誘われて姫路の小赤壁へパンスターズ彗星を探しに行きました。 小赤壁は姫路市南東部の瀬戸内海に面した、標高50メートルほどの断崖絶壁で、中国の赤壁に似ているからこの名前で呼ばれています。東と西は工業地帯がありますが、視界は比較的良い場所です。
一緒に行ったのは、星仲間のご家族2組5人。
成果はというと、晴れまして。8倍42ミリの双眼鏡であっさり見えました。見事に尾を引いた姿。こんな姿の彗星は久しぶり。
私は双眼鏡だけ持って行ったのですが、カメラを持ってこられたMさんに撮影方法を教えながら何枚か撮影。
夜景に沈む直前、またあまり絞りと露出を最適化せずに撮影したので、いま一つの写り方でしたが、ともかく写りました。Mさんはその後も空のあちこちにカメラを向けて何枚か撮られていました。
彗星が沈んだ後、カノープスを観望。ここは南の眺望は優れています。双眼鏡が必要でしたが、これで寿命を確保。
仕事帰りの軽装でしたので寒かったのですが、楽しい星見でした。
この小赤壁は、以前、国際宇宙ステーションの太陽面通過の観測に訪れたことがあります。昼はパラグライダーやラジコン飛行機、クライミング、夜は夜景の撮影など、趣味人のたまり場みたいなところです。断崖絶壁なので、姫路でサスペンスドラマを撮影したいテレビ局にもおすすめかも(^^)