編集後記


2010年12月05日(日) [長年日記]

野外天体観測会

4日、5日と、明石市立天文科学館星の友の会の野外天体観測会で西はりま天文台公園へ。現地集合現地解散です。自分の車でいけるので、望遠鏡が持ち込めます。32センチを積みこんで出発。

到着前から雲ひとつない天気。夜への期待がたかまろうというものです、

現地に到着するとたーさんが待っていました。ほどなく「星なかまの集い」実行委員のIさんも到着。その場でミーティングが開けそうな雰囲気になりました(3人では無理ですが、それでもアマチュア代表、施設代表、委員長の3役が揃ったので)。

順次人がやってきます。今回の参加者は2名のスタッフを入れて41名。

チェックインの後、望遠鏡を展開します。前回西はりまへ来たとき、観測場所のサテライトドームと宿泊場所のグループ用ロッジが遠く、行き来が大変だったという反省から、今回はサテライトドームは借りず、グループ用ロッジの前の広場を使うことになっています。


ということで展開された望遠鏡の一部。

天文科学館から持ってきた25センチドブソニアン

たーさん持参の望遠鏡。問題はその接眼部についているもの。

拡大してみました。イーソス20mmアイピース。

そして私の望遠鏡。

夕食(定番の鍋料理ですが、昔の殺人的なボリュームはすっかりおとなしくなったようです)の後、なゆた望遠鏡による観望。アルビレオ、M15、木星。M15はさすが大口径のつぶつぶ感がたまりませんでした。木星はさすがに2メートルの集光力がすごすぎて、とにかく眩しかった。


観望会が終わるのをジリジリと待って、すぐにグループ棟へ、そしてグラウンドへ。 明るいうちに設置しておいた望遠鏡で観望。思ったより寒くもなく、風も全くなく、雲もなく、透明度もよく。なかなか出会えない最高の状態です。

自分の望遠鏡では、O-IIIフィルターを投入して、濃いオリオン大星雲を楽しみました。馬頭星雲は残念ながら見えませんでした。やっぱり淡いからか、波長が違うのか。バラ星雲は余裕でしたが、淡いので、分かる人は少なかったかもしれない。


室内に入って休憩していると、数人がカノープスを見に行くとのこと。ついて行きました。双眼鏡は持っていきましたが、必要なし。肉眼であかあかとかがやいていました。そこでカメラを忘れたことに気がついたのですがもう遅い。

他にもM33を双眼鏡で初めて見とか、白色矮星を初めて眼視したとか、収穫の多い一夜でした。


 


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