キュナード・ライン社のクルーズ客船クイーン・エリザベス。前日横浜を出て、午前8時に神戸港入港、日付が変わる直前に出港すると聞いて、仕事が終わってから見に出かけました。「クイーン・エリザベス2(QE2)」と間違えそうですが、QE2はクルーズ客船としては引退していて、今回神戸にやってきた船は3代目になります。
入港前夜、紀伊半島西岸を北上(クリックで拡大)
大勢の見物人が詰めかけていました。まあとにかくでかい。月並みな感想ですがまさに浮かぶ巨大リゾートホテルです。
9万900総トン(神戸港入港情報記載の数字による)、全長294メートル、乗客定員約2000人という巨船です。もっとも、クルーズ客船は際限なく大型化が進んでいて、世の中にはもっと大きな客船がごろごろしています。キュナード社が保有する客船でもクイーン・メリー2は約14万8千総トンあり、クイーン・エリザベスは全然及びません*1。マンモスタンカーならぬマンモス客船、、、恐ろしい時代です。
船旅は2009年皆既日食と2012年金環日食の2回きり。いつかまたこんな船に乗ってみたいものです。
客船の旅というと、ほとんどの人はセレブが楽しむ世界一周の旅というイメージかもしれません。しかし、実は10日間ぐらいのプランが多く、カジュアルな客船になると、費用もまあ、手が届かないほどでもない感じです。たとえばこれなんか→参考。海外を回るクルーズだけでなく、日本の客船だと国内クルーズもあります。船旅のいいところは、移動手段と寝るところと食べるところが全部一緒ということで。
客船の大型化は一度に大勢の乗客を乗せて客単価を下げるため。「豪華ゴージャスのイメージは時代遅れ」という論評を読んだのは何年前だったか・・・ドレスコードがあって「フォーマル」指定されるとタキシード着てなければご飯も食べられなかったりするのですが・・・(^^)それも船によるのかな。その前に10日も1週間も休めんわいという話もありますが・・・(苦笑)
急きょ思い立ったのでスマホのカメラで、画質は悪いです。
ちょうど食事時でした。
ここを突破すれば乗れる・・・(注:ガードマンがいます)
テンダーボートでしょうか。船が横付けできない場所に上陸するときはこのボートで。
で、パンフもどっさり手にいれました。さんふらわあとかの・・・いきなり庶民的ですが・・・(汗)
*1 ちなみに初代クイーン・エリザベスは83,673総トン、QEは69,053総トンでした。