編集後記


2002年09月06日(金)

H-2Aロケット打ち上げ

いよいよ本番運用です。1,2号機がテスト打ち上げと聞いて「情ねー」という声も聞いたけど、テスト無し、ぶっつけ本番の方が怖いわけで、こういう進み方をしたのは、むしろあるべき姿ではと。

打ち上げは9月10日17:20〜17:50ということですが、何日も遅れるのが普通なので、直接見学に行かれる方はそのつもりで。とくに台風シーズンだし。

宇多田ヒカル結婚

ありゃまあ、驚いたぁ((c)中島みゆき)


2003年09月06日(土)

csv.rb

うむ、そげなものがついてくるんですね。

PerlにもCSV.pmがあるじゃないか、という話もありますが。

仕事で作っている某XOOPSなサイト

うーん、痛いとこつかれたなぁ。そう、シンプルが一番なんです。最初はかなり機能を絞って開設したはずなのに、いつのまにかどんどん肥大化してるし。いかんなぁ。


2004年09月06日(月) 地震・雷・火事・台風。。。

地震の次は台風

16号よりやや西よりかな。このあたりに接近するのは明日午後のようです。ゴミがいっぱいの川があふれるとか、弱ってるかもしれない堤防とかが心配。


2007年09月06日(木)

レーザーコリメータ(2)

ちなみにこちらの一番安いものです。23時過ぎに在庫の問い合わせをメールしたら日付が変わる前に返事があり、即注文、翌日に振り込んだら、その次の日の午前には届いていました。

これで光軸あわせが楽になってくれるといいのだけど。


2008年09月06日(土)

「源氏物語と月の世界」

明石市立天文科学館の新しいプラネ番組。本日から開始でしたので。例会の前に見てきました。

「かぐや」観測データから作成した、ティコクレーターの上空を飛びまわるムービーを、新プロジェクターで見せてくれます。全周映画なみの迫力です。迫力だけなら「ああすごかった」で終わりですが、実際に月の上空で観察しているかのように、クレーターの構造がよくわかります。見る人が見たらあれだけで論文書いてしまうかも。

後で、朝顔光明寺を探してきました。ここは光源氏が和歌を詠んだという「月見の池」があります。新しい建物の小さなお寺です。門が閉まっていたので中には入れませんでした。

フィクションなのになぜか光源氏が和歌を詠んだ場所が実在します。他にも明石の君の屋敷へ通うのに通った道があったりします。実は江戸時代、明石を治めた大名の中に源氏物語が好きな人がいて、そういう場所を整備したようです。

星の友の会例会

例会は年に4回あります。今回の発表は3つ。

  • 「日本標準時のふるさと(情報通信研究機構)へ行ってきました」
  • 「ブラック星博士 ついに世界征服?!」
  • ほしとも☆キッズ135の活動について

1つ目は福田さんの報告で、情報通信研究機構の一般公開で、日本標準時発信の心臓部を見てきたようです。心臓部と言っても本当に時刻を生成している原子時計を直接目にできるわけはなく、その手前の部屋までのようでしたが。

あの震災で天文科学館が被災した時、「日本標準時はどうなる」と心配した人がいたのですが、一地方自治体の科学館にそんな重大な役割が課せられているわけはなく*1、こっちがやられる方が危ないのかな。

そういえばlocal-group.jpの上位NTPサーバをまだ決めてないのです、まえはインターネットマルチフィード時刻情報提供サービスや、NICTの公開NTPサーバを使っていたのですが、今はアメリカにありますもので・・・アメリカだからいっぱいありそうなものですが。。仮想サーバなので、ホストOSの時刻との兼ね合いがあるので、わざわざ自分でNTPサーバを立ち上げる必要はないようです。

2つ目は、仕事でイギリスに行かれた人が、スケジュールの合間をぬってグリニッジ天文台とロンドンの科学博物館に行ってきたという報告。科学博物館は、とにかくでかい。産業革命当時の蒸気機関車の実物とか、飛行機の実物とか、ロケットの実物(30メートルぐらいあるやつ)とか、一杯屋内展示してあるのです。実物展示が非常に多いようで、行ったら一日見飽きないだろうな(一日ではとても回れないそうですが)。

そして何が世界征服かというと、グリニッジ天文台にブラック星博士(のペーパークラフト)を連れていってるんですね。子午線を示すラインの上に博士をまたがせて、通りがかりの人の冷たい視線を浴びながら写真を撮られたとのこと。なお、博士を渡航させるについて、特に空港で問題になることはなかったようです(笑)

最後のほしともキッズについては、私も8月の回について感想を言いました。もっとサポーターへの参加も、ということだったので、別に異能の才を持った人がサポーターをやっているのではないし、一人ではなくみんなが協力して一緒にやってくれる、ということを頭において話したつもりでしたが。伝わったかどうか。

そのあと、井上さんからブラック星博士の東海征服作戦の話(世界征服の後で東海征服ですか、というツッコミを受けながら)、先日NHKニュースで新プロジェクタを取り上げてもらった話、そのプロジェクタによるティコクレーターのムービーの上映、とありました。

*1 シゴセンジャーは日本の標準時を守るという大事な役目を負っていますが(^^)


2009年09月06日(日)

JAXAタウンミーティング in 倉敷

日本の宇宙航空開発について、JAXAの専門家と市民が直接意見を交換するJAXAタウンミーティングが倉敷で開催されたので参加してきました。

登壇者はJAXA研究開発本部宇宙技術統括の中村安雄氏、JAXA宇宙科学研究本部教授の阪本成一氏、司会はJAXA広報の舘和夫氏。

まず、舘氏からJAXAの事業の概要についての説明がありました。JAXAの予算(21年度1,925億円)は倉敷市の予算より少し少ないとのこと。でも逆に市レベルの地方自治体に匹敵する予算があるとも言えるわけで・・・EUの半分だとか、そちらの方が説得力があるような気がします。

続いて第一部として中村氏による「人工衛星と私たちの暮らし」の話題提供と討論。休憩をはさんで第二部阪本氏による「ガリレオから400年、日本の宇宙科学のいまとこれから」。阪本氏の話は明石で聞いた内容と同じかもしれません。

詳しい開催報告はいずれJAXAから出ると思いますが(でもWebを見るとちょっとペースが遅いかも)、第一部、第二部の討論の中でちょっと印象に残った部分だけ抜き出します。

  • 広報の課題。JAXAの認知度は実はかなり低い。
  • たとえば日本人宇宙飛行士の活躍のような人気のある話題でも、同じときに大きな事件(某アイドルの薬物事件のような)があると後回しにされる、そういうところはJAXAの努力だけでは限界がある。
  • 実はネットの力は大きいと認識。それでたとえばYouTubeにJAXAチャンネルを開設したりしている。
  • でも一番大きな広報は、プロジェクトが成功すること。
  • 惑星探査は、日本が米国を猛追している状況(現在も)。得意分野に絞り込んでもっと力をつける必要がある。
  • 研究者も社会に対してもっと発言しなくてはいけない。
  • 宇宙は国際協力がなじみやすい分野。

・・・都合よく解釈している部分、誰の発言か自分の解釈か曖昧な部分があるので、お含みおきください。


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