おお、これぞまさしくGoogle Sky。要望を聞いてくれたみたいでうれしいです(別に聞いてくれたわけではないと思うけど)。
星がずいぶん赤っぽいのですが、一応実写ですかねぇ。おとめ座からかみのけ座なんて見るとなかなか面白いです。
ちゃんと用語があるとは知りませんでした。DNSの登録情報を変更した時、最近問い合わせてきた他のネームサーバに古い情報がキャッシュとして残っているので、しばらくは新旧両方の情報が混在して引かれてしまうという現象のこと。
しかし、「プロパゲーション」で検索すると、まともに説明している文章が皆無に近くて不安になります。
具体例は検索してみるとわかりますが、「DNSの情報が浸透する」とか「伝播する」とか、微妙にわかってなさそうなキーワードがよく出てきます。「世界中のネームサーバに情報が行き渡る」なんてはっきり間違っているものもあります。また時間がかかるのは「各プロバイダがDNSを更新するタイミングが云々」と、プライマリセカンダリの関係と混同しているような説明も多いです。これらが、れっきとしたレンタルサーバ業者やドメイン管理業者のサイトに堂々と記述されていて、DNSって、ネットを成り立たせている技術の中で一番理解されていないものなんだなと実感させられます。
さらに、「完了するまでに1〜2週間かかる」などと書いているものが多く見られます。そんなにかかるのはネームサーバ管理者の怠慢でしょう。DNSの情報を書き換えるときは事前にTTLを短くしておくものでしょう。業者だと事務手続き上しかたないのでしょうか(技術上の問題ではありえない)。いや単に「世界中に情報を行き渡らせるのだから時間はかかるでしょ」と、何も不思議に思ってないだけかな。
「DNSに情報を登録するとそれが世界中に行き渡る。それには1〜2週間ぐらいかかる」なんてのが正しかったら、DynamicDNSなんてあっさり破綻してしまいます。ちょっと想像力を巡らすだけで気が付きそうなものですが。
ブラウザで使えるものとしては<br>http://www.wikisky.org/<br>があります。