お昼前に天文科学館へ。今日は星の友の会ジュニア部門「ほしとも☆キッズ135」の勉強会の日です。
今回のテーマは「反射望遠鏡のなかみ」ということで、反射望遠鏡の仕組みを学び、実際に市販の反射望遠鏡工作キットを組み立てます。
同時に同時に手製のソーラークッカーで目玉焼きを作り、太陽の力を体験する実験も行ないました。
望遠鏡はコルキットのものですが、スピカなどと違い、反射望遠鏡の方は一台1万円以上します。組み立てもそれなりに難易度が高いので、一人一台というわけにはいかず、一台を全員で組み立てました。
必要な穴あけ等は事前にやっておいて、当日は組み立てるだけに。
それでも案外時間いっぱいまでかかって組み立て、最後に地上の景色で確認して終了。
一方、ソーラークッカーは、子供の科学にスチロール製の箱の中にアルミホイルを張り、透明ビニールで蓋をしただけの簡単なものですが、中に鍋を入れて卵を割っておいておくと、たかだか15分程度で半熟の目玉焼きになりました。
次にゆで卵に挑戦しましたが、こちらは1時間で温泉卵状態に。日の当たり方や最終的に到達した温度、卵が固まる温度などいろいろな要因がありそうです。
夕方からは観望会。いつもはスタッフなのですが、今回は、もう憶えていないくらい久しぶりにお客さんモードでの参加です。
でも、気がつくと、なぜか4階で望遠鏡のそばに立ってお客さんに見せているという・・・・・性(さが)ですな。業というべきか。
最後に16階にあがり、テーマのアルビレオの他、ケフェウス座デルタ星を見せてもらいました。天文学的に重要な天体ですが、実はアルビレオの子供のような綺麗な二重星なのです。