今日は年に何回かある、ホスピスでの観望会の日。早めに会社を出られたので、誰よりも早く病院に到着しました。
天気は、雲が多いけれども、あまり師匠はありませんでした。
参加された患者さんは3名、うち車椅子1名、ベッド2名。
私の望遠鏡では、金星、続いて土星を入れましたが、もともと観望会の場所は西の視界が悪く、ベランダの端まで望遠鏡を持っていてやっと見えました。さすがにこの位置までベッドで来てもらうわけには行きません。
それでも東の空からはやがて真っ赤な月が昇ってきます。より小型の望遠鏡や双眼鏡で見てもらいます。その上には夏の大三角。
気がつくと、3人の患者さん一人一人に、いつのまにか、ボランティアが一名づつついて、マンツーマンで星を見せる体制に自然となっていました。いい雰囲気だと思いました。一人ひとりに完全にあわせることができます。数百人をさばくような大きな観望会では望むべくもないけど、ここでならできます。
月に2回のナイトバーの日ということで、ビールも出ました。