」、姫路科学館。ただし、はっきり天文テーマで出店していたのは明石市立天文科学館と西はりま天文台。
天文科学館はホームスターEXTRAを傘型のスクリーンに映し出すプチプラネタリウム体験と、光る星座カードに日時計のペーパークラフト工作を行うワークショップです。ワークショップはお寺の本堂で。プラネは場所と遮光の関係で、離れた建物になりました。私はほぼプラネを担当していました。
お客さんは、投影待ちの行列ができる、という状態には遠く、ぽつぽつとやってくる状態。5~6人集まれば随時開催するということに切り替えました。スペース的にも、10人も集まればスクリーンの下は一杯です。
結果、当初予定よりもかなり多く投影。午前中の解説は私だったのですが、6回ぐらいやってないかい?
24日はオープニングで幼稚園の子たちが来ていたようで、午前中はそういう小さな子を釣れた家族連れがちらほら現れたのですが、午後からはさっぱり。担当の学芸員さんが「呼び込んできます」と言って会場を駆け巡ったのですが、どこにもあまりお客さんが見あたらないとのこと・・
それでも、待っていると三々五々集まってくるもので、結局午後も結構な回数やってるでしょうか。
午後は、さすがに私はつかれたので、最初を学芸員さんが、次を、他の天ボラスタッフが交代で。学芸員さんと私以外の人はこの日がデビューとなりました。初めてにもかかわらず、上手にこなされていました。喋れればなんとでもなるもんなんですよね。プロはそれだけでは困ると思いますが。
プラネ会場
本堂の様子。各館のブースが所狭しと。
おまけ。姫路おでん。しょうが醤油がかかっています。
ミュージアムフェアが終わってから急いで明石へ。
プラネタリウムというと、暗い部屋にリクライニングシート、心地良いBGMで、投影中に寝落ちしてしまう人も多いです。それを逆手にとったイベント。昨年の勤労感謝の日に1回目が行われましたが、今年は全国4会場で同時開催という大きなイベントになりました。日本プラ寝たリウム学会も発足するという盛り上がりっぷりです。
投影の前に、日本睡眠学会理事で京都大学准教授の角谷寛さんが「熟睡の大切さ」というテーマで公演されました。日本人は世界の中でも睡眠時間が短いとのこと。
続いて、いよいよ投影。解説者の井上さん、今回は、プロジェクタはもちろんのこと、星座絵も、ポインタすら使わずすすめていきます。前に「"究極"のピュアプラネタリウムはポインタも使わなかったりして」という冗談を井上さんとしていたのですが、まさかね。そして終始ささやくような声。前回は”完徹”した私も、さすがにうつらうつらしてしまいました。
というわけで、熟睡証明書
日本熟睡プラ寝たリウム学会のバッジ。会員の証です。
★ ぴかり [私の場合、粉薬を葛根湯の液体薬で飲んで寝るとすぐ良くなる。 長引く場合は、お医者さんで点滴するとこれまたすぐ良くなる..]
★ (ふ) [風邪じゃないんです。すみません(^^]
★ モー [(ふ)さん、お元気ですか? 風邪じゃない。。ってことは、花粉症でしょうか? 元気になってくださいね。>^_^<]
★ (ふ) [副鼻腔炎、つまり蓄膿症なのです。 なので、においは全然わかりません。]