年4回の明石市立天文科学館星の友の会例会、その第2回。
第1回もそうでしたが、参加者がいっぱいで部屋がぎゅうぎゅう詰めでした。プラネドームでやれればいいのですが、日中は投影がありますからそういうわけにもいきません。
そしてそれ以上に発表も多く。いつもなら2~3件というところ、今回は8件。館職員による発表や告知3件を除いてもいつもの倍になります。いつもこれくらい賑わうといいのですが(いままでもなかなか充実していたのですが)。
ハワイに行ってマウナケア山頂の望遠鏡群と山中からの星空を楽しんできた人の話、カリフォルニアまで行ってエンデバー号の実物を見てきた女の子、北海道でミールを見てきた人(「よく探さすと、実物が日本国内に結構あったりする」との言)、SL9の思い出話(あれから20年...歳を取るわけだ)、135度子午線にまつわる小ネタに「そんなもの良く見つけたな」と驚き。
館長の「花よりも花の如く」聖地巡礼を目論む話はさすが目の付け所が館長らしく(^^)。「4592210034」には天文科学館がこれまでにない正確さで登場するとのこと。
例会終了後、会報の編集会議に出席。
例会が盛りだくさんだったので、実は会報のネタもあまり困らず、すんなりとまとまりました。しかし発行まで2か月ちょっとというタイトスケジュール(汗)。
天文科学館での予定がちょうどいい時間で終わったので、高砂へ向かいました。
たかさご万灯祭は高砂市高砂町が兵庫県の歴史的景観形成地区に指定されたことをきっかけに始まったイベントです。街中の路地をキャンドルで照らし、町内12箇所にジャズのステージが設けられます。一度行ってみたいと思っていたのです。
山陽電鉄高砂駅の駅前にもステージとテーブル席が用意されています。南へ歩いていくとすぐ道端にキャンドルが並んでいるところに出ます。日が暮れてくるとキャンドルに火が灯されていい雰囲気に。
人がぎっしりの商店街を抜けてみたり、ジャズギャラリーに行ってみて一曲聴いてみたり、メインの通りから一歩外れると人通りはほとんどなくなり、でもそんな道もキャンドルが並んでいて、歩いていくとまたどこからか音楽が聞こえてきて・・・
本当に街全体が会場で、街中がキャンドルの明かりと音楽に満たされていました。
十輪寺のステージ。大小いろいろなステージが街中に設けられていました。
高砂町は県の歴史的景観形成地区。古い建造物が各所に残っており、万灯祭の期間ライトアップされています。そのうちの一つ、銭湯の「松ヶ枝湯」。表から見ると昭和古き良き時代の銭湯ですが、裏にまわると煉瓦造りの壁と煙突。不思議な雰囲気を醸しています。