「WLI-PCM-L11G Linux」。
Red Hat の場合、バージョンによっては、/etc/pcmcia/configを書き直す必要があるかも知れません、8.0では、WLI-PCM-L11Gのエントリを探して、"MELCO"を"BUFFALO"に直すと動作しました。
それから、Red Hat の8.0以降では、ESSIDなどを、/etc/pcmcia/wireless.optsではなく、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth?の方に書いてやらないといけないようです。たとえば次のように。
DEVICE=eth0 ONBOOT=yes BOOTPROTO=dhcp ESSID=hugahoge MODE=Managed KEY='s:abcde'
wireless-toolsパッケージのインストールをお忘れなく。
Vine や Turbo はまた違うようです。Debianはもっと違うようです。どれもiwconfigしているだけじゃないかと思うんですが。
ifcfg-eth?の書き方はいつか書いたような気がすると思ったら、今年の3月2日にありました。
そろそろマックホルツ彗星の画像など出回りだした、探して回るかな、と思って、ふと、おかしくなりました。
というのは、申し訳ないけど、私自身は、他人が撮った天体写真にはあまり興味がないのです。
興味がない、というのもかなり語弊があって、どんなにうまく写したかなどどうでもいいのです。そんなことより、彗星なら、アンチテイルが出ている、とか、イオンテイルがねじれているとか、ダストテイルに筋模様が、とか、コマの中にジェットの螺旋が見えるとか、そういう、彗星そのものの振る舞いの方がずっと面白いのです。そういうのをちゃんと撮っている写真が、私にとっては「いい写真」です*1。
その中でAstronomy Picture of the Dayの写真は別格です。「そりゃハッブルや探査機の写真はすごいに決まっている」などと言っているようではいけない。写真家の写真がいっぱい掲載されています。そしてそれが、すごいわけです。たとえば適当に拾ったのでこんなのとか、こんなのとか、こんなのとか。
*1 写真を見て「シャープに撮れていますね」などと当たり障りのない感想で片づけるより、はるかに中身があると思いますけど
「すざく」って、観測装置の一つのX線マイクロカロリメーター(XRS)が打ち上げ早々に使用不能になるというトラブルがありましたが、Webを見ると、「あれ、そんなことあったっけ」と、自分の記憶が心配になりました*1。
実際、XRSは使用不能になったけれども、Webを見ると、衛星本体も他の観測機器も良好で、早くも観測成果も挙がっています。
こうしたことがわかるのも、このWebサイトのように積極的に情報公開してくれているおかげでしょう。トラブルが報じられた当時は、例によって「また何百億円パーかよ」という声も聞かれました。もしも積極的な情報公開がなければ、世間は「すざく? あれ、失敗したんでしょ? 今? ただの宇宙のゴミだよね」という認識のままでしょう。
「ひので」にいたっては、毎日の運用状況が読めます。さすがに毎日読んでいるわけではありません。でも、他の衛星・探査機はプレスリリースが出るまで忘れ去っているのが常なのですが(おぃ)、「ひので」だけは、このページのおかげで常に気になっています。いまはファーストライト*2が楽しみです。
明石市立天文科学館星の友の会のジュニア部門「ほしとも☆キッズ135」は、2ケ月に一度、勉強会を開いています。
次回はちょうど一週間後なのですが、今日は、勉強会の内容を前もって試してみました。
内容は当日のお楽しみ。
明石の星の友の会の仲間数人と星見。
32センチドブソニアン望遠鏡の水平軸架台を忘れてしまい、望遠鏡が水平回転できないという事態に。「子午儀として使えば」という意見もありましたが、南中の瞬間しか見えないのはやっぱり不便なので泣く泣く使用を断念。
いままで忘れたことなどないのですが、新しい車で星見に出るのは初めてだったので、どのように積み込むかに気を取られて、水平軸架台を載せたかどうかに神経が行かなかったようです。
夕方から朝まで雲一つないお天気、夏から冬の天の川も良く見えました。
他の人の望遠鏡を覗いたり、お茶のみながらしゃべったり。
星見の場所はダム湖の西側にあり、駐車場と、そこからしばらく歩いたところにある湖畔の公園になります。基本的に駐車場で星見をするのですが、東は木立のため視界がよくありません。反対に湖畔は東の視界に優れます。夜明け前に木星と月が昇ってくる頃、湖畔に移動して眺めました。
もうとても寒く、真冬の格好が必要でした。
10月17日、18日と、帆船「みらいへ」での、KAGAYAさんとの神戸-友ヶ島近海への航海に参加してきました。夜は洲本沖で一晩天体観望。
航海の詳細はのちほど*1。天体観望の様子の概要のみ。
澄み切った晴天に恵まれました。さすがに大阪湾内は明るく「最高の星空」ではありませんが、天頂付近では天の川もうっすらと。
一夜で曜日の星*2を肉眼で確認。カノープスも肉眼で今シーズン初見を果たしました。天文科学館のIさん持参の双眼鏡で天王星、海王星も確認し、太陽系惑星を一夜で全部見ることができました。
写真も撮影。船上なので、案の定、揺れます。できるだけ露出時間を短くして揺れの影響を抑えて何とか撮影、1,2秒でシャッターを切るためにISO感度を思いっきり上げているので、画質は荒いです。
天頂、天の川付近。雲が出ていましたが夏の大三角はかろうじて。
明け方の惑星集合。上から金星、木星。木星の隣にやや暗く火星
朝焼けに浮かぶ友ヶ島