「全国星空継続観察」が事業仕分けの対象になりました。あのこと座の三角形の中の星の数やすばるの星の数を数えて、星空がどれくらい明るくなっているか調べるやつです。
今日24日、審議がありました。結果は「実施機関を競争的に決定(事業規模は縮減)」
実は、それなりに身近なことでもあるので*1、関心はありましたが、静観していました。仮に廃止になったとしても、必要だと思う人が多いなら民間でやればいい(やりたい人がね)。
でも、事業の予算規模を知って「????」と思いました。
星コンスタッフブログによれば、たとえば今年度の予算は707万円(確かなところは配布資料を参照)。
まあ、予算額がそのまま事業の重要度を表すわけじゃないし、予算が小さいからと行って、効果の上がっていない事業を継続するのはどうかという意見もあるだろうし、そこを糸口に何がしかの不透明なカネの動きが見えてくるとか、いろいろあるのかもしれませんが、牛刀をもって鶏を割くというやつではないか、もっと優先的に仕分けすべき大きな問題はないのか、と思いました。
もしかしたら、潰されたくない何かを守るための生贄に出されたとか。
たぶんこの事業の仕分けをめぐってあれこれ議論をしたい人たちがいるのだろうと思いますが、それは大事なことではありますが、誰かにうまく踊らされているだけに終わったのではつまりません。
*1 といってもほとんど関わったことがありません