編集後記


2009年05月23日(土) [長年日記]

日別の感染確定者数の変化

(5/24追記:最初は「終息傾向」というタイトルでしたが、一週間だけを見れば減少傾向ですが、短期間では判断できないのではという指摘もあるのでタイトル変えました)

大阪府は『「流行警戒宣言」の「流行」は取り下げます』と宣言しましたが、心配性な方は、「累計感染者数は増える一方なのに、大丈夫か」と疑問に思うかもしれません。

でも、あたりまえのことですが、累計感染者数は「いま現在の患者数」ではないのですよね。既に回復した人の人数を差し引いたりはしていません(差し引いたら累計ではない)。実際に今増えているのか減っているのか、これだけでは判断付きません。

ある新聞に大阪府の日毎の発生数のグラフがあったようですが、自分で大阪府と兵庫県の発生数を集計してみました。データは厚生労働省の報道発表資料から。

ただ、この数字は、感染が確定した人数ですので、この日に発症したわけではありません。

大阪府
大阪府

20日が突出してますが、なんでしょうね。

兵庫県
兵庫県

また、21日の発表資料から、兵庫県では、この時点の感染者52人中 、退院17人、自宅33人、入院は 2人となっています。

週明けから学校などが再開すればまた増えるかもしれませんが。

(5/24追記:アメリカでは、いったん収束したように見えて、その後爆発的に流行したという指摘がありました。アメリカの発生状況をいま調べてます。しかし、英語読めない・・・)


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