「今後の方針」いう言葉からイメージされるほど大げさなものではありません。基本的には大きく変わりません。
「星が好きな人のための新着情報」(略名:星の情報.jp)は、名前の通りの内容のWebサイトなのですが、「宇宙好き」というよりは「星が好きな人」、ちょっとニュアンスが難しいですが、自分で(持っている人は)望遠鏡を担いで星を見に行ったり、また見せてあげたり、見せてもらったり、撮ったり測ったりしている人の目線にできるだけ沿うような情報を集めてくることをずっと目指してきました(結局のところ「自分目線」ということですが)。
そして、この、見たり見せたり見せてもらったり撮ったり測ったりしている人の活動ぶりを、もっと重点的に紹介していきたい、というのが今後の方針、というか目標です。
そんな大層な話ではありません。ちょうど昨日今日あたり、月と金星の接近を写真に収めた人が盛んにネットに画像を公開しています。またマックノート彗星を観測してそれをブログに書いた人もいます。また、探していけば、街角で観望会をやりましたとか、前の週末、どこそこへ(星を見に)出かけましたとか、こういったもののレポートもあるはずです。そういうものを掘り起こしていこうと思います。いままでもやってきましたが。
重点をおくものを決めると、かわって、重点を置かなくなる分野もでてきます。やっている人間はひとりしかいませんし、プライベートな時間を割いての作業ですので自ずと限界があります。それだけなら「編集者を増やせば?」といわれそうですが*1、それ以上に「星が好きな人のための新着情報」としての特色づけという意味があります。
重点を置かなくなるといっても、あくまで優先順位の話ですが、もともと「第二優先」の宇宙開発系が、今後さらに減るだろうと思います。もっとも、天文観測や惑星探査の関係は減らす気はありませんので(これらは天文分野だから)、あまり変わらないかもしれません。「あかつき」や「はやぶさ」は優先度高いですし。IKAROSくんはどうかな・・・こういうのは好きだからやっぱり優先度高いかな。
*1 まあいままで長い間一人でやってきて、いまから誰かを探して一緒に・・・・というのはいろんな面で困難があると思います