編集後記


2008年10月25日(土) [長年日記]

ほしともキッズ

午後から明石市立天文科学館へ。今日は、ほしともキッズ*1勉強会の本番です。

今回のテーマタイトルは「あっ! ながれぼし! 〜流れ星のひみつ〜」

私は、炎色反応実験を担当するスタッフというかサポーターというかに加わっていました。

一週間前の事前実験とは、この炎色反応の実験だったのです。

まず室内で、今回のメイン担当であるOさんが進行していきます。「流れ星を見たことがあるか」という質問に、ほぼ全員が手を挙げました。

そして、ビデオと写真をみて、気がついたことをメモします。いろいろ出てきた最後に、流星に色がある、という話になって、炎色反応実験という流れへ。

実験は室内ではできないので、外へ。用意された試料を次々に燃やして色を観察してもらいます。色を見分けるのは意外に難しいのですが、最終的には、おおよそ正しく見分けられたようです。

流れ星の発色と炎色反応とでは反応の仕方が違うと思いますが、ともかく、色(正確にはスペクトルでしょうが)を観察すれば物質を特定できるということのヒントになればそれでいいでしょう。

終わりに、再び部屋の中でまとめ。最後に、流星を観察する時の注意(冬はできるだけ厚着をするとか、まず何より安全なところで見る、とか)をして、解散となりました。

本当なら実際に流星を観察に行けばいいんでしょうけれども、それは来月の野外天体観測会で、ということで。

*1 明石市立天文科学館星の友の会のジュニア部門・・・もう説明の必要はないか。

天体観望会

夜は、天体観望会です。

実は今夜は西明石天文同好会の月例観望会でもあったので迷ったのですが、勉強会を終えて一度自宅に戻って準備して出直す事と、明日の予定(明日はまたまた倉敷へ)を考えて、天文科学館の方に行くことにしました。人に見せることが主になりつつある、いやなってしまっている今日この頃・・・

天王星・海王星というテーマでしたが、あいにくの曇り空。結局回復せず。

事前説明のプラネタリウムで、「海王星を最初に望遠鏡で見たのは誰か」というクイズが出されました。ドイツの天文学者ガレが海王星の発見者*1ということは知られていますが、実はガリレオ・ガリレイの観測の記録にも海王星が記録されている、という話。実はそれなりに知られている話です。しかも移動まで確認しているとのこと。これはちょっと驚きました。「星界の報告」を読み返さなきゃ。でもどこへいってしまったかな。

2か月連続曇天でした。来月こそは・・・

*1 アダムスとル・ベリエが木星、新惑星の位置を予言、1846年、ガレが、予言された場所に惑星を発見。


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