日本科学未来館が本田技研の協力を得てアウトリーチ活動として実施している「ASIMO理科授業」というのがあります。明石では昨年度から天文科学館が実施しています。
授業ですので学校の生徒が対象ですが、期間中何度か、公開授業として、一般の人も参観できる機会があります。たまたま星の友の会の例会が、その公開授業の日にあたっていたため、今回の例会は「ASIMO理科授業」の授業参観ということになりました。
ASIMOは、思ったより大きく感じました。身長1.3メートル、体重54キログラム。人と共に生活する前提でこのサイズにしたとのこと。考えてみれば、もっと大きい方が作りやすいはずです。ビデオでASIMOに至るまでの二足歩行ロボットの研究の歴史が紹介されましたが、実際、昔のロボットはもっと大きいようです。
機械に二足歩行をさせるには、人がどのようにして歩いているのか、たとえば片足を上げたときは上半身を反対に傾けて重心を移動させ、バランスを取っているとか、そういうことを細かく調べ、実装しなければなりません。逆にいえば、二足歩行ロボットは人の体の動きを理解する良い教材になるわけです。二球式プラネタリウムの惑星投影機が地球から見た惑星の動きを理解する良い教材になるようなもの*1。
ASIMOは、実際に見るまでは、子供のイメージがありましたが、実際には、お年寄りの動きに近いものがありました。同じ感想が参加者からもちらほら。走る時は膝を曲げ、腰を落とします。ユーモラスな走り方です。絶えず改良が続けられていますが、話では、まだ、倒れると自力では起き上がれないそうです。
*1 例えにするには却って難解かも(汗)
WBSの忘年会に出るのはかなり久しぶりかもしれない。西明石駅の駅前で。
WBSは飲む人が少ない会ですが、今回は飲む人率が高くなりました。なので飲み放題に変更。
それはともかく、明るいところで久しぶりに顔を合わせ、いろいろと盛り上がりました。