さじアストロパークの中心にある施設。103センチ望遠鏡があります。撮影時にサイズを間違えて、画像がかなり小さいサイズになってしまいました。
中はゆったりと広く、小さいプラネタリウムもあります。
吹き抜けの天井を見ると、すばる望遠鏡の8メートル主鏡の絵が描いてあります。やっぱり大きい。この主鏡を収めた鏡筒があって、経緯台に載っていて、それが動く、というのは想像を絶します。
ところが天井をよく見ると、すばるの横は、ケックIIの主鏡の図が。。。
接眼部はこんなふうになってます。名前がついているのですが忘れた。見る人にあわせて簡単に高さが変えられるわけです。
12.5〜40センチの光景の望遠鏡を置いたコテージが4棟あって、予約すれば借りられます。今回は予約が取れなかったそうで借りてないとのこと。
入らなかったので中の様子は分かりませんが、住居としてもかなり本格的な設備のようです。西はりま天文台の家族用ロッジも居住性は良かったのですが、ここは本当に住めそうな予感。この次に来るときは、絶対借りるべし。
6日は星まつりということで、夜店が出ていました。その中に、ダチョウの肉を焼いて売っている店を発見。実は天文台へ上がる道の途中に、ダチョウの飼育場がいきなり現れて面食らったのですが、そこの人のようです。
怖いもの見たさで食べてみましたが、案外いけるかも。焼きすぎると堅くなるのでレアぐらいにしておくのがいいそうです。店の人によれば、刺身が一番おいしいとか。
でもダチョウの肉とか、ステーキBBQ(夕食だった)が佐治に来た目的ではありません。暗くなれば早速観測開始です。
明るいうちは雨まで降りだしてしまいましたが、あたりがすっかり暗くなってから、きれいに晴れ間が広がりました。さっそく借りた望遠鏡で観望を始めました。103センチの方でも観望会を始めるとのことで行ってみると、なんと私たちには後で時間を取ってくれるとのこと。ありがたい。
103センチでは、まず海王星、つづいてM57、M13、アルビレオ、網状星雲、M27、土星状星雲などを観望しました。M57は、さすがに中心星は見えませんでしたが、楕円形の外観、リングの穴がくっきりとして、あまり良い表現ではないけれども、「写真のように見え」ました。M13は個々の星が分離するのは当たり前で、その星々が、明るい恒星として視野一杯に広がっています。今までにない圧巻の光景でした。