野外天体観測会の二日目、というか夜です。
見事に晴れまして・・・・
何度か訪れていますが、それまでで最高の星空でした。南の地平線から北の地平線までアーチになっている、濃い天の川を見たのも何年ぶりのことか。
103センチで見せてもらった土星も見事でしたが、天文科学館から持って行った望遠鏡を駆使して見て回りました。前に観望会で使いこなせなかったC-11+SXPも、ようやく使い方を覚え。ただせっかくの自動導入を「使い倒した」と言えるほども振り回せず。思いつく天体のレパートリーが少なすぎました。あれほどの空なら、淡い天体を片っ端から眼視に挑戦したらよかったのですが。今度は天体を覚えねば(汗)
自動導入もなかなか面白いものです。「導入の楽しみがない」とか言われそうですが、導入できるかではなく見えるかに挑戦するなんてのは楽しいかも。また、直焦点撮影をやっている人がいたら(いませんが)、その人がいま撮影した天体を眼視観望するという酔狂も、あの望遠鏡なら楽にできますね。以前八塔寺でやりました。
網状星雲を見るのを忘れていました。天頂を過ぎて少し傾いたら向けてみようと思ってそのまま忘れていました。自分のドブソニアンではこの時期必ず導入するのですが。フィルターも忘れていたし。
夜明けが近くなり、雲が広がってきたので撤収しました。雨が降ったようで、明るくなって目覚めてみると地面が濡れていました。
おまけと言っては失礼ですが、天文台前で集合写真を撮った後、天文台長の香西先生が挨拶に見えられました。大変恐縮です。
天文台の庭の敷石は、正確に東西南北に向けてあるとのこと、カメラや望遠鏡を据え付けるとき、目地に沿って南北を合わせるといいそうです。香西先生が教えてくださいました。
さじアストロパークは佐治川の谷間から山へ登った中腹にあります。あたりは開けて棚田や梨畑が広がります。とても見晴らしのいい場所です。
2日目は姫路科学館へ。プラネタリウム投影を見ましたが、まあ、寝ちゃいますよね(汗)