編集後記


2001年11月18日(日) しし座流星群本番 [長年日記]

いよいよ、しし座流星群本番です。

早速今夜(17〜18日)も出撃してもいいんだけど、18日は朝早くから予定があるので、大本命の18〜19日にかけます。19日は休みもとったし。

みんなも見てください

19日の午前3時ごろといわれていますが、少なくとも夜中から朝まで見るくらいの気持ちがいいでしょう。望遠鏡も双眼鏡もなにもいりません。まわりに明かりのない、開けた場所を選んで下さい。方角は南東といわれていますが、南や北を向いていてもいいです。気をつけることは、
  • 夜の行動なので、あらゆる身の安全(事故、犯罪等)に気をつける。
  • この季節なので、防寒対策を充分整える。
  • 私有地、立入禁止の場所には入らない。道の真ん中で観測しない
  • 他の観測者や観測場所のご近所に充分な気配りをする
  • 観測場所では明かりはつけない。どうしてもと言う場合も必要最小限度の使用にとどめる。
  • 明かりはペンライトに赤セロハンを貼ったものなどが良いとされています。でもこれでも明るすぎるかも。
  • ゴミは必ず持ち帰る
  • 帰宅時は自分や大切な人が星にならないよう、交通安全に気をつけて。

マナーなんてのも、

口にすると、中には悪意にとる人もいるのですが(悪意にとられても仕方のないような教条主義者もいるので悲しいのですが)、一読すれば納得できる事ばかりだと思います。中には、明かりの事など、天文特有のものもあります。安全と他の人への気配りに気をつけて楽しんでください。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
そうけんびちゃ (2001年11月20日(火) 19:38)

職場で星見に関してまったく知らない人に星見のマナーのことを言ったんですよね。<br>そしたら「自分の土地でもない(私の星見場所は山の上)のに自分勝手だ」「暗いんだから懐中電灯つけるのは当然」等々、、と言われました。<br>みんな同じ目的を持って来てるんだから皆が気持ちよく星見できるようにする、ってのがマナーってものでしょう。<br>違う目的ならどうかな?とは思いますが<ですが↑を言った人は「流星群ってどうしたら見れるの?」と話かけてきた。<br>コンサート会場では携帯の電源を切る、動物園では動物にえさをやらない・物をなげない、と同様に「星見をするときには?」とマナーを考えるのが当然ではないでしょうか。何をする時でも他人がいる限りマナーは考えなくてはいけないでしょう。<br>星見をしない人には判りにくいことだ、と思って教えたのになんだか気分を害した出来事でした。

(ふ) (2001年11月20日(火) 23:23)

それは残念なことになりましたね。明かりに関しては、「マナー」って言わずに、「私たちは目がくらむと良くないからできるだけ明かりはつけないのだ」と「ベテラン天文家のノウハウ」っぽく言ってみるといいのかも。


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