岡山、吉備津彦神社
来年は私は八方ふさがりらしいです。
軽く来年の暗雲低迷を暗示させられながらお詣り。
ちょうど七五三の時期です。お子さんとご家族が何組かいらっしゃいました。ぬいぐるみの犬さんが風船を配っています。
ただ、犬を連れて入ってはいけないらしいのですが、大丈夫なのでしょうか。
吉備津彦神社に立ち寄ったのは、今日から開催されるサイエンスカフェ岡山に向かう途中でした。
今年度第一回、通算第15回の今日のテーマは、
ゲスト講師に、からけんさんこと唐崎健嗣さんをお招きして、からけんさんによる日食の記録映像を通して、皆既日食の魅力を語り合うということです。今回も私はボランティアスタッフです。
山陽道の吉備SAにあるスマートICを出て吉備津彦神社へ。神社から会場のフレンチレストラン「ポンヌフ」まで10分程度で到着しました。
早めに行って、からけんさん他スタッフ数名と合流、昼食会、ランチをいただきます。
さすが、おいしゅうございました。写真撮っとくんだった(そういう習慣がないもので・・・)。
会場は、レストランのさらに奥にある別館、レストランウエディングに使われるホールになります。
窓が大きく広々として明るくて気持ちがいい室内です。ただ、窓が大きくて明るいということは、プロジェクターはなかなか厳しいですね。今回は大きなプラズマディスプレイが登場です。
これを使って、からけんさんが撮影された歴代の日食映像を、その時々のエピソードを交えながら見せていただきます。
いきなり、皆既中の太陽の縁をぐるっと舐める映像に肝を抜かれます。
すべて動画なのですが、複数のカメラで撮影、ひとつは太陽を、ほかは周辺、または自分自身を固定で撮影し続けます。これらを同時に組み合わせた映像が流れます。これがとてもその場の雰囲気がわかります。周囲の「わー」「きゃー」はもちろん、時々よくわからないが走ってきたりしてる人とか。ちょっと自分自身を映し続けるのは恥かしいかもしれないけど。
7月の日食で、私もおまけのつもりでビデオ撮影を試みましたが、やっぱりプロは違います。
その7月の日食は、からけんさん自身は皆既食を観測にはいかれなかったとのこと。奥さんは中国に行かれたのですが、承知のとおり、悪天候に見舞われてしまいました。
会場には、ふじ丸乗船者が3人もいました。順にその時の状況報告を行いました。 私ももちろん話しました。改めて、あの船に乗ることができたことに感謝。
参加者は20名、うち、男性は6名か7名だったと思います。年齢層はかなり幅広い。会場が会場ということもあるのでしょうが、この構成を見ても、科学を身近にするという目的には、かなりいい感じではないでしょうか。