2年前の今日、その時間、私のPCで緊急地震警報のソフトが警報を発しました。実はこのソフトの警報を見るのはそんなに珍しくありません。震度は覚えてないけど、大きいけれども、数日前に発生した地震の余震かと思った程度の震度でした。
ところが、同僚が「いま、揺れませんでした?」と。よく見ると、ウォーターサーバーのタンクの中の水が揺れています。もしかしてさっきの地震?こんなに離れているのに?
社員はみな黙って自分のPCで地震情報の検索を始めました。すぐにただならぬ事態であることがわかりました。震度7、すぐに発令された大津波警報。見たこともないような予想波高。
現地のライブカメラを検索して表示してみました。津波を思わせる白波が写っているものがありましたが、よくわかりません。
仕事が終わるとすぐ、近くの大型電気店に行き、テレビ売り場に直行しました。ちょうど、名取川周辺を津波がさかのぼっていくところでした。広い平地を、濁流が畑から家から車から次々に飲み込んでいくところを呆然と眺めていました。
帰宅したらしたで、炎上する街。そして原子力緊急事態発令・・・・あれから2年です。