夜通し晴天というわけにはいかず、一時べた曇りになってしまいました。透明度や気流の具合は先週より悪い。しかし久し振りに南から北まで続く天の川を見ました。火星より何よりそれが一番の収穫でした。
あんなところに大勢あつまりました。子供も入れて20人ぐらいになったか。夜中のうちに半数以上は帰ってしまって、朝残っていたのは8人でしたが。
サニタイズを行った(と投稿者が言っているのは、どうやら htmlspecialchars() みたいな処理をやった、ということらしい)データをLDAPに送ったらエラーになった、なんでもかんでもサニタイズすればいいというものではないらしい、いやそうではなくて「サニタイズ=HTMLエスケープ」だと思っていたのだが違うのだ、サニタイズって奥が深い。というような発言があって、それに対する反応が、
サニタイズは出力先の環境に合わせて適切に変換するのが正解というもの。この後誰も突っ込まないので、だいたい一般的にこんな認識なんでしょうか。
昨夜は思わぬ晴天で張り切りましたが、寝不足なんてなんのその。2,3時間も寝ればとりあえず起きていられます(歳とったかも)。
とはいえ、いつもの6時に目が覚めるとちょっとだるい。昨夜はお風呂に入らなかったので、朝風呂を使わせていただくことにしました。
基本的に夜10時までです。今回は特別に開けておいてくれたのかもしれません。お湯はもう沸かしていませんが、余熱で十分温かい。長風呂するにはいい温度でした。すっきりしました。
焼きたてのパンで朝ごはん、それから記念撮影をして、荷物をバスに積み込んで、アルビレオを後にしました。
土産物休憩と昼食休憩を1回ずつとって、西脇のテラドームに向かいました。
バスはテラドームの手前のJR日本へそ公園駅の前に停まりました。
JR加古川線の無人駅です。地理的事績に基づいて命名された数少ない駅です。
一応電化されているのですが、時刻表を見ると3時間に一本・・・土日は、1日に上下それぞれ8本しか走りません。平日でも一本多いだけ。出会うだけでも相当希少価値です。
その、めったに見られない電車が、来てしまいました。写真撮れませんでした。悲しい。
西脇と言えば、日本のへそ、東経135度、北緯35度交点に位置することで有名です。その「日本のへそ」にテラドームはあります。
ここで、テラドームの館長さんが自ら出迎えてくれて、日本測地系、世界測地系2つの経緯度交点を説明してくださいました。
私自身ももう何度か訪れていますが、日本測地系の経緯度交点は、日本へそ公園駅から少し北へ進んだ川べりにあります。建立は1923年10月。東京高等師範学校付属小学校の肥後盛熊氏の提唱により、地元の教育委員会が設置しましたvia 塩屋天体観測所:子午線標識を訪ねて:西脇市。
続いて世界測地系の経緯度交点です。こちらはテラドームの東側、岡之山の中腹にあります。この暑いなか、そこまで登るのは大変なので麓からの説明。ですが、ここまで来て、世界測地系経緯度交点まで登らないということはありません。ふくださんの後を追って登りました。後ろからYさんも続き、3人に。
世界測地系経緯度交点のモニュメント。4本の柱で囲まれた中心にあります。
ここが経緯度交点。上に置いているのは3人の測定機器。いまやほとんどの人がGPSを持っています。なんて時代でしょう。
この時の測定記録:
北緯 | 35度00分00.158秒 |
東経 | 135度00分00.231秒 |
測地系 | WGS84 |
経緯度交点から降りると、他の人たちは天文台に上がっていました。
81センチ反射望遠鏡がここにあります。色や形など、姫路市の星の子館にある91センチ望遠鏡に似ています。ただし星の子館はドイツ式、こちらはフォーク式という違いはあります。
ここでは昼間の星をいくつか。
「理科のじっけん展」という展示があります。ここにあった、音の共鳴を利用して、管の中の細かい粒を集める実験。作動させると、縦割りにした竹の節みたいにいくつも粒が集まります。見ていると結構気色悪い。
ここのプラネタリウムを見るのは何年振りかな。デジタルプラネタリウムです。
なんとか開催してきました。
以前にもふくださんを講師に宇宙食の勉強会が開催されたことがあって、ほとんどその再現です。ふくださんにはかなり参考にさせていただきましたm(__)m
国際宇宙ステーション(ISS)などで通常食べられている宇宙食は主にアメリカとロシアで開発されたもので、自然とアメリカ料理、ロシア料理が基本になっているようです。
しかしISSには日本をはじめ、アメリカ・ロシア以外の国の飛行士も何人も滞在するようになり、宇宙食のバリエーションを増やす必要から、計画参加国が独自に開発・認証する枠組みが定められています。
日本でも、JAXAが食品メーカーから募集して「宇宙日本食」の認証を行い、現在、12社28品目が認定されています。それ以前にも、宇宙飛行士の希望で特別に日本食が持ち込まれることはありましたが、宇宙日本食は、宇宙飛行士が日常に食べる常設メニューの一部として採用されています。
また、この「宇宙日本食」は伝統的な「和食」に限定せず、日本の家庭で一般に食べられている料理全般が対象になっています。
で、この認証された「宇宙日本食」、特別なものではなく、普通に市販されている食品がそのまま、または少し手を加えて採用されている例が多いのです。今回はそんな食品を集めて、試食してみようという企画です。「食を通して宇宙を身近に感じてもらおう」というようなことです。
というわけで用意した食品
受付を済ませた人から、まず粉末緑茶をだし、宇宙食についての説明の後、試食という流れ。
試食のメインになるスペースカレーは、宇宙食用に特別に開発されたものですが、一部の科学館とハウス食品のオンラインショップで購入可能です。市販品はレトルトパックされています。宇宙食と違うのは、この入れ物だけで、製法、味、内容物とも全く同じとのことです。
トマトケチャップとマヨネーズに至っては、写真を見る限り、市販のパッケージそのままです。
そのまんまの、マヨネーズとケチャップ
と言いたいところですが、実際に宇宙に行っているのは、写真を見る限り、小さいボトルタイプのものですね。
カレーをかけるご飯の方は、市販されているとはいえなじみは薄いかもしれません。非常食などに使われるアルファ化米で、お湯を加えると普通に炊いたご飯と同じような状態に戻ります。
お茶を淹れたりアルファ化米を戻すお湯は天ボラ控室からポットを借りてきて沸かしました。カレーの温めは、湯煎すると湯気で火災報知機が反応しかねないことから、こちらも控室から電子レンジを。ただし、ISSには電子レンジはなく、ヒーターで温めるようです。
ちょっと時間が余ってしまったり、予算をオーバーしたりしてしまったのですが、評判は上々なようで、どこにでも売ってそうな食品がそのまま食べられているということに興味を持っていただいた人が多かったようです。
この写真はアルファ化米を戻した白飯。
戻す前は干からびたご飯みたいでしたが(もっと見栄えはいいか)、普通に炊いた炊き立てのご飯のようです、
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