編集後記


2002年08月06日(火)

スター・ウィーク2002全国調査(全回答)

「自分の望遠鏡で星を見たことがある」が全回答者の半数を占めていることなどから、回答者は星を見に行ったことがある人*1が多数を占めていると思われます。

前半のYes/Noで答えるクイズ形式の設問は、全問ほぼ一貫して1割程度の不正解があります。不正解率があまりばらついていない。なんだろう。でも『七夕(たなばた)の日、おりひめ星とひこ星は、普段よりも近づいて見える』が不正解16パーセントで飛び抜けている。やっぱりそう思っている人は多いのかも。

そして後半です。「日本人は”すばる”が好き」などと報道されたわけですが、まえに書いたように多数意見は常識的でした。で、少数意見はおもしろいかなと思ったんですが、うーむ。

以下、目に付いたもの(かっこ内は私のコメント)。

Q『「星」からどんなことを思い浮かべますか?』
A『一徹』(いきなり。。。)
A『萩尾もとの漫画・千億の昼と万億の夜』(おお。でも、わたし的には光瀬龍かな)
A『星野ルリちゃん』(な、なんだそれ)

*1 星は「見に行く」もんじゃないという回答も。同感です。

Q『「星」で思いつく歌、思わず口ずさむ曲は?』
A『巨人の星・ゆけゆけ飛雄馬』(結構巨人の星はおおいのです)

Q『私の好きな星(天体)はこれ!』
A『レチクル座ゼータ』(もしかして、信じてます?)

Q『どんなときに星空を見たいと思いますか? 』
A『彼女を抱き締めているとき』(。。。)

最後のでむかついたのでやめ。

ぼっかけカレー

ぼっかけというのは牛すじ肉を甘辛く煮込んだものです。私は山陽電鉄の駅にある山陽そばに行くとかならずぼっかけうどんを頼んだりします。このぼっかけが神戸市長田区の名物とは知りませんでした。

で、ぼっかけが最近新聞やテレビで時々話題になっています*1。長田ではこれを売り出したいようです。ぼっかけカレーというのができたようです。どんな味やら。

サブタイトルからリンクした、このページ、実はケーキ屋さんのページなんですよね。なんでケーキ屋かというと、ぼっかけパイというのを売り出したそうです*2。これもどんな味やら。。。

*1 関西ローカル、いや兵庫ローカルかもしれません。

*2 ぼっかけカレーのページ一番下を参照

IAUC、というかComputer Service

再購読申し込みのメールを送ったら返事が来ました。Dear Dr.Fukuhara だって(汗)

とりあえずまた購読できるようになりました。Webだとやや遅れるので*1たすかった。

で、また超新星何個か溜めてるんですけど(汗)

*1 最近は発行と同時に掲載されることが多いようですが。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

ONO [読売オンラインでは「全国の天文台が調査」、産経新聞コラムでは「国立天文台などがアンケート」...。うーん、誤認が....]

(ふ) [なんかものすごい調査が行なわれたみたいですよね>各マスコミ報道]

荒川@Club-HUAA [彼女を抱いているときに彼女以外のことを考えるとは、なかなか。 ひょっとしてその彼、相手のことが嫌いなんじゃ...]

(ふ) [それはちと深読みかと。。。 (^^;]


2003年08月06日(水)

バカ日本地図

(from yamk日記)。こういう地図というのは、教科書的に正しい地図を書けるかどうかより、その人と世の中の関わりを見る一つの方法として、実は地理学の立派な研究手法になったりします。


2005年08月06日(土) さじアストロパークへ

さじアストロパーク

行ってきました。

私が幹事を務めている、明石市立天文科学館星の友の会の野外天体観測会です。

利神城

利神城 佐治へ向かう途中の平福(兵庫県佐用町)で。西はりま天文台から北を眺めたとき、連なる峰々の一つに見える城跡です。

佐治天文台

佐治天文台

さじアストロパークの中心にある施設。103センチ望遠鏡があります。撮影時にサイズを間違えて、画像がかなり小さいサイズになってしまいました。

中はゆったりと広く、小さいプラネタリウムもあります。

吹き抜けの天井を見ると、すばる望遠鏡の8メートル主鏡の絵が描いてあります。やっぱり大きい。この主鏡を収めた鏡筒があって、経緯台に載っていて、それが動く、というのは想像を絶します。

ところが天井をよく見ると、すばるの横は、ケックIIの主鏡の図が。。。

103センチ望遠鏡

103センチ望遠鏡

カセグレン式。架台はフォーク式。

ドームもとても大きく、相当な人数が入ることができそうです。壁に沿って椅子が並べてあり、観望客はここに座って順番待ちをするようです。

103センチ望遠鏡の接眼部

接眼部

接眼部はこんなふうになってます。名前がついているのですが忘れた。見る人にあわせて簡単に高さが変えられるわけです。

サブ天文台(星のコテージ)

サブ天文台

12.5〜40センチの光景の望遠鏡を置いたコテージが4棟あって、予約すれば借りられます。今回は予約が取れなかったそうで借りてないとのこと。

入らなかったので中の様子は分かりませんが、住居としてもかなり本格的な設備のようです。西はりま天文台の家族用ロッジも居住性は良かったのですが、ここは本当に住めそうな予感。この次に来るときは、絶対借りるべし。

星まつり

6日は星まつりということで、夜店が出ていました。その中に、ダチョウの肉を焼いて売っている店を発見。実は天文台へ上がる道の途中に、ダチョウの飼育場がいきなり現れて面食らったのですが、そこの人のようです。

怖いもの見たさで食べてみましたが、案外いけるかも。焼きすぎると堅くなるのでレアぐらいにしておくのがいいそうです。店の人によれば、刺身が一番おいしいとか。

星見の成果

でもダチョウの肉とか、ステーキBBQ(夕食だった)が佐治に来た目的ではありません。暗くなれば早速観測開始です。

明るいうちは雨まで降りだしてしまいましたが、あたりがすっかり暗くなってから、きれいに晴れ間が広がりました。さっそく借りた望遠鏡で観望を始めました。103センチの方でも観望会を始めるとのことで行ってみると、なんと私たちには後で時間を取ってくれるとのこと。ありがたい。

103センチでは、まず海王星、つづいてM57、M13、アルビレオ、網状星雲、M27、土星状星雲などを観望しました。M57は、さすがに中心星は見えませんでしたが、楕円形の外観、リングの穴がくっきりとして、あまり良い表現ではないけれども、「写真のように見え」ました。M13は個々の星が分離するのは当たり前で、その星々が、明るい恒星として視野一杯に広がっています。今までにない圧巻の光景でした。


2011年08月06日(土)

天体観望会

8月6日は伝統的七夕。だからというわけではないですが、この日、天文科学館では観望会でした。私はお客さんとして参加。

いつも天文科学館の観望会は月一回ですが、この夏休み期間はほぼ毎週のように開催されています。すでに7月23日、30日と開催。その前の7月16日には、天文科学館の行事ではありませんがJAF主催の観望会があり、それも含めると四週連続になります。

さらに次の週末*1を飛ばして20日。27日にはまたJAFの観望会。スタッフの人、過労死せんやろか(^^;

今日の観望天体はアルビレオでした。いつものようにプラネタリウムでの説明の後、順番に16階へ。私は三組目なので四階日時計広場に向かいます。お客さんするのにも慣れてきました(笑)

天文科学館ではちょうど今年の博物館実習の最中で、いつもの天ボラの他に実習生の人達もスタッフに加わり賑やかな陣容です。実習生の中に天ボラやってる人もいて、何か妙な感じです。

とてもよい空に恵まれました。広場では土星などを見せていただきました。ほとんど揺らぎがなく、小さめの望遠鏡でもくっきりとしています。

呼ばれて時計台へ上がります。まず14階観望室へ。

今日は神戸の方で花火大会の日です。幾人かが、花火が見えないかと東のほうを中止していました。

そしたら、見えるものですね。いや花火そのものは見えないのですが、東の低空の雲の一角が、時々光って見えるのです。

そして16階。望遠鏡に並んでいる間、月明かりが海面に反射してとてもきれいでした。見慣れたアルビレオも40センチだと迫力ものです。

再び日時計ひろばに戻り.望遠鏡片付けを手伝って帰りました。

*1 お盆休みで満月期ですが、館ではイベント開催中です


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