ふくちんさんの記事「時には昔の話を」を読んで、そういえば私のサイトではいつ取り上げたのが最初だろうと思いました。
丹念に探せばもっと古いものが出てきそうな気がしますが、サイト内検索で見つけたのは2002年5月の11日でした。
日本惑星協会と宇宙科学研究所の「星の王子さまに会いに行きませんか」ミリオンキャンペーン。小惑星の物質を採取して地球に持ち帰る探査機「ミューゼス C」で、100万人以上の名前を記載したアルミシートを探査機の航法用ターゲットマーカーに詰めて小惑星に置いて来るという企画。募集は5月10日~7月 6日。
この日から「MUSES-Cってなんだ?」的に何件かページを集めています。12日には目的地として「小惑星25143番(1998 SF36)」の名前が出ています。当時はまだ命名されていませんでした。「イトカワ」と命名されたのは翌年、「はやぶさ」が打ち上げられてからのこと。
前後の記事を見てみると(すみません、記事直接の固定リンクはありません)、10日には「次期スペースシャトルは飛行機のように離陸し、自動操縦になるかもしれないとのこと。」なんて記事があります。現在の状況など誰が予想したでしょうか。
「はやぶさ」の打ち上げは2003年5月9日13時29分25秒(星が好きな人のための新着情報:2003年5月)。宇宙科学研究所ははじめてネット中継をおこなうという記事が8日に。
前後の記事はと言うと、
そう、コロンビアの事故は同年2月でした。
板垣さんと大平さんの進撃ももう始まっています。
そして火星大接近。夏ごろには私も「火星観測週間」に参加。9月小惑星8043番「フクハラ」命名(完全に私事^^;;)、10月中国が初の有人宇宙飛行達成、12月火星探査機「のぞみ」運用断念。波乱に富んだ1年でした。