何度読んでも「ベーグル2」と読んでしまう私は食に飢えているのでしょうか。
Barkleyを「ベーカリー」と読んでしまうというのもあったのですが(私じゃありません)。
そういえばベーグルは、いまだ食べた事がありません。
梅雨のせいか、天文関係の動きがあまり入ってきません*1。そこで「たしか岡山の望遠鏡は梅雨時に再メッキなどやってるんじゃなかったっけ」と思い立ち、Webを見てみました。
そしたら台風の被害で、観測所の夜空を撮影していたスカイモニターが壊れているとのこと。
*1 例によって新天体情報はいくつかたまっています
星の一生を記したトイレットペーパーの話を以前書いたのですが、実は、星の話題を書いたお菓子があります。
「星食べよ」という名前のお菓子で、袋の方に、子供が母親に尋ねるという形式で、様々な星の話題が書いてあります。
トイレットペーパーは使えばなくなりますが、お菓子は食べてしまっても袋は残ります。捨てずに取っておけるかが問題かもしれません。
ちなみに、某同好会の例会で出されるお菓子です。
NASAのプレスリリースでは、衝突した天体のサイズはおおよそ直径2000キロメートルということですが、これって「larger than Pluto」なのかな(冥王星は直径2,300km)。いずれにせよ大きいことには変わりません。
ただ、この衝突で「月」は生まれなかったのでしょうか。
今日は部分月食の日、まず明石市立天文科学館へ。この日の観望会は本来なら天ボラ初仕事でした。
しかし、警報まで出る悪天候、とても月食を見れる状況ではなく、館に断りを言って、神戸へ向かいました。
ちょうど神戸天文同好会の例会の日でもあったのです。
日本流星研究会のSさんが出席されていました。
Sさんは、「はやぶさ」地球帰還カプセル回収隊に参加して、ウーメラ砂漠まで「はやぶさ」を迎えに行ってこられた一人です。
カプセルの落下点特定は、(1)カプセルから発信されるビーコンの検出、(2)ビーコンが出ていなかった場合、再突入の光跡観測から落下地点を特定、(3)曇っていて光跡観測も出来なかった場合、再突入時に発生する空振を観測、という3段構えでした。
Sさんは光跡観測を担当。「はやぶさ」の再突入予想コースを挟む2箇所に布陣、もう一箇所、空振を観測する班が予想コースのほぼ直下にいて、そちらにも機材を渡して観測を依頼。
事前準備、現地での通信手段の確保、それに半月に及ぶ長期休暇の手続きなど大変づくめだったとのこと。
なお、その事前準備で、3月にご自宅で機材のテストをしていたら、偶然火球を観測、鈴鹿山脈に隕石が落下したんじゃないか?と言われていました。
月食は、結局、なよろ市立天文台からの薄雲越しの中継を例会の会場から見ることが出来ました。
今回はなんとも濃い内容でした。
明石市立少年自然の家へ。小学校天体観望会のお手伝いです。望遠鏡はドブソニアン1台に屈折経緯台3台。あいにくの曇り空で、果たして星は見えるのか、子供たちが集合して観望会が始まってからも危ぶんでいました。
ところが、スタッフのKさんがお話をしている最中に、まずアークトゥルスが姿を現し、やがて今日の目標天体の火星、土星も見えてきました。更に観望会の終わり近くには北斗七星が現れ、ミザール・アルコルも見てもらうことができました。
子供たち元気元気。でてくるなり、並んだ望遠鏡を見て「すげぇ!!」。覗き込むと「うわ、赤っ!」「ぐるぐる回ってる!」「うわ、ちっちゃ!」、反応がはっきりしていて楽しい(^^)。ぐるぐる回っていたのは風が出てきたからでした。
無茶する子もほとんどいなくて、みんな行儀よく並んで順番を待っていました。時間がおしてきて先生が「一人5秒!」と声をかけると、誰かがのぞくたびにみんなで一斉にカウントダウンが始まり・・・(^^)。ともかく大成功の観望会でした。
終わってからまた曇ってきましたので、あの晴れ間は奇跡というか、誰かの行いが良かったんですね。