編集後記


2008年01月15日(火) [長年日記]

プロパゲーション再び

「プロパゲーションというらしい」のその後。なんと共感者がいらっしゃいました。安心しました。

DNSの仕様上、たとえばTTLを10分にしておく(もちろん元のTTLを考慮して時間に余裕をもって変更しておく)と、「プロパゲーション期間」なるものは10分で終了するのが理屈です。しかし現実には、TTLで指定した時間を大幅に過ぎても古い情報が使われる例もあるようです。これが問題をややこしくします。

上記ブログからリンクされていたこちらによると、TTLを無視してキャッシュを保持し続けるネームサーバが存在するようです。ネームサーバじゃないかもしれません。クライアント側のOSやアプリケーションがキャッシュしている可能性もあります(実際、WindowsやIEやFirefoxは一度検索した情報をしばらく保持しているようです)。また、ブロードバンドルータもネームサーバ(キャッシュサーバ)の機能を持っていますが、これらがどういう挙動をするかも興味のあるところです。

とにかくもう一度。DNSは「情報が世界中のネームサーバに行き渡る」わけではありません。

結局、新旧の情報の混在が一定期間発生してしまうことに変わりはないんですけどね。

「プロパゲーション」の説明こそ世界中に伝播する?

Googleで「プロパゲーション インターネットの仕組み上」で検索すると面白いことになります。

これは現場でコピペしているのDNS版か。あちらほど多数ではありませんが、基本的にこういう文章はレンタルサーバ業者、ドメイン管理業者のサイトに限定されるでしょうから・・・

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(ふ) (2008年01月16日(水) 23:34)

そういえば「ネガティブキャッシュ」の存在も問題をややこしくします。


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