The Curious Tale of Asteroid Hermesから。直訳すると「裏庭天文学者」かな。一般的な表現なのかも知れないけど、なんか気に入りました。これからそう名乗ることにしよう、英語では*1。
そういえば、内之浦宇宙空間観測所を「裏山の宇宙開発」と好意的に評した人もいたっけ。
*1 名乗る機会なんかあるんかい
仕事を早めに切り上げ、明石市立天文科学館へ。17P/ホームズ彗星の緊急観望会に参加してきました。
ただ、残念ながら曇り。朝は小雨がぱらついていました。午後から回復するという予報もあったのでわずかに期待していたのですが。
ということで、プラネによる解説のみとなりました(希望者はその後16階観測室の見学がありました)。いつものように日没から始まり、だんだんと暗くなっていくドーム内、「ホームズ彗星はあのへんだよなぁ」と、北東のペルセウス座のあたりを見てみると・・・・あ、あれれ?
α星の下あたりに、ぼんやりした光の塊があります。さすがツアイス、ホームズ彗星を投影できるとは・・・(あり得ない^^)。
参加者が帰宅してから自分でホームズ彗星を探せるようにという、とても良い演出でした。いや、笑っちゃったけど(^^)
たーさんのお話しも、探し方の話が主でしたが、もちろんペルセウス座がわかるような人には造作もありません。問題はペルセウス座がわからない場合で・・・カシオペア座とカペラがわかればまだなんとかなりますが、会場に拍手で答えてもらうと、これらもわからないという人が何人も。そうなるともう大変です。とにかく分かる天体や星の並び、それこそ正反対の木星からたどってみるなど、大変でした。たーさんのしゃべりなので全然大変に見えないんですが(^^)
明日はまた晴れそうです。どうして観望会だけ曇っちゃったんでしょうね。ホームズ彗星の増光の原因ぐらい大きな謎です。
星のソムリエ養成講座。私が受講する三回目の講座「プラネタリウムをつかってみよう」が、明石市立天文科学館でありました。
今回は、天文の知識や望遠鏡の知識ではなく、人に教える、伝える、という、いかにも「星のソムリエ」らしい内容でした。プラネタリウムの操作と解説という内容ですが、観望会でも、天文を離れても、たとえばプレゼンなどにもヒントになりそうです。
講義と実技がそれぞれ1時間半ですが、人数が多いとのことで、実技は3グループに分けて行われました。私は一番最初のグループです。
実技は同館の移動式プラネタリウムを近くの保育園を借りて設置。設置から手伝います。エアドームは5分少々で膨らみます。かなり早い。
実技は、投影機を指定された日時に合わせて動かし、また指定された星座をポインタを使って示します。示す時には声を出して説明もしなければなりません。
ポインタの捌き方にもコツなり注意することなりがあるし、話す内容にも、いろいろとアドバイスがありましたが、結局お客さんにわかってもらうため、星や宇宙により興味を深めてもらうためにどう工夫するかなんだろうなと思います。あとは、余裕をもった喋りかな。これは慣れないといけませんね。<って、先生してたんじゃないの?言われそうですが(^^;;;
講義は、まず発声練習から。歌うのとしゃべるのとでは違うのでしょうが(「あえいうえおあお」なんてやったことはない)、いずれにせよ二十年以上ぶりなので忘れています。完全になまっています。いかん・・・
その後、投影の合間のプラネタリウムドームに移動。自分が操作こそしませんが、完全手動のツアイスで、投影機の各部の説明、調光系と運動系それぞれの操作などの講義を受けました。
終わった後は、そのまま、プラネ番組を見て帰りました。もういつもと視点が違っています。ここではこういう操作をしているんだな、とか、ポインタの使い方、話の進め方、そういうことを気にしていました。なんだか嫌な客になってます(^^;;
講座が終わった頃は、いい空でした。これは今夜も(今夜こそ)八塔寺かな。
WBSのMLにも「行く」というメッセージが多数集まっています。
ところが、準備を進めていたら、「備前は曇っている」との情報が・・・あわてて衛星画像を確認してみると、なんとものすごい勢いで西から雲が迫ってて、すでに西日本を覆いつくさんばかりの勢いです・・・
もう出かけてしまった人、がっくりだろうなぁ・・・もっとも、これで現地が晴れていたら、こっちの方ががっくりなんですが。
憮然として、なんとなくテレビをつけていると、コロッケが登場しました。芸能人のコロッケじゃなく、食べる方のコロッケです。
「今日はコロッケです。みんな好きですよね〜」
「嫌いって言う人いないですね〜」
・・・・・ここに一人います(-_-メ)
兵庫県三田市にある兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)で開催された「ひとはくフェスティバル」。ここで、明石市立天文科学館の移動プラネタリウムの出張公演がありました。
プラネタリウムの解説担当は、学芸係1名+星の友の会の「はりま宇宙講座」修了者2名。うち一名は私。
はい、私も初めてプラネ解説を行いました。
受け付けやお客さんの誘導などはNPO法人 人と自然の会の方がすべて取り仕切っていただいていたので、明石の3人は解説に専念。
10時から30分単位でスタートし、3人で合計8回をこなしました。準備やお客さんの出入りに要する時間を考えると、実質15分程度の投影です。
まず設置したドームの中でテスト投影。改めて操作方法を教えてもらい、共通して案内する星座・天体などを簡単に打ち合わせ。
私は、まずは、とにかく二人の解説をじっくりと見てイメージトレーニング、自分の番に備えました。
3回目はいよいよ私の担当。もう緊張しまくりです。
最初の挨拶とドームや投影機の簡単な説明を終え、投影機を起動します。
あやうく方位の説明を忘れるところでした。
秋の四辺形を見失った!
一瞬言葉に詰まり、別の星座にしようかと考えた瞬間、見当をつけていたより高い位置に発見。秋の四辺形はもっと明るい星にしてほしい(無理)
なんとか終わった時は喉がからからでした。
2回目は、もう少し落ち着いてできたかもしれません。お客さんの反応は2回目の方が良かったように思いました。
声は聞きとりやすかったのかなとか、いろいろ考えることはありますが、ともかく無事に終わりました。
★ ぴかり [ごめん、つっこめなかった^^;]
★ (ふ) [まあ無理せずに(^^)]