0.8.4を出してから何日も経っていない。早すぎ。ChangeLogを見ると一杯バグがあったみたい(^^;; あんまし気にしてないけど。
サイトが存在する11月末までは貼り付けておくつもり。サイト自体はもうあまり更新されないと思います。
「トピックス」は、火星の暦は終了しました。観測報告は報告が来れば更新されます。関連情報は更新を続けるつもりですが、話題自体が徐々に減っているので、更新頻度はやはり減ることになるでしょう。
火星関連の観望会などのイベントは、まだあります。でもこれももうかなり減りました。火星は、最盛期より暗くなったけれども、まだよく見えているんですけどね。
次は土星と木星かな。
帰りの車で聴いたラジオで。「サイバー大学」なんて言葉が流れてきました。ネット利用の通信制大学とのこと。それはまあいい*1のですが、「サイバー」ですか。この単語、WEB 2.0な現在でも新しいのでしょうか。
*1 「ネット利用で校舎を持たない学校」という10年くらい前から聞かされているような構想を新しいことのように語っていた、というのはまあ置くとして
技術の使用者が技術に惚れ込んでしまうような場合には、どうすればよいのだろうか。
[高木浩光@自宅の日記(2006年08月13日)より引用]
この項の本題の議論は別として*1、非技術者が技術に惚れ込んで突っ走る例は、よく見かけるように思います。そのへんにいませんか?「わが社もWEB 2.0に対応するぞ」とか叫んでいる上の人とか(笑)。*1 本題の議論に言及するには、もう時機を逸している気がする。
はやぶさまとめニュースに載っていた件。
なんかだらだらした書き方になってまとまってない:p まあ素人っぽくていいということにしておきましょう。
岸田大臣がJAXAを視察されたという記事を興味深く拝見しました。国際宇宙ステーションにもいよいよ日本人が乗り込むとのことで、どのような活躍をされるか今から楽しみです。
しかし、私が最近の日本の宇宙開発で最も感動したのは「はやぶさ」でした。残念ながらサンプルが回収できた可能性は低く、現在相当苦労されているとのことですが、それでも撮影された多くの写真には本当に驚かされましたし、また、絶望的な状況の中努力されているスタッフの方々の活躍を漏れ聞くたび、日本もここまでのことがやれるのだと誇りに感じ、勇気を頂いています。
その「はやぶさ」の次の探査機の計画の事を聞いたのですが、実現が厳しいと聞いています。確かに「はやぶさ」の評価はまだ難しいところだと思いますが、次につながらないとすると残念です。私は、別に人が宇宙に行ったわけでもない「はやぶさ」の活躍にあれだけ感動できるとは思いませんでした。ぜひ、次の探査機を実現させていただき、また素晴らしい成果を私たちに見せてほしいと願っています。
JAXAは一昨日メールしたばかりなので。「経営企画部」宛にはしてないのですが。
兵庫県の新宮町(現在は、たつの市の一部)で小学生の女の子が刺されてから、先月28日で丸二年になりました。(神戸新聞の記事より)。
それから、兵庫県加古川市で小学生の女の子が殺されてから、まもなく1年になります。いずれも犯人はまだ捕まっていません。
特に加古川の事件は、同じ県内の、わりあい自分の活動圏に近い*1ところで起きた事件なので、子供はいないけど無関心でいられません。
この時期、兵庫県の午後6時ごろと言えば、そろそろ薄暗くなって、なんとなくあたりが見えにくくなる頃、子供たちは遊び先から帰りはじめる時間帯です。郊外の住宅地は、ちょっと脇にそれればたちまち人影が絶えます。登下校時と違って子供たちの動きもおそらくばらばら。遊んでいた友達とも別れて一人になりやすいはず。子供の安全ということでは、実はもっとも警戒を要する時間帯かもしれません。
*1 たとえば別府鉄道跡をあるいたり、高砂線跡を歩いたり・・・
夕方から病院へ。
病棟のベランダに、お団子やお供え物、さらにお茶やお酒も用意されて、お月見の雰囲気が整います。
観望会スタッフは2名。私の8センチ屈折と、もう一人が持ってこられた「10分でできる望遠鏡」、それに、病棟に貸し出しているコルキットを並べました。
また、同じベランダで、「かぐや」のハイビジョン映像を静止画に落したものをスライドショーで上映しました。
参加者は十数名、うち患者さん3名。この日入院されていた人数に比較してかなり少ないのですが、ここはホスピス病棟です。参加された方も車いすかベッド。ベッドの足元を見ると酸素ボンベが・・・・
ホスピスでのイベントは、患者さんが一人も参加されなくても粛々と行うのが鉄則です。
さて、肝心のお天気です。ついに、史上初めて、最初から終わりまでずっと観望できました。もっとも、主役の月と、その西側にいる木星が主な対象だったのですが、黄道付近は雲の通り道になってしまい、終始見え隠れしている状態ではありました。
さて、今までで一番の天気だったことで、始めた時からの懸念事項が改めて露呈しました。車いすやベッドに寝たきりの患者さんにどうやって望遠鏡を覗いてもらうのか、という問題です。
以前、一度少し晴れ間がのぞいた時は、出てこられた患者さんは多少は車いすを降りて立つことができたので、それほど問題にはなりませんでした。
今回は、誰も立てません。望遠鏡に寄せてみると、車いすもベッドも、あと一歩のところで接眼部に目が届きません。三脚が邪魔、あるいは、接眼部の繰り出し量が全く不足です。身を乗り出して目を接眼部に近づけられればいいのですが、2名の方はそれも困難でした。試行錯誤した結果、このお二人には、ベッド用のテーブル(なんて名前でしょう)を使って、なんとか「10分でできる望遠鏡」で月を覗いてもらう事が出来ました。
さらに終盤になって、8センチでも、鏡筒を後ろへ思いきり出せばなんとか目に届くことに気がつき、最後まで残られた方には、それで木星を見ていただくことができました(バランスが崩れるので、ポルタ架台がちゃんとフリーストップするか心配しましたが、大丈夫でした)
やっぱり、観察者は姿勢を保ったまま、接眼部を観察者の目元にもってこれる仕組みが必要と痛感しました。例のファイバースコープか、超小型ワンダーアイとか、ベッドの上に鏡筒を持ってこれるような架台とか。持ちこんでいる望遠鏡の大きさを考えると、架台が有望かもしれません。カメラをつけて小型モニターで、というのも以前に考えたこともありますが、生の天体の光を自分の目で見ている感に乏しいので、どんなものかと思いました。
ともかく、満足してもらえているといいのですが。
寒い間は観望会はお休み。次は来年の春です。
★ さかい [大学では官僚的発想により、近い将来ほとんどすべてのポートが閉じられる模様です。自作ソフトウェアによるネットワーク接続..]
★ 吉井 [お久しぶりです。今の総アクセスがわからないので多いかどうかはナゾなのですが、より増えていることは確かデス。]