午前5時46分、神戸と淡路の方向を向いて黙祷しました。
あの日寒かったかどうか覚えていません。地震発生から一時間後、情報が無いまま神戸市内の勤務先へ出勤するため家を出て、結局鉄道が止まっているため、自分の街から出られず、勤務先とも連絡が取れず、同僚の家でお昼までニュース番組を見ていました。
翌朝、電話が通じ、同僚の一人が亡くなったことを知りました。
もう一昨年のことですが、やっと、三宮の東遊園地の「阪神・淡路大震災 慰霊と復興のモニュメント(COSMIC ELEMENTS)」に行き、その人の名前の前で手を合わせてきました。行けなかったのではなく単に行かなかっただけですが。前夜眠りに着く前、まさか次の朝、自分はこの世に居ないとは想像もしなかったでしょうね。私も前日まで、二度と会えなくなるとは思っていませんでした。かわいい女性でした。
あ、別に、その人に何か特別な思いをもっていたわけではありませんので念のため。