編集後記


2013年02月24日(日) [長年日記]

はりま宇宙講座認定式

兵庫における星空案内人養成講座である「はりま宇宙講座」の認定式が姫路科学館でありました。

すでに「凖」が取れた星空案内人に合格し、認定証(名札の形のもの)はもらっていたのですが、今日改めて認定書(賞状の形のもの)をいただきました。

受付でいきなり「福原さんは受付せんでいいよ」と、今日認定を受けるのでない人用の参加者証を渡されかけ・・・(^^;

認定証授与では、指名により、代表して前に出ました。で、私が前に出ると「福原さんが星空案内人の資格を取りに来るなんて」とびっくりされたり、逆に「まだ取ってなかったんですか?」とびっくりされたり・・・みなさん、なんか買い被りすぎでは(^^)

金環日食限界線プロジェクトでもお世話になっている、黄華堂の有本先生の講演では、何のため、誰のために星空案内をするのか、常に振り返ることが必要。独りよがりや教え込もうとする姿勢の強い案内は良くない、たとえば木星を見せて「縞が見えるでしょ」より「何が見えますか?」「縞が見えます」と、お客さんが自ら見つけてもらうようなやり取りが大事なのでは、という話が印象的でした。

続くパネルディスカッションでは、いくつかのテーマに対してパネラーが回答するという形式で進行しました。テーマと言っても「観望会のおすすめ天体は?」というようなもの。正解があるわけでなく、パネラーそれぞれの経験やポリシーが反映されます。これで面白いのが「観望会ワースト天体」。観望会で見せてもあまり評判の良くない天体です。街中での観望会が暗黙の前提のようで、M31が多く選ばれたのは、当然そうだろうなと思いました。しかし別のワースト天体としてアルビレオが上がったのが意外でした。

ただ確かにアルビレオ、私も観望会でお客さんに見せて、意外に反応が薄いのに首をかしげた記憶があります。星に興味が湧いてきた人にはとても人気の天体なのですが。

でも、たいていの天体について、その天体についての解説・説明をきっちりやっていれば、ちゃんと興味を持って見てくれる(だからワースト天体なし)という人もおられました。いい参考になりそうです。

追記

そういえば、認定式で意外な方に出会いました。最初、顔見知りという認識だけがあって挨拶だけしたのですが、その場を離れてから、あっ、と思いだしたのでした*1

その人は、昨年、ほぼ一年前の緩和ケア病棟での観望会に参加された方でした。入院中のご家族への付き添いで日々心労が重なる中、ほんの一時ですがそういうことを忘れて楽しむことができたと大変喜ばれ、その次の観望会にも姿を見せるなどされていました。そして、とうとうはりま宇宙講座も受講され、今回、凖案内人の認定を受けられたとのこと。

おめでとうございます。

*1 こういうあたり、いろいろ残念な人です。私は。

追記その2

観測所雑記帳: はりま宇宙講座の認定式が面白かったらしい

わはは、あの大喜利パネルディスカッションのお題に答えてみましたか。

「Q.5」私は邪念ばっかりですが何か?(^^)


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