編集後記


2002年09月04日(水)

Lance Bass、ソユーズに乗れず

結局、史上3人目の宇宙旅行者になる夢はついえました。

やっぱり、お金を集められなかったのかなぁ。

Lance Bassの宇宙旅行

ああ、こっちにも出てたのか。

おでん

某料理番組の今日のネタはおでん。そういや某二番目に近いコンビニ*1にもおでんが登場してる。そろそろそういうのがほしくなってる季節かな。

。。。などと思ったけど、今日も暑かった。前言撤回。

*1 「車で行こうかな」と思うくらい離れてるのだが。

パークス天文台を見学できるツアー(2)

なお、あくまで皆既日食の観測が目的のツアーですので念のため。日食観測地のセデューナは最寄りの空港のあるアデレードから陸路で片道10時間(800km)、天文台のあるパークスはシドニーから陸路で片道5時間(400km)*1、訪問地は事実上この2箇所で、他はほとんど移動ですね。ハードだな。

なお、パークス天文台のwebサイトはこちら

*1 シドニーからパークスまでは飛行機もあるはずなのだがツアーは陸路を行くようだ。荷物が多いからかな。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ただただし [シドニーから400kmなら、5時間もかからないんじゃないかなー(笑)]

(ふ) [天文台のWebに「車で約5時間」みたいなことを書いてるので、その辺が根拠なんでしょう。道さえ良ければもっと早く着きそ..]


2004年09月04日(土) 週末を返せ(とか言う)

仕事が終わり、週末気分で電車に揺られていたら、いきなり会社に呼び戻された。お客様の技術トラブルとのこと。予定があったのに。

社について、電話してみたら、うちとは全然関係がなかった「やっぱり○○に聞いたほうがいいですよね」って、わかってるならそうしてよ。いっぺんに疲れてしまい、ぼろぼろの体をひきずってまた電車に乗り込む。

で、それで食いはぐれたので、貧しくコンビニで冷やしそうめんを買い帰宅。予想通り麺は水気を失ってごわごわに固まっている。と、ただの水が入った袋が入ってて「水をかけてほぐしてからお召し上がりください」とのこと。わかってるやん。

この間の台風の時、近くの川の堤防がもう少しで切れるところだったとのこと。

うん、サブタイトルなしというのも、勢いがあっていいかも。しかし、もろに日記だな、これは。


2005年09月04日(日) 星見

ビラデスト今津

3日〜4日と、満天の星での星見でした。場所は琵琶湖西岸、近江今津の街からすぐの山の上です。満天の星の観望旅行への参加は、西はりま天文台行きでは何度かありますが、それ以外の地へは初めてです。

食事

満天の星は、こういうところへくると食べ物が豪華です。今回はダッチオーブンで鶏を丸焼きしていました。最近は手打ちうどんよりも定着したメニューとか。それから特製のカレーと焼肉。確実に食べ過ぎになります。体重が心配。

ホームスター

1日目の昼は晴れていたものが、日が傾くと徐々に曇ってしまい、夕食後、時々わずかに星がのぞく程度になってしまいました。晴れを待つ間、フォーマルハウトさんがホームスターを投影しました。借りたロッジの中はスクリーンに適当な場所が無いので、外に出て、車のサイドオーニングを広げて映していました。

昼の間に恒星原板を見せてもらいました(勝手に引き抜いて見た、というのが正解^^;)。直径数センチの薄い円盤を透かしてみると実に精巧に星空が再現されています。なるほどこれが大平さんの仕事かと思いました。

投影してみると、すごいです。対角魚眼でモノクロで撮影したものをスライド投影しているみたいです。惜しいのは、明るい恒星を大きくあらわしているので、なんとなくピントが甘いように思えてしまいます。でもこれを部屋の天井いっぱいに投影したら、どんなに面白いでしょう。欲しくなってきました。

ところで、ホームスターって、何かに似ていません? ほら、大砲とマジックハンドをつけると。。。(笑)

観望

時々星が見え隠れする程度だったのが、夜が更けてくるとかなり雲が切れて星空が広がってきました。

望遠鏡は、Ninja-400(フォーマルハウトさん)、FS-152、そして私の自作32センチです。最初はロッジの側に出しましたが、周囲に明かりが多く、観望には向かないようです。ほかの人が調査に出て、敷地内で明かりがほとんどなく視界の開けた場所を見つけてきたので、Ninjaと私の望遠鏡はそちらに移動しました。FS-152は分解組み立てが大変とのことで残りました。

M57、アルビレオ、M2、M27、M31(双眼鏡で)、火星、M45(さすがに大きすぎた)など主だったところを一通り見たところで、また雲が広がってきたのでやむなく撤収しました。FS-152で火星を見られなかったのが残念でした。

そう、火星はかなり大きく明るくなっています。これからが楽しみです。

(9/9記: 型番間違ってたので訂正 FS-125→FS-152)

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

ふくだ [RB-79ですか。なるほど(笑)]

ぼそっ [×FS−125 ○FS−152 なんでも最近脚が長くなったそうな。]

(ふ) [あ、152ですか。それは失礼]


2006年09月04日(月)

板垣さん、一夜で2天体を発見!

いま編集中ですが、板垣さんが、新星と超新星を一個ずつ、発見されました。時間を見ると、両方共、一夜のうちに発見されたようです。

さあはやく載せなくっちゃ。

板垣さん、一夜で2天体を発見!(2)

新星の方は、昨夜のうちに板垣さんからメールをいただいていたのですが、朝はメールチェックしていなかったため、アストロアーツに先を越されてしまいました。惜しい。

まあいいや、画像もいただきましたし。


2007年09月04日(火)

望遠鏡の修繕

壊れたわけではないのですが、あちこちガタがきています。そういえば作ってからまる3年ですか。

耳軸を共闘に固定するジョイントが外れそうになってきたので、イレクター用の接着剤で固定しました。

鏡筒本体とトップリングの接続面は以前から隙間があいていたのが気になていたので、ドアの隙間などを埋めるのに使う黒の防水テープを貼りました。いい感じです。


2008年09月04日(木)

寺田屋

次回NHK大河ドラマ「篤姫」は寺田屋騒動のようですが、


「寺田屋」は再建かどうか 京都市が調査へ(産経新聞)

再建でしたよね? たしか。

現地でもらったパンフにそう書いてあったような気がします。

当時の寺田屋の位置は、現在の建物の東隣、いま碑が建っているところだったように思います。

そう思ってパンフを探したのですが、ない・・・・・・

資料はちゃんととっとかねば。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

(ふ) [パンフには記述はないけど、現地ガイドの人が再建と言っていたということのようです。]

はるた [すみません、やはり「復元」と記載されてました。 ただ、いつ復元された等、詳細なことは書かれていません。]

 [そうですか。やっぱり復元と書いてあったのですね。 すると、この記事はちょっと話が違ってきますね。]


2010年09月04日(土)

呉・広島行(~9月5日)

1泊2日の予定でふくださんと呉・広島へ。

広島市こども文化科学館では、開館30周年を記念して、「夕凪の街 桜の国」を投影していました。

こうの史代さんの名作「「夕凪の街 桜の国」を原作としたプラネタリウム特別番組。5日までということで、最終日にこれを鑑賞するのが今回の主目的です。

1日目は、まず呉へ。大和ミュージアムとてつのくじら館を見学しました。

呉市開示歴史科学館「大和ミュージアム

呉駅で列車を降り、大和ミュージアムのある南へ歩きます。

いきなり右手に潜水艦がどーん。てつのくじら館の目玉展示です。

それはあととして、大和ミュージアムへ。

大和がどーん

すみません、ごめんなさい。こんな迫力のあるものとは思いませんでした。実物の1/10サイズでできるだけ詳細に再現された巨大模型です。

「呉の歴史」展示室は、呉開港から、戦前の軍港、海軍工廠としての発展、戦後の復興と造船業を中心とした発展を俯瞰できる内容になっていました。

大和関連の展示では、沖縄特攻時の乗組員の一部の名前と写真が貼り出された一角があります。名前の横に「戦死」「生還」と書かれた文字が胸を打ちます。

大和を挟んで反対側の大型資料展示室には、回天、海龍、零戦の実物が置かれています。これ、全部特攻兵器です。かっこいい?乗ってみる?ハッチを閉めたら二度と出られんよ。

三階の映像シアター「未来へ」コーナーでは、大和の建造プロセスのビデオと、JAXAの「きぼうの、その先へ~未来への扉~野口宇宙飛行士ISS長期滞在」の二本立てで上映していました。

唐突な感じがしますが、3人の名誉館長のひとりは、呉出身の的川泰宣先生です。 ビデオは大和に代表される軍艦の工程管理などの生産技術の進歩が戦後の造船業の発展に寄与したという話。その先として、ISS、「はやぶさ」、また、JAMSTECの探査船「ちきゅう」がパネル展示で紹介されています。

場外に出て、潜水船「しんかい」と水中翼船「きんせい」。

 

「しんかい」は子供の頃の図鑑でよく親しんでいました。実物を見るのはもちろん初めてです。

大和波止場。大和の実物大の大きさをタイルで示しています。実に大きい。

九七式徹甲弾

大和主砲弾です・・・・って、おい!いいのかそんなものにつかって*1。車が衝突すると爆発して・・・・(嘘

参考→大和ミュージアムリーフレット(PDF)

*1 もちろん作り物です。

てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)

正面に展示されている潜水艦がとにかく目を引きます。街の中に潜水艦。

なんとも不思議な光景です*1

この潜水艦はSS-579「あきしお」。「ゆうしお」型の7番艦で1986年に就役、2004年除籍となり、呉資料館に展示されました。同館Webサイトの説明によれば基準排水量2,250トン、乗員75名*2

館内に入ると二階の展示室へ案内されます。

いきなり、機雷が空中に!

表に展示された潜水艦が印象的なので潜水艦のみの展示をやってそうに思ってしまうのですが、最初の展示は機雷と掃海です。戦後の日本沿岸の機雷を除去した航路啓開業務と、湾岸戦争時の掃海任務についての展示です。

特に航路啓開業務は、あまり知らない人もいるかもしれませんね。

戦時中、日本の沿岸には、日本軍と連合軍の双方が大量の機雷を敷設しました。終戦後も多数の機雷が残され、時折触雷事故を起こして多数の犠牲者を出しています。

最近も、神戸港で機雷が発見され、港外で処分されたのは記憶に新しいところです。日本の降伏直後から、この残留機雷の対策が、連合軍と日本にとって重大な課題となりました。

そこで、旧海軍の掃海部隊は、終戦後も、GHQの命令により、武装解除の上で日本沿岸の掃海任務につくことになったのでした。

掃海業務は、複数の省庁の間で所管が移動したあと、海上保安庁、そして現在の海上自衛隊へと移ります。朝鮮戦争中には、秘密裏に朝鮮半島沿岸に派遣されたこともあり、殉職者も出しています。

資料としてはこの辺か。→[PDF]海上自衛隊:航路啓開史航路啓開業務について

この展示がここにあったとは知りませんでした。

続いて三階へ。ここが潜水艦のフロアになります。潜水艦のしくみと艦内での生活が中心の展示。しかし、ふくださん指摘の通り、どんな任務についているかの説明はほとんどありません。2階の掃海業務の展示とは対照的です。やっぱり極秘事項なのでしょうか。

居住室の一角を再現した展示があります。三段ベッドが置いてあります。寝て構わないという案内に従い、ふくださんがベッドに潜り込みますが、なんとも窮屈そう。

いよいよ目玉展示である「あきしお」の艦内へ。公開されているのは士官の居住区と発令所。また発令所の床の一部がガラス張りになって、階下の魚雷発射管室が覗けるようになっています。巨体のうちのほんの一部の公開です。

とにかく狭い。

これ、士官室です。展示室の三段ベッドは実は士官室を模したもののようです。

艦長室にしてからがこの狭さ。

そして発令所。見学者がすし詰めで撮影もままなりません*3

     

外に出て再び大和ミュージアムの方へ回ると、隣の岸壁に瀬戸内海汽船のフェリーが接岸するところでした。狭いところで豪快に180度旋回を決めてくれます。車で言えば四輪ドリフトしているような際どい操船です。

やっぱり船はいいです。

*1 これを眺めながら「本当かどうか知らねぇが星まで行けたとか」というセリフが頭をよぎった・・・(セリフはたぶん正しくありません)

*2 Wikipediaの情報と相違がありますので、館の方の情報に従いました。

*3 撮影は構わないようですが(すでに撮って載せていまるのに悠長な物言いですが)「他の見学者の邪魔にならないように」と注意書きがありました。

海軍グルメ

夜は呉の駅前のビジネスホテルで一泊。「もっと安いところを探してたんですが無くて」とふくださんは恐縮していましたがなんのなんの。

街のあちこちに「海軍グルメ」のパンフが置いてあります。市内の飲食店で、明治・昭和の海軍の料理を復刻して提供しているとのこと。

要するに、オムライス、カレーライス、カツレツなど、定番の洋食メニューです。もちろん肉じゃがも。

せっかくなので、今夜の夕食は「海軍グルメ」で決めることに。検討の結果、駅前の喫茶店で「戦艦大和のオムライス」をいただきました。


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