年3回ほど開催されている、姫路市内の病院の緩和ケア病棟での観望会。今年で何年目だったっけな・・・
先日から雨の予報、早朝は強い雨が降り、梅雨入り宣言も発表されましたが、観望会の時間にはこれ以上ないくらいの快晴になりました。
・・・・・やはり、梅雨入りを発表すると晴れるのですね(^^)
患者さんは1名来られました。他に病棟のボランティアの方2名。天文スタッフは4名、望遠鏡は私のもの1台で。また、雨天時用にご本人の許可を得て用意した、大西浩次さんの星景写真を壁に投影。
これ以上ない快晴と言っても、星座をらくらくたどれるほどではありません(満月も近いし)。明るい星いくつかと、北斗七星などをたどるぐらいか。
望遠鏡では木星土星、さらにアルギエバだのM13だのも入れてもらいました(私は何も触らず)、さすがにマニアックすぎです。 患者さんには、まず土星お見せしましたが、なかなかわかりにくかいようでした。そこで昇ったばかりの月を入れると、「こんな近い月は生まれて初めて見た」と大感激していただけました。
いい空だったのでもう少し多くの方に出てきてもらえるとよかったのですが、基本的に重篤な容体の方ばかり。無理はできません。1時間ほどゆるゆると星を眺めて、お開きとなりました。
謝辞:大西浩次さん、写真の利用を許可いただきましてありがとうございました。大変好評でした。感謝いたします。