編集後記


2010年09月05日(日) [長年日記]

呉の朝

実は昨晩、昼間の暑さのためか、宿に入ってから頭が痛く、薬を飲んですぐに寝ました。

そのせいか、朝4時にすっきりと目覚め。

ふくださんも早く起きて散歩に出かけたようですが(部屋は別でした)、私は昨夜のこともあるのでそのまま部屋の中で。

朝食は宿で。無料。バイキング形式。期待してませんでしたがわるくありませんでした。

広島へ

そして今回の目的である、広島市こども文化科学館へ向かいます。朝一番の投影に間に合うよう、8時15分に宿を出ました。

呉線は海沿いを走ります。昨日は自動車運搬船が2隻停泊していましたが、さらに1隻増えていました。

広島駅からは市電に乗り換え

「夕凪の街 桜の国」

広島市こども文化科学館は、野球好きな人には、旧広島市民球場の裏と行ったほうが分かりやすいでしょう。広島駅からは市電で原爆ドーム前が最寄り停留所となります。

9時50分からの1回目投影に間に合いました。

 

原作のネタバレになるので詳細は控えますが、物語の流れを大きく変え、「桜の国」を基本の流れにして、「夕凪の街」は回想として登場しました。また、旭と京花の物語に原作よりも力を入れていました。こういう流れも、常に視点を現代の七波たち(番組をみている私たちの視点に近い)の位置に置いているということでわかりやすいかもしれない。広島の市電の中で旭と七波がいきなり出くわしたときは「始まったところなのにもう終わっちゃうの?」と一瞬不安になりましたが・・・。

でも、全体に、原作の雰囲気をかなりそのまま伝えていたと思います。

ただ一つ、唯一の不満は・・・・たぶん言ってはならないことですが、途中に挟まれた星空解説は余計だと思いました(汗)

館内では複製ながら原画も展示されていました。

太田川

終わってから太田川へ。今日も暑い日ですが、川べりで日陰に入ると涼しい風が。

ふくださんによれば、実は科学館のある一帯が、ちょうど「夕凪の街」の舞台だったとのこと。

 

原爆ドーム~爆心地

爆心地は原爆ドームから東へ少し入った一角です。当時島病院という病院がありました。現在も「島外科内科」という名前で同じ場所で開業しています。

 

平和公園は外国人の姿も目につきました。彼らの目にはどう映っているのでしょうか。

今日も暑い日でした。

広島市電

ふくださんによれば、広島では神戸市電の車両が現役で走っているとのこと。見に行くというのでついていきました。広島電鉄本社の車庫へ向かいます。

問い合わせのため社屋に入るふくださん、すぐに社員の方と出てきて、車庫へと案内されました。このときのふくださんのレポートはこちら

旧神戸市電の車両

こちらは福岡市を走っていた車両

と、ふくださんがある車両を指し示します。車両番号652。広島電鉄650形電車

これがそうなんですね・・・・・そうか社員の方が教えてくださってたんだ。中を覗いてみると床張りの古い車両でしたが、たしかに教えてもらわないとわかりません。Wikipediaによれば、この車両は被爆時は小破で直後から市内を走り、市民を勇気づけていたとのこと。現在もラッシュ時に現役で走っているとのことです。


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